自分や子供の名前が悪かった時の考え方と対処法

 現在、仕事の都合により問い合わせや命名・改名依頼を承っていないため、自動鑑定で自身や子供の姓名が悪かった時、不安になってどうしたらよいかと迷ってしまう方がいるかと思い、今回このようなコラムを書くことにしました。特に姓名判断に関する知識を全く持ち合わせずに唐突に悪い結果を知った方は大きなショックを受けるかもしれません。そのような方はまずは以下の記事をお読みいただき、冷静に考え、対応していくことをおすすめ致します。

姓名判断は本当に当たるのか?という疑念を明らかにする

 まず、姓名判断をよく知らない方がはじめにもつ疑問が、この『姓名判断は本当に当たるのか?』というものだと思います。私もそうでした。ですからまずはこの自分なりの疑念を晴らさなければならないと思うのです。なぜなら、もしこの疑念が晴れないまま改名を行っても、始終『改名したけど本当に効果なんてあるの?』という信念のない状態となりますから、改名を行っても中途挫折、もしくは信念欠如の状態となり、改名の効果は充分に発揮されません。当然私は『姓名は生命だ!』という強い確信のようなものを持っていますから、名前の悪い人たちには改名を勧めますが、しかし当人がそれを信じ切れない場合には、改名の効果が薄くなるためやはり自分が『姓名は生命なのだ』という信念をもつことがまずは重要だと思うのです。

 ただ、そうは言ってもどうやって?ということだと思いますが、これは簡単です。私の場合はまずは自分の姓名を占い、その運勢の強弱や性格が自分のものと合致するか否かを冷静に検討しました。これはプロの対面鑑定ではなく本やウェブサイトの自動鑑定でしたが、いわゆる旧字体の判断が自分の運勢や性格とかなり近かったので、これは当たるかもしれないと感じ真剣に姓名判断の勉強を始めたのでした。ところが、中には姓名判断の結果はとても悪いが、自分は順風満帆で何の不満もない人生を生きてきたと感じる人がいるかもしれません。反対に姓名はとても良いが、人生はとても悲惨だった!と感じる人もいるかもしれません。そのような人は、『姓名判断なんてやっぱりこんなものだ、当たらないんだ』と考えて当然でしょう。(※ただし、運勢には先天運や育った環境・心の持ち方等も大きく関係してきますので、やや性急な判断だとは言えます。)

 実際に、命名サービスをやっていた頃、虎の舞の姓名判断ではかなり良いが、これまでの人生は悲惨だったという方が幾人かいました。そこで先天運を見てみると、一様に命式に強い偏りがあり、なおかつ悪い時期は強い忌神運に入り、加えて忌神が姓名に多く入っているということが分かり、先天運と姓名との関わり合いの強さを再認識したものです。

 さて、もし自分の運勢や性格がある程度当たっていると感じたら、次は自分の身の回りの人の姓名を幾つか吟味してみましょう。自分ではないのでかなり客観的かつ冷静に判断できると思います。よく性格を知っている知人や親戚など、5、6人も占えば充分です。見所は、その者の性格や人間関係・対人態度・社会的な地位・金運・健康運・幸福度といったものですが、最も重要視するのが幸福度、言わばその人が人生に生き甲斐や幸福を感じているか否かという点です。もちろん、それは本人ではないので中々測りづらいものではありますが、外見にもよく現れるものです。例えば笑顔が多い・ポジティブ・建設的で努力家・協調性があり愉快という人柄は、自身が幸福を感じて生きている証拠と言えるでしょう。

 対して、社会的地位や財産だけで判断してしまうと往々にして判断を誤ることがあります。もちろん名前が良い人は社会的な地位も得やすいということは言えますが、社会的地位が高くても不幸な人は沢山います。反対に社会的な地位が低くとも、日々の生活に満足して幸福な人生を送っている人は沢山いると思いますので、まずは上記に挙げた『その人が幸福かどうか』という視点を中心に考えると良いかと思います。

 例えば私の場合であれば、父親と母親に加え、父親の兄弟4人の姓名を見ます。母親には強烈な寡婦運があり、離婚はしていませんが家庭では権勢的でいわゆる強い女でした。夫である父親を剋し、対立や不満が出ることもよくあり。対して父親は元々自我がかなり強い性格で、自分の意見を主張しなければ気が済まない短気な性格(今はかなり丸くなりました)でしたが、姓名には金が沢山あります。これに加え、人格が地格と強く相剋しており、子供や年下との人間関係が悪くなる暗示がありますが、子供には無関心で何というか冷たい印象でした。また、職場で一時年下の人間からかなり強い恨みを抱かれて危険を感じたそうですが、人格・陽木<->地格・陽金と沖を起こしていたのです。さらに、健康に関しては若い頃に坐骨神経痛をやっており、今も引きずっています。ちなみに木は神経を象徴しますので、これが金に強く剋される場合は神経を痛めやすいのです。(※主に身体面・精神面どちらに影響が来るかは判断が難しいですが、概して心と肉体は通じていますので両方に影響があります。)

