主運9
逆境と孤独を暗示する知謀数
頭がよく切れ者で大層な知力を有するも、つよい逆運の暗示がある。聡明なうえに活動的で相当の実力をもつ反面、障害が多いのでそれを乗り越えるほどの強靱な意志と秀でた才能がなければ目的貫徹はむずかしい。また短命・離散・刑罪などの凶暗示あり、家庭運や健康運にも恵まれないことが多く、孤独や病苦に悩まされる者もある。ただし才知に長ける者は稀に大成功を収める。
前運7
独立権威の象を司る吉数
閃くような鋭い気性をもち、逆境や困難をものともせずに突き進んでゆく強堅な意志を有す。鋭気に満ち、目的あれば何者にも臆せず、果敢な行動力を発揮してどんな困難をも貫いてゆくため、才知ある者は大成します。しかし非常に自我がつよいので、その鋭さ故に対立・非難をうむことが往々にしてある。争いへと傾けば災いを招きますから、協調性と雅量をやしなうことが必要です。
外格11
西
6
7
2
2
1
2
天格13
人格9
地格7

総格20
火水金
境遇安全なるも成功困難あり。稀に大成功者あるも、多くは逆境に困憊し不平を免れず、主運凶数の場合凶禍著しい。急変急難の意深し。
副運11
天与の幸福を授かる大吉数
穏和で誠実な人柄が多くの信頼を得、順境にして着実に発展してゆく力強い運勢である。それほど行動的ではないが、しっかりと基礎固めをする堅実さと不屈の精神力をあわせもつため、目的へむかって確実に前進していきます。やがて大成功を期待できるほどの強運だが、調子にのって独りよがりになると運勢が衰えるので注意。積極性と協調性をやしなうことで一層の発展をします。
総運20
暗澹たる運命の兆ある大凶数
内向的で活動の力に乏しく、動こうとしても常に逆境がつきまとう波乱運である。才知に富み器用で辛抱強いという美点をもつも、覇気に欠ける気弱な性質であり、物事に挑戦しようという気概なく挫折の傾向が強い。また苦労性でストレスを溜めやすく、時に感情的になって対人関係を悪くするなど不和・孤独の暗示も。病難・災難など凶相強いが、他格構成によっては大成功者あり。
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画数の計算方法について

当サイトでは略字は正字に戻して計算するという方法を取っているため、文字によっては画数が文字そのものの画数ではない場合があります。例えば『藤』(艸+下部で21)『祐』(示+右で10)『弥』(彌の意で17)等です。なぜ文字そのものの画数ではなく、わざわざ正字の画数を計算するのかという事につきましては、姓名判断(熊﨑式より)では文字そのものに定まった数があると考え、それは表面の画数ではなく正字体としての本義を重要とするからです。つまり『りっしんべん』であれば、『心』がこの文字の本義であるということですから、表向きの形としては3画ですが、実際は『心』の意で4画として取ります。このように文字数は、それぞれの文字が出来た時点に戻って解釈をします。しかし、これは文字の原初である甲骨文まで遡れというわけではなく、現在の印刷標準字体(現在広く使用されている字体)が定められた際に定まった数という解釈です。ちなみに正字・略字などの区別は、基本的に康熙字典に則っていますが、例外的なものも多く存在します。