姓名判断の虎の舞は、五格剖象方を基本とし、姓名の根幹である「天・人・地」三才を重視する姓名判断サイトです。

『夫はミイラ化した状態で発見された』女性とその夫の悪運を探る

  2015年末に放送されたバラエティ番組「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」の視聴者電話コーナーで、『主人が行方不明になって2か月経ちます...』という「不幸すぎる相談」に進展があったことが最近分かりました。番組で女性は先の言葉に続き、『原因がわかんない...』『(警察は)探してくれているとは思うんですけど、まったく目撃がなくて...』などと暗く悲愴な声を漏らし、これに対し司会の明石家さんまさんは『すいません、不幸すぎます...』などと半ば困惑し、視聴者からも「放送事故」「重すぎて笑えない」などの声があったようです。この一件が最近明らかになったのは、その女性がツイッター上で『夫がミイラ化した状態で発見された』ことを呟いたからです。さて、そのミイラ化した夫の実名が公表されていましたので、私は早速名前を調べてみました。するとやはり、そこには強い悪運が見て取れました。妻と夫、二人の名前からその悪運を探っていきます。

『配偶者を失う』暗示がある女性の姓名

 2016年4月11日、女性はツイッター上で次のように呟きました。『気にかけて下さった皆様、有難うございました。家から直線120メートル程の所で、山菜摘みに山に入った方が発見して下さいました。半年近く経ち、ミイラ化していましたが、戻ってきて良かった。』  そのツイッターアカウントのプロフィール欄には次のように書かれています。『写真は主人です。鬱病で1週間ほど会社を無断欠勤し、先週10月25日の昼御飯を食べた後居なくなりました。 千葉の勝浦なのですが、徒歩で携帯も財布も忘れて?有るので心配しています。 見掛けた方いましたらご一報お願い致します。』  そして、そのツイッターアカウントの名前は、この女性の本名と思われる飯佐美えりというものです。この名前が女性の本名かどうかは定かではありませんが、ここではこの名前を本名として鑑定することにします。まず、鑑定画面を見た瞬間に強烈に目に入ってくるのが総運にある破滅運・34数の文字ではないでしょうか。この数が総運にあれば、後半生において強烈な悪運を呼び起こすということは皆さんも承知していると思います。その主たる凶意は破壊・破滅・乱離というものであり、男女共に『配偶者を失う』という別れの暗示があります。しかもこの数の場合は普通の別れではなく、病難や災難による死別など悲しい別れをすることが多いのが特徴です。  さらに、飯佐美えりさんは人格・外格ともに12数・22数という薄弱的凶数をもっていますが、この数も家族縁が薄くなる暗示をもちます。これはともに同じ木の五行であり、外格は配偶者をあらわしますから、夫婦仲はそれなりに良いことも分かります。しかしそれらは凶数であり、これは「病弱」「病難」などの意味をももちますので、夫婦共に体が弱く健康を損ないやすいことも分かります。さらに木の凶数、つまり12や22、42などの数は神経が弱りやすくうつ病などを患う可能性を高めるため、これが飯佐美えりさんの外格にあるということは、夫がそれらの病気・症状に悩む可能性があるということです。  また、その三才は【水・木・土】という配置であり、これは「基礎強固にして境遇浮動なし」の暗示ですから、凶運ながら本人は無事であることが分かります。次に、ミイラ化して発見された夫の姓名を見ていきます。

突発的な病難・災難の兆ある『急変運』を有する夫の姓名

 飯佐美えりさんの夫は飯佐美嘉洋さん(40歳)というそうです。ツイッターのプロフィール欄に『鬱病で1週間ほど会社を無断欠勤し』とありましたが、そのような兆候が三才【水・火・火】に見て取れます。問題は天格の29数・水に対し人格・23数の火が真っ向からぶつかり合っていることで、これは互いの属性が陽であるため特に悪い配置です。具体的には、精神活動(身体活動)の中枢である心臓や脳の部位を司るのが「火」であり、これと「水」が対立するということは、当然のことながら精神に異変を来す可能性が高いということです。また神経症やうつ病以外にも、三才においてこの水と火の対立がある場合は突発的な心臓や脳の病気に注意を要します。また「水」の五行に難がある場合も「神経衰弱」の暗示があります。  さらに、人格の火は必ず天格・地格のどちらかに木を必要としますが、飯佐美嘉洋さんの姓名に木は一つもありません。助けとなっているのは同じ五行である地格の火ですが、火は元々の性質が耐久力不足のため重なっても弱いのです。それに加え嘉洋さん自身をあらわす人格の火は天格から剋され、さらに外格からも剋され無力となっています。もし地格あるいは外格に木があったとしたらこのような最悪の事態にはならなかったと思います。また、外格は配偶者をあらわしますが、そこには30数の水があり火を剋しています。これは妻があまり頼りにならないか、妻の助力が得られにくいことをあらわしています。そういえば、飯佐美えりさんの姓名には病弱傾向となる暗示があらわれており、それは力の無い薄弱な性質を物語っていました。  最後に、総運の53数についてです。これは『外見吉祥福祉あるが如くにして内実障害禍殃を孕む』というように、一見して何ともないように見えてもその内実はとても苦労が多く、破家亡身の暗示がある数です。また、この数は主運・副運共に吉数でなおかつ三才配置も良ければ大吉運となる暗示がありますが、飯佐美嘉洋さんの外格には30数の吉凶半数、また三才は大凶運の暗示ある「急変運」でした。このことからその姓名は晩年衰退運であることが分かります。  ところで、三才【水・火・火】には心臓や脳の突発的な病難以外に、「自殺」という暗示があります。すなわち飯佐美嘉洋さんにとってその急変運がどのようにしてあらわれたのかと言えば、それは今回の「死」そのものではないかと思うのです。このような不幸と姓名との密接な関係を知るたび、改めて「姓名は生命」だと痛感し、三才をないがしろにした安易な姓名判断がもたらす害毒は言うに及ばず、それは時に人を死に至らしめることがあるということを認識した上、少しでも不幸な境遇にある者を減らすため、今後も「正しい姓名判断」の追求と流布に努めていく所存です。飯佐美嘉洋さんのご冥福を心よりお祈り致します。

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