 そして父親の兄弟では、最も良いのが父親の弟の3男でした。四大運に凶数がありますが、三才が良く相生しています。この方は兄弟の中では最も社会的に出世しており、人柄も良く男前で頼もしい感じのする人です。もちろん結婚し、子供も二人います。さらに中でも最も悪いのが長女でした。この方は『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』という番組のダーツの旅という企画で年間最優秀賞に輝いたこともある、かなりアクが強く親分肌で面白い女性なのですが、高齢者となった今も独身であることに加え、何年か前に脳関係の病気で卒倒し、運良く一命を取り留めましたが後遺症が残りました。また、非常に自我の強い性格で周囲から疎まれることもしばしばだそうですが、姓名には非難運である27があらわれていることに加え、三才に剋があり健康運が弱いのです。

 このように、まずは自分と周囲の人間の姓名を冷静に観察することで、『姓名判断は当たるのか?』という疑念が晴れないまでも姓名判断に対する理解が深まりますので、まず当たるか当たらないかを人に訪ねる前にご自身でやってみると良いでしょう。また、姓名判断では字画の数え方が流派や考え方により随分と異なりますから、字画をそのまま数える画数計算でやって比較することもおすすめします。そうして姓名判断の的中率や判断にある程度納得がいった時に、初めて改名を検討すると良いでしょう。

自分の子供の姓名が悪かった時

 子供が生まれて命名を行った後、虎の舞の姓名判断をやってみたら名前が悪く不安になったという方もいるでしょう。このような場合も、焦る必要はありません。というのも、姓名の影響が強くなってくるのは概して20歳前後であり、それ以前はかなり微弱の影響力だからです。大体自分の姓名を強く認識する小学生辺りから徐々に強くなり、20歳頃には人格の影響が顕著になります。ですからもし幼少の子供がひどく病弱であったとしても、それは姓名の影響よりも先天運や家庭環境などの影響が大ですから、まずは冷静に見守るということが賢明だと思います。

 私の場合も、今高校生の娘がいるのですが、命名当時は姓名判断など全然気にしていませんでした。その後姓名判断を勉強すると、三才は相生であるものの四大運はすべて凶数でなおかつ寡婦運ありということが分かり、これはいけないと思い通名を付すことを考えました。しかしその際も、娘の意向を無視して改名を無理矢理行ったのではなく、まずは姓名の影響力について真剣に説明した上で、通名を付すかどうかを娘に尋ね、それを娘が了承するという形で行いました。それは、たとえ姓名が自身の運勢に影響力をもつものだとしても、『自分の本名の方がいい、好きだ』と娘が感じているのであれば、通名を付しても効果は薄いですし、何よりも本人が嫌でしょう。こうして、先天運も考慮した最良の名前を娘に与え、現在高校では学校側に了承を得て通名を用いているのですが、1年以上経過した現在では通名が自分の本名のように感じるようになったと笑っていました。

 このように、子供が大きくなって自分の姓名を認識できるようになってからでも改名は遅くありませんので、冷静に対処して下さい。ただし、もし姓名判断に深い理解があり、なおかつ子供の姓名が四大運並びに三才共々非常に悪く不安だという場合は、すぐにでもより良い新名を考え、それを本名として初めて子供に教えるというのも一つの手です。どちらにせよ、姓名がより良いことに超したことはありませんから、子供さえ不愉快な気持ちにならないのであれば、大いに改名をおすすめ致します。

 では、どのような名前に改名を行えば良いのかということですが、本来であれば先天運を加味することが最良と思われます。しかし、四柱推命で先天運を読むことが難しいという人が大半だと思いますし、姓名判断だけでも良名は作れますから、虎の舞の鑑定画面で四大運吉数、三才大吉となればかなりの良名だと考えて良いのです。虎の舞では字画計算は基本的に正字を基本としておりますが、どちらが正しいか確信がもてないという場合には、極力どちらでも同じ画数になる字を選ぶと良いでしょう。最も重要なのは三才です。三才だけで運勢の善し悪しは決まらないという方もいますが、私の経験上三才が整っていなければ、人生惨憺たる結果になるとまでは言わないまでも、健康運をはじめあらゆる運勢が一段落ちますから、まずは三才をしっかりと整えてあげることが安心・賢明です。三才は姓名(生命)の土台であり柱なのです。

私、青山昂史の場合

 以前、私は【青山昂馳】を名乗っておりました。現在は【青山昂史】としており、既に気付いている方もいるとは思いますが、この経緯と先天運参照についてユーザーの方々の理解を深めるために少しお話ししようと思います。名前の字を変えた理由は、先天運をより慎重に吟味した結果、木ばかりである【青山昂馳】よりも、木と火をもった【青山昂史】の方が今後の運勢のために良いと判断したからであります。参考になるか分かりませんが、その過程について四柱推命を用いて簡単にご説明致します。以下は私の命式です。

