主運35
温柔平静の象ある吉数
おだやかな気性で人当たりも良く、協調性と円満さを兼ねそなえているため、社交運は良好です。この数は知力に秀で学術方面に成功の兆しがあるので、ひとつの学問や技術を高めるよう努力すれば大成することも。しかし温順すぎて胆力と覇気に欠ける面があるため、大事に臨む場合には努めて気力を振起することが必要です。積極性と貫徹の精神をやしなうことで発展するでしょう。
前運22
薄弱にして挫折の暗示ある凶運数
薄弱運とされ、意力と気力に欠ける者が多く、目標はあっても逆境によって挫折してしまう暗示があります。概して理想と現実が一致せずに不平不満に陥りやすい。穏やかで辛抱強い性質ですが、やや内向的で神経質な面をもつため、対人関係において苦労が多いでしょう。また孤独・病難などの凶相あり。成功を求める場合はつとめて振起し、一点集中することで道が開けます。
外格14
5
22
13
9
天格27
人格35
地格22

総格49
金土木
小吉
発展力は強いが基礎不安定なり。境遇変化しやすく心身疲労、また胃腸病など健康を害しやすい。努力堅忍すれば凶を減ずるも浮沈は免れず、不平不満を生じ易し。
副運14
破滅の兆候ある大凶数
外見は静穏だが内面は急進的であり、頭の回転がはやく動作も敏捷である一方、努力しても功が得られにくい逆境運である。この数は破滅の相を秘めており、親兄弟や友達と離別したり、若くして両親や配偶者を失ったりと家族縁がうすく、孤独の暗示をもちます。また災難・遭難などの意あり。精神的にも神経質で苛つきやすく自分勝手になりがちである。自制と和合の心をもつと良い。
総運49
吉凶互いに背き違う乱調運
吉相と凶相が紙一重にある波乱運。概して運勢の変動が激しいのだが、吉へと傾けば大発展、凶へと傾けば大波乱となる暗示を秘めており、人によって大きく運命が別れる数です。いずれも他格構成によって凶度が決まりますが、総運にこの数があれば後年衰運となり、災難・病難・損失などの恐れあり。また家庭での不和・争いを招きやすい運であり、和合を心掛けることが重要です。
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画数の計算方法について

当サイトでは略字は正字に戻して計算するという方法を取っているため、文字によっては画数が文字そのものの画数ではない場合があります。例えば『藤』(艸+下部で21)『祐』(示+右で10)『弥』(彌の意で17)等です。なぜ文字そのものの画数ではなく、わざわざ正字の画数を計算するのかという事につきましては、姓名判断(熊﨑式より)では文字そのものに定まった数があると考え、それは表面の画数ではなく正字体としての本義を重要とするからです。つまり『りっしんべん』であれば、『心』がこの文字の本義であるということですから、表向きの形としては3画ですが、実際は『心』の意で4画として取ります。このように文字数は、それぞれの文字が出来た時点に戻って解釈をします。しかし、これは文字の原初である甲骨文まで遡れというわけではなく、現在の印刷標準字体(現在広く使用されている字体)が定められた際に定まった数という解釈です。ちなみに正字・略字などの区別は、基本的に康熙字典に則っていますが、例外的なものも多く存在します。