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「妊婦はいらない」"マタハラ"院長のもつ悪運

 「妊娠を理由に女性職員を解雇し、国の是正勧告に従わなかったとして、厚生労働省は4日、茨城県牛久市のクリニックの実名を公表した」。当の人物は牛久市のクリニック「牛久皮膚科医院」の安良岡勇院長。問題は正職員である20代の看護助手が妊娠を報告したところ、院長は約2週間後に突然「明日から来なくていい。妊婦はいらない」と退職を迫り、看護助手の女性が「まだ働きたい」と訴えるも認めず、この女性が茨城労働局に相談にいったことから発覚しました。今回は、いわゆるマタハラ(マタニティーハラスメント)で話題になっているこの安良岡院長の悪運を、姓名判断の視点から探ってみようと思います。  安良岡勇 (やすらおか いさむ) 。まず全体をぱっと見て分かるのが、総合的に非常にバランスの悪い名前であるということです。名前のバランスが悪いということは、精神や体のバランスも不安定だということですので、この院長の全体の印象も自ずと想像ができます。もちろん顔つきや体型、健康状態や姿勢など全てが分かるわけではありませんが、不健康そうな顔や体つきがなんとなく浮かんでくるような気がします。また、おそらく淀んだような虚ろな目をしているでしょう。  主運に鋭い気性と果敢な行動力を示す17の吉数があるのみで、あとは全て運勢の不安定を暗示する凶数となっています。まず注目すべきは外格の14という数字です。外格はその者の環境運をあらわし、14という数字は分離や孤独をあらわす数ですから、この院長が職場の環境や職員に対して少なからず不満をもっていると同時に、自身は孤独を感じているということが分かります。また外格は主に家庭や職場での環境運を象徴していますから、安良岡院長が周囲の職員とうまく馴染めていない様子も見て取れます。14は鬱屈とした数ですから、内部に怒気を含み、マグマのように時々噴火することになります。  今回の一件も、マタハラ言動に至ったその背景を知ることはできませんが、安良岡院長が長い間溜め込んだ不満のマグマが、半ば八つ当たり的な怒りとなって吹きだしたのだと推測することができます。  もどって前運の9数は、安良岡院長がとても知謀に長けた切れ者であることを象徴しています。また9数は極めて活動的なことに加えて旺盛な知識欲をもつため、医師としてはとても仕事のできる人だと推測できます。ゆえに三才の気が通じていればとても大きな成功をもたらす可能性を秘めますが、三才は不遇を示す木・金・水の凶。成功運をあらわす木・金の関係は心身・精神ともに過労の暗示があり、これが「おそらく淀んだような虚ろな目をしている」の根拠です。また基礎運をあらわす金・水の関係は極度の不幸に落ちる恐れありの凶暗示であり、この一件がまさにそれを現したと言えるかもしれません。  そして総運ですが、30は吉凶半ばするといわれる数であり、姓名判断家によっては吉数と捉える人もいるでしょう。概して人生全体で運勢の浮き沈みが激しく、その者の考え方や行動によって極端に別れる運勢であるといえます。つまり明確な目標を持って自己をよく保ち常に努力を怠らなければ大成する可能性を秘めるも、自暴自棄に陥り自己を失い怒りにまかせた行動や言動をとれば、暗い不幸の底に沈むことは当然という運数です。  最後に、問題となったクリニックの名称である「牛久皮膚科医院」ですが、画数は極めて凶暗示の強い60数であり、このクリニックの将来が憂慮されるところです。(ただし、企業名や屋号などを鑑る場合、単純に画数が良いから成功する、画数が悪いから成功しないという風に判断することはできません。このことに関しては今度別のところで詳述します。)

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