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北海道不明男児発見!姓名に見るその『たくましさ』

 先月、北海道七飯(ななえ)町の林道で「しつけ」として一人残され、行方が分からなくなっていた北斗市の小学2年生、田野岡大和君(7)が今月3日、鹿部町の陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で見つかりました。ネット上では当初、親が山菜採りに山へ入ったと嘘の発言をしたことや、思いの外捜索が難航したことなどから、「実は親が殺したのではないか」といった悲観的な推測も沢山飛び出しましたが、蓋を開けてみれば大和君は28日夜(大和君証言)から演習場でたくましく生き延びており、無事に発見・保護されることとなりました。さて、実はこの大和君、その行動も頷ける非常に「たくましい」姓名の持ち主だったのです。非常に悪い運をもった父親の姓名とともに鑑ていきましょう。

田野岡大和君は紛れもない強運の持ち主

 陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で田野岡大和君(7)を発見後、ネット上では「見つかってよかった」という声とともに、「たくましい」「強い子」「やんちゃそうだ」などの声も沢山聞かれました。それもそのはず、大和君の姓名は四大運にすべて吉数があるのと同時に、その三才は【火・木・木】の吉配置、言わば姓名完全の相を成していたのです。これは大和君が強運の持ち主であることを雄弁に物語っています。  それを裏付けるように、簡易宿泊施設の一つだけ開いていた鍵や、水が飲める環境があったことから、「この子は運が強い」といった声が上がりました。その運の強さは四大運にしてもそうですが、その三才によくあらわれています。三才【火・木・木】は「基礎盤石にして境遇安泰。助力者にも恵まれる暗示あり。」ですから、これはどのような境遇にあっても天が彼の味方をし、さらには周囲の人達が彼を助けることを意味しています。  また、発見後おにぎりを頬張る大和君に対し、「かわいい」といった声も多く見受けられましたが、このように姓名が良いと内なるエネルギーが強く心身壮健で血の巡りも良いため、肌の色艶や顔色が良く、目の色も輝きます。そのため、いかにも子供らしい元気の良い子が多く、周囲から可愛がられやすいということが言えます。それから遭難後の大和君の行動に対し、ある見識者は「我慢強く、知恵のある子だと思う」と評していましたが、大和君の外格にある24数は知謀運といって、とても知力に秀でた数です。さらに主運・前運にある11という数は、外見は穏和だが内に不屈の精神力を秘める、非常に忍耐力のある数でもあります。これらを勘案すると、やはり今回の事件の顛末は、大和君の姓名抜きには語れないといった感が致します。  ただし、もちろん姓名の影響力は7歳程度ではまだ小さいですから、今度の事件で大和君が死んでいた、あるいは殺されてしまっていた、という最悪の結末を迎えた可能性もあるわけです。また、子供というのは親への依存状態にありますから、その分親の運勢の影響を強く被ります。というのも、今回の一件は父親の姓名とも無関係ではありませんでした。次は、大和君を山へ置き去りにしたことで「虐待」などと言われ批判の矢面に立った、父親の姓名を見ていきましょう。

「しつけ」で非難殺到!大和君父親の姓名にあらわれた非難運

 大和君の父親は田野岡貴之さん(44歳)というそうです。誰が見ても悪いのは一目瞭然ですが、特に憂慮すべきは運勢の両輪と言われる主運・副運に大凶運である20数が並んでいることです。この20数の特徴としましては、性質は穏やかで人当たりもよく親切心をもつ人が多いのですが、いかんせん活動の力に乏しく薄弱で気力弱く、何をやっても障害・困苦にぶつかるといった悪運をもつため、根が暗くネガティブな考えに陥りやすい苦労性の人です。それでも三才が相生で吉配置ならば凶相を大きく緩和するのですが、貴之さんの三才【火・水・土】は人格から見て天格・地格ともに関係が悪いため、これは簡単に言ってしまえば「極めて苦労の多い人生を送る」人です。ですから明るくパワフルな大和君とは対照的で、貴之さんは暗く薄弱・気弱な面が多分にあります。  ここで大和君から見た貴之さんとの関係、そして貴之さんから見た大和君との二つの関係を姓名から見てみましょう。まずは大和君の人格と天格との関係に注目します。なぜなら、人格から見た天格は父親をあらわすからです。大和運の人格は11数の木、天格は24数の火です。これは大和君の人格が天格(父親)を生じている形ですから、大和君から見たお父さんの存在は概ね好意的で、とても良い関係が築ける可能性のある配置です。対して貴之さんから見た大和君との関係ですが、これは貴之さんの人格と地格の関係に注目します。なぜなら、人格から見て地格は子供との関係をあらわすからです。貴之さんの人格は20数の水で、地格は16数の土です。これは人格が地格に剋される形ですから、端的に言えば貴之さんは大和君に剋される、つまり苦労させられるといった判断が出来ます。  皆さんも御存知の通り、貴之さんが大和君を山へ置き去りにした背景には、『一家4人で鹿部町の公園で川遊びをしていた際、人や車に石を投げつけたため、両親がしつけとして車から降ろして置き去りにした』という理由があったようです。また、その際大和君が言うことを聞かなかったということも言われています。このことと貴之さんの人格・地格関係である【水・土】を見る時、これは子供に剋されている形ですから、子供が自分の言うことをなかなか聞いてくれないことをあらわしています。そしてそれ(子供)によって貴之さんは疲労させられる暗示がありますから、おそらく溜まりかねて爆発し、少々極端な行動に出たのだと推測することができます。    また、このように人格・地格部分に剋の悪い関係(人格:木->地格:土の関係を除く)があると、子供があまり可愛く感じられなくなります。ですから、自然と子供との関係が悪くなる傾向にあるのです。このことから推測すると、貴之さんは普段からやんちゃな大和君に手を焼いており、しかも少なからず憎らしい感情を抱いていたはずであり、これも『車から降ろして置き去りにした』行為に繋がった可能性があります。さらには貴之さんの三才【火・水・土】は極めて強い急変運です。急変運とは、その名の通り突如災いに巻き込まれる悪い暗示をもつ運のことですが、今回の事件がまさに急変でした。おそらく、この事件で色んな意味で最も心を痛めたのは父親の貴之さんではないでしょうか。  そして、極めつけは貴之さんの総運にあらわれた40という凶数です。この数は知力・胆力は人並み以上だが考え方が不遜・傲慢になりやすく、言動や行動が極端になりやすい性質をもちます。そのため、些か度を過ぎた行動が周囲から批判や非難を招くという「非難運」でありますが、今回貴之さんが起こした一件はまさにこれと一致します。さらにこの数には孤独という意味がありますから、貴之さんが今後も周囲から非難を浴び続け、その後孤独になっていくという暗示があります。また、総運には晩年運や後年運といった意味だけでなく、「あらゆる物事の結果」という運勢の総合的な意味合いがあります。ですから総運に凶数がある人は、物事が結果的に悪い方向へいってしまうことが往々にしてあるのです。

良名の子供はエネルギーが強く、「しつけ」が大変になりやすい

 最後に。子供が最大の吉名をもつということは、違う言い方をすればその子は非常に強いエネルギーをもつということです。エネルギーが人並み以上に強いため、当然自我も強くわがままになりやすい傾向があり、親はそれをうまく抑え「しつけ」る必要があります。ところが、今回の貴之さんのように姓名のバランスが極端に悪いと、エネルギーがとても弱くなるため、パワーの強い子供に振りまわされやすくなり、好ましい「しつけ」が行われなくなる可能性が出てきます。ですからやはり、家族全員の幸福を考えるのであれば、子供の名前を良くするだけではなく、両親の名前もできる限り良くするといった考えが大切だと思います。やはり良い名前をもつお父さん・お母さんは概してパワフルです。(※パワー・エネルギーは先天運も強く関わっています。)  以上、何はともあれ、大和君が無事に見つかって心からよかったと思います。

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