主運10
暗然たる運気に支配される虚無運
気力が弱く内向的で陰気がち、努力をしても常に逆境や波乱がつきまとう大凶数である。知恵深く辛抱強いという長所を有するも、とかく活動の力を欠いた気弱な人物が多く、何かにつけて心配性なためあらゆる場面で動揺しやすく、対人関係においてもストレスを抱えやすい。病弱・孤独・遭難などの意あり、特に障害困苦の著しい逆運であるが、他格の構成によっては大災を免れます。
前運17
鋭気・剛情・貫徹の象ある吉数
ナイフのような鋭い気性をもち、果敢に挑戦してゆく堅い意志をそなえ、秀でた行動力と決断力とを有す。たとえ障害があろうとも万難を切り抜けてゆけるだけの強い気力と逞しさがあるため、才知ある者は大成するでしょう。しