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2度の交通事故で謹慎!堤下敦さんの運勢を読む

 皆さんこんにちは。今回は今年6月の不祥事に続き、10月にもごみ収集車に追突する事故を起こし、所属事務所から謹慎処分となったお笑い芸人、堤下敦さんの運勢を読んでみたいと思います。今回は堤下さんの生まれた日・時間が分かるため、姓名判断のみならず四柱推命も同時に見ながら、彼の運勢が今現在どのような状態にあるかということを解説していきたいと思います。このようにすることで、名前だけでは決して分からなかった部分が明らかになり、皆様の運命解読への理解を大いに助けるものと考えています。それでは見ていきましょう。  ご存じの方も多いとは思いますが、堤下敦さんはインパルスというお笑いコンビのツッコミであり、相方は板倉俊之さんであります。双方の名前をまずは比べてみましょう。ぱっと見ですが、どうも堤下さんの方が運勢が強いようです。しかしながら、今回の堤下さんの不祥事で語られるのは、お笑いだけでなく作家としてもその地位を確立しつつある板倉さんに比べ、二度の不祥事で芸能界から消えるのでは?と噂される板倉さんと堤下さんとの差です。  つまり、姓名だけで現在の運勢を見れば、『どうして状況が悪い堤下さんの方が運勢が良いの?』というわけです。これは先天運が分かればすぐに明らかとなる問題なのですが、すなわち堤下さんは現在悪い運の下に、逆に板倉さんは現在良い運の下にいる、ということです。これは後に、堤下さんの先天運をうかがうことで明瞭となります。今回は堤下さんがメインですので、板倉さんの詳細に関しては触れませんが、皆様の運勢解読を助ける材料として、彼の先天運や姓名の特徴として見られる【水】について前置きも兼ね、少し語っておこうと思います。

頭の切れる人が必ずもつ【水】

 お笑いコンビインパルスは、板倉俊之さんがすべてのコントを制作・演出することで知られていますが、それは非常に鋭い視点をもつ上に良く練られており、そのため彼を『天才芸人』と呼ぶ人も多いようです。また、2009年にはハードボイルド小説『トリガー』、2012年には『蟻地獄』を出版して高評価を得るなど、作家としての才能も見せ始めています。ところで、このような非常に頭の切れる人や、いわゆる天才・奇才などと言われる人には、必ず【水】が関係しています。これは水が【知恵】を司る五行だからです。  そして特に頭が切れると言われるのは、壬に代表される陽水であり、数では9・19・29などで、姓名判断において最も頭が切れると言われるのは19ですが、彼は人格・主運に19を有しています。加えて天格には18数・陰金があり、この金が水を生じていますから、非常に頭の切れる人だということがすぐに分かるわけです。しかし、人の性質を象徴するのは何も姓名だけではありません。先天運にも水があり、なおかつ水が強ければ、その人はかなり頭の切れる人だと考えて良いでしょう。以下は板倉さんの先天運です。
1978年1月30日8時44分生まれの八字(出生時間の分かる有名人まとめWikiより
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 ご覧のように、日主に壬があることが分かります。加えて月支には水の土である丑、日支にも水を含む辰、月干には沖去ながらも癸をもっていますから、水がそれなりに力を得ているということがすぐに分かります。姓名と総合すると、やはり水が旺盛ですので、職業としては頭を使う仕事で成功する、成功しやすいということも明白です。用神が金ですので、金が強くなる時期に発展します。  このように水は、強ければ強いほどその人が智に長けた人だということが言えるのですが、しかし水が喜神か忌神か、そして水がどのような状態にあるのか?という視点は非常に重要です。  例えばいくら水が強くても、そのバランスが大きく崩れていれば、水を良く活かすことはできません。これには例えば水があって喜神だが、水を剋す土が強い時や、逆に水が強すぎて土が喜神だが、大運では強い水が来ている時などです。このような時期は、その人がいくら聡明であっても、その才能が世の中に認められにくい時期であります。また水は確かに知恵ですが、あまり強くなりすぎると才知に溺れるようなことにもなりますので、やはりバランスが最も重要と言えるのです。  以下は、才人達の先天運です。参考程度にご覧下さい。
イチローこと鈴木一朗選手の八字。水が最強となる命式であり、知謀に秀でる。ただし、水が忌神となるため、土が来る時が開運の時。また、イチロー選手は総格にも陽水あり。
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
天才芸人と言われる明石家さんまさんの命式。午・未が合し、金が絶えず水を生じるため、水最強となる。この上、さんまさんは姓名にも陽水を二格にもつため、極めて水が強いと言える。火が用神。
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
天才作家と言われた三島由紀夫さんの八字。(武田考玄著【四柱推命入門】より)亥・子・丑が北方を成しており水最強。三島さんは姓名に水が一点もないが、水が強すぎ土が喜神となるため姓名は大吉。
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 このように、智に長ける人には必ず【水】が関係しています。ですから逆に言えば、あの人は非常に頭が切れると言われていても、先天運や姓名に水が一点もなければ、それは見誤りとも言えるでしょう。※火も知を象徴しますが、こちらの知はどちらかと言うと知識の知ですから、その趣は、直感的な智の働きをもつ水とは随分と異なります。私個人としましては、水と火を併せもつのが、運勢・知の働きなどあらゆる観点から最も良いと考えます。  ちなみに水を最もよく生じるのは、庚金です。ですから命式や名前に庚金があって、なおかつこの金が壬水を生じている人は、自ずと頭の働きが非常に良く、切れ味も鋭いでしょう。例:松本人志(人格の陽金が地格の陽水を生じる。ただし運勢的には特に晩年凶。)