時柱日柱月柱年柱

 まずは日主の強弱と用神を取得します。日主は庚です。互いの相生・相剋関係を見ますと、時支の午と日支の子は沖で去ります。この二つの地支はほとんど無作用化しますが、全体として水が非常に強いので子水の影響力がやや勝ちます。この結果、金を剋す火は皆無となり、あるのは土・金・水とわずかな木だけという、非常に寒い命式であることが分かります。土の強さですが、天干の己はそのエネルギーを金や水にほとんど奪い取られていますが、『亥』中に戊がわずかながらあり、11月の中旬でこの戊土がそれなりに強い時期ですので己には根があると見ることが出来ます。この土が三つもある金を生じるため、水があるといえども金の力が勝りやや身強。格は食神が透干しているため食神格ですが、流派によっては偏財格と言うかもしれません。いずれにしても用神を明らかにすることが最重要です。

 扶抑用神は甲です。これは『亥』中にあるものですが、水の助けを得ていますので用神として取ることが相応しいのです。水も喜神ですが、強すぎる水は生じるどころか木を流し去ってしまい命式のバランスを崩すため、用神とはなりません。対して火がこの命式にあらわれても、強い水に打ち消されて役に立たないため、まずは火を生じる木が欲しいというところで用神となります。用神は言わば『その命式のバランスを保つために絶対必要な干』(※外格は違う原理が適用されるように見えるが、基本的にバランスを重視するという点では同じ)ですが、これが私の場合は甲ということです。ということで、私の姓名・人格には甲を用いています。最忌神は用神を剋す金ですが、水が強いため金->水->木と気が流れます。このため水を剋す土と金は、同程度の忌神と見ることができます。

 扶抑用神と共に重要な視点が、寒暖燥湿を司る調候用神です。私の場合は火が無いに等しいため、火が調候用神となります。調候用神は第一に健康面に大きな作用をもたらすと言われますので、いくら扶抑用神である木が沢山あっても、それを燃やす火が来て命式内を暖かくしなければ、本当の意味での安定的な運勢とはなりがたいのです。(※特に女性の場合、冷えやすく冬に弱いという方は、水が忌神か水が沢山ありすぎる場合が多いですから、健康の面からよく火を用いると良いでしょう。)ただ、青山昂史への改名を決めた理由はそれだけではありませんでした。以下は今後の大運です。

第5運第6運第7運第8運

 以上の様に気が流れていきますが、第7運で壬辰という運勢が来、火の力がひどく弱まってしまいます。火の力が弱くなる時、私のような命式の場合あらわれやすい特徴としては、不健康な生活・精神的な安定を欠きやすい・忙しく働きすぎ・アルコール依存・財運の低下・集中力の低下・考え方が適当になりやすい、などです。もちろん、このようなことが分かっていればかなり対処はできるのですが、やはり姓名に強い火を入れることで未来の運勢に備えようという考えから、【青山昂史】にすることを決めたのです。

 ですから皆さんも四柱推命における命式や大運がある程度読める場合には、このように命式だけでなく大運も考慮に入れることで、悪運が訪れても動じない強い姓名を作ることが出来るわけです。もちろん姓名だけではなく、心の持ち方や努力といったものも非常に重要ではありますが、より良い姓名をもつことで心の持ち方や精神面も変わってくるという側面がありますから、もし姓名が悪い・体も弱い・運勢も悪い等と感じている方がいれば、改名を考えることも一案です。

 最後に調候用神の重要性についてもう一度書いておきます。四柱推命の要点は日主の力量を中心に考えた扶抑用神だとされていますが、命式内の寒暖燥湿から見た調候用神も健康運や精神の安定という観点からとても重要です。この調候用神は、扶抑用神のように導き出すのが難しくなく、誰でも容易に導き出せるものですので、これを出して自分の姓名と見比べてみると良いでしょう。例えば私のように、水ばかりで火が全然無いか弱いという方は、即座に火は必要な干ですので、改名を行う場合は是非取り入れてください。入れることが難しい場合は木でも良いでしょう。反対に命式は火ばかりで水が足りないという方は水が必要ですが、水は凶数ばかりで使えないではないか!と憤る人もいるかもしれません。その場合は金を入れると良いでしょう。もちろん姓名全体のバランスを見た上で入れてください。また、中には寒暖燥湿のバランスがうまく取れていて、調候用神特に必要ないという方もいます。このような人は先天的に健康運が強い方ですが、偏った大運で運勢が一気に崩れる場合もありますから、大運を読むことが重要です。

 
調候用神が特に必要ない例。経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんの八字
時柱日柱月柱年柱

松下幸之助さんは私と同じ月支・亥の生まれですが、年柱は【甲午】で火の力量充分です。また水は辰・酉が支合するものの日干が癸で月支が亥ですから水の力量もそこそこあり、調候用神のバランスがとても良いです。また扶抑のバランスも強すぎず弱すぎずのバランスを保っています。このような命式は、偏った大運が来ても大きくバランスが崩れることがないため運勢の強い命と言えます。

 以下は調候用神を必要とする偏った命式の例です。

命式内の傾向調候用神
木が多すぎる一概には言えない。命式全体の傾向で判断
火が多すぎる
燥土が多すぎる(未・戌・戊など)
金が多すぎる一概には言えない。命式全体の傾向で判断
湿土が多すぎる(辰・丑・己など)
水が多すぎる

 以上、この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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