堤下敦さんの先天運

 少し話が逸れましたが、ここから堤下さんの先天運を見ていこうと思います。彼の生年月日時についてですが、次のサイトを参考にしました。出生時間の分かる有名人まとめWikiより
堤下さんが生まれた1977年9月9日午前1時46分の八字
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 このようになっています。まずは日主を見てください。陰土である己です。そして地支を見ます。巳が二つありますが、これは夏の地支で火をもっています。しかし同時に、巳は蔵干に庚金をもっており、巳が酉と丑と合う時は三合を形成するため、金が非常に強くなります。そして地支には酉・巳・丑が揃っていますので、金局を形成していることが分かります。次いで天干ですが、土を助ける丁火があるものの、木が弱いことに加え、地支はほぼ金一辺倒ですので非常に弱いと言えます。結果として、金が命中の病となっていますので、これが忌神と言えるでしょう。  しかし、もしかしたら生年月日情報が間違っている可能性もありますので、実際の事象と照らし合わせて検証してみましょう。  そこでまずは大運を俯瞰してみます。20歳~30歳は【丙午】、30歳~40歳は【乙巳】、40歳~は【甲辰】となっています。インパルスが結成されたのは1998年12月であり、『2003年に『エンタの神様』に出演して頭角を現す』、『2005年にレギュラー番組『はねるのトびら』がゴールデン進出に成功して大人気を博したこともあって本格的にブレイク』とあることから、彼が最も輝いていた時期に当たる大運は【丙午】であることが分かります。そして【丙午】というのは天干・地支ともに最も火の勢いが強い干支ですから、彼の喜神が火であるという推測が成り立ちます。※ただし、沖・合の作用によって稀に、火が来ていても水が強くなるといったケースがありますので、やはり推測の域を出ません。  そこでさらに洞察を深めるために、彼が事故にあった瞬間の八字をうかがってみましょう。なぜなら、事故など不幸にあった瞬間(或いはその事件が起こるきっかけとなった時間)の気のエネルギーには、その者の忌神が確実にあらわれているからです。したがってその八字から、彼の喜神・忌神を推測できるということです。
2017年6月14日午前2時30分前ごろ、東京・狛江市東和泉の路上で、堤下さんが運転する車が反対車線側にはみ出し道路の中央部分で停車しているのを、近くを通りかかったタクシー運転手が見つけ通報した時の八字。
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 まず、地支を見てください。強い火をもつ午がありますが、丑・申・酉といった金をもつ地支が揃っているため、火はほぼ無力です。加えて、天干の壬は丙を打ち消し、時干には水を生じる辛もあります。年干に丁がありますが、この火は弱く、しかも火を生じてくれる木が全くないため火の勢いを強めることはできません。火のエネルギーはすべて吸収されます。ですから全体的に見て火はとても弱い時間であることが分かります。この時、最強は金です。
2017年10月27日午前10時35分ごろ、堤下さんがゴミ収集車に追突した時の八字(神奈川県)
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 次は二度目の事故です。時柱に【丙午】が来ていますが、午は亥の隣にあって力弱い。火の力まずまずありますが、やはり木がないため火は土・金にエネルギーをもっていかれます。恐らくその前の時刻が【乙巳】であり、巳と亥が沖となりますので、この時間帯に事故となる原因事象があらわれはじめた可能性が高いと言えます。

堤下さんの運勢に陰を落とす【金】

 以上のことから、堤下さんはやはり、金が忌神であると言えるでしょう。それでは最も重要な用神を導き出します。金が忌神で強すぎるわけですから、この金を弱めなければいけません。金を弱めることができるのは火・木・水の三つですが、この場合は日主が弱いということですから、日主をさらに弱めてしまう木と水は選択肢に入りません。よって用神は金を強く剋すことができ、なおかつ日主をよく生じる【丙】であります。ちなみに彼の大運において最も運勢の強くなった【丙午】は、天干・地支ともに丙を有する大吉運です。以下、喜神・忌神を挙げていきます。 ・木 - 喜神(用神の火を生じるため、特に甲は必要) ・火 - 用神 ・土 - 閑神(日主の土を生じるが、同時に金を生じてしまうため周りの状況に支配される。未・戌は喜神に近く、丑・辰は忌神に近い) ・金 - 最忌神 ・水 - 忌神(用神の火を剋すため)  ここで現在の流年運を見てみましょう。今年は【丁酉】の年であり、強い金である酉が命式内の他の巳と半合を形成して金をさらに強めました。つまりこの強く成りすぎた金が、現在の堤下さんの状況を悪化させていると言えるでしょう。このため、今年が去れば運勢はまた回復します。来年は【戊戌】であり、堤下さんにとってはそれほど悪い運勢ではありませんので、来年の春から夏頃にかけて仕事に復帰するチャンスがあるでしょう。    それでは、身弱で金の食傷が大過する時期は、どのような悪い事態が起こりやすいのか。食傷はその者の才能を象徴しますので、これが大過する時はむしろ才能発揮できず、いわば仕事に困る状態となります。また食傷が財を生じ、堤下さんはこの財も忌神となることから、やはり仕事や財に恵まれにくい時期となるでしょう。堤下さんの今後はどうでしょうか?彼は姓名・総格に27という不吉な数をもっています。これが総運にあるということは、それまでが良ければ後半生は運勢が下り坂となることを示しています。  次の大運は【甲辰】であり、甲が火を生じ、加えて辰が三合を解きます。このため喜神としての働きが大きく、それゆえ仕事が無くなるということは考えにくいでしょう。ただし、流年運などで金が強くなる時期、例えば2020年・2021年頃は非常に注意が必要です。そして50歳からは【癸卯】に入ります。卯は酉と沖を起こして金を弱めるため吉作用ありますが、癸は丁と沖しますので凶。やや微妙な運勢です。そして60歳からは【壬寅】ですが、これも天干は丁と合、地支は金局を崩すことができないため忌神の色を濃くします。さらに70歳からは【辛丑】という、最も強い忌神の大運がやってきますので、姓名暗示は彼の行く末を暗示していると言えるでしょう。  また、食傷が大過する時は病気などにも注意を要しますが、その五行は金です。金が象徴するのは肺や皮膚、呼吸器や鼻といった部位ですので、これらに異常があらわれてくることがあります。報道では堤下さんがじんましんに悩まされているということが分かっていますが、これも金が強くなればなるほど悪化してきます。改善策は、火のエネルギーを取り入れるということに尽きますが、食べ物やサプリだけでなく、名前を変えることでもそれは可能です。次に、堤下さんの姓名と先天運との関係を見てみましょう。

堤下さんの姓名と先天運との関係

 改名を行う場合は、吉数や三才を整えることも重要なのですが、先天運との関係をバランスの良いものにすることによって、さらに良い運勢を得ることができます。これは非常に簡単なことで、自分の喜神となる五行を姓名に入れる、ただそれだけのことです。例えば堤下さんであれば、火や木が彼の喜神ですので、これを姓名に入れることにより、火や木のエネルギーが自身の生命エネルギーに取り入れられた状態となるのです。実際に考えてみましょう。  もう一度堤下さんの姓名を見てみます。堤下敦です。地格と外格に用神の丙があるものの、人格は閑神の土であるため、最良とは言えません。やはり最も重要な人格に喜神を入れたいです。幸い、彼の天格は土ですので、人格に火を用いることができます。一文字名であれば、例えば堤下⑩のような姓名に改名を行えば、凶数はあるものの現在よりもずっと良い運勢を享受できるでしょう。火がとても旺盛になりましたので、健康状態も随分良くなるはずです。  ですから皆さんの中でも、改名を行おうと考えている方がいれば、積極的に喜神を取り入れるよう意識してください。自分だけでは喜神など分からない、という方も、例えば昔から皮膚が弱くて困っているという事実一つを見るだけでも、金に難があるということが分かりますから、これを自分の命式の五行強弱と見比べてみれば、何となく金が多すぎてバランスを崩しているのではないか?ということが分かってくるはずです。病気などについては、特に大過している五行の影響があらわれてきますので、その方面から見ることができますし、また命式を見ても、例えば水が強すぎる場合は火が用神となることが多いものです。もし火が扶抑用神とはならなくても、この場合調候用神となりますので、火は良い働きをするのです。  さらに、体質の面では、太りやすい人はかなり高い確率で土が多く、忌神となっています。もし自分の命式で土が多いが、しかし太りやすくないという場合は、土がそれほど強くないか、或いは土が喜神である可能性が高いと言えます。また性格の面では、考え過ぎて色々と悩んでしまう人は概して印(日主を生じる五行)が強すぎ、逆に考えが浅くすぐに行動に走ってしまう人は食傷が強い傾向があります。これに対し、命式のバランスが良い人は性格のクセも少なく、健康状態も常に比較的良いことが多いですが、しかし姓名によってこれもかなり変化することはご承知の通りです。※それぞれの五行の特性につきましては、他サイトに『五行色体表』のようなものがありますので、参考にしてみてください。  今回も最後まで記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。(次回は11月19日(日)に新たなニュースをアップします。)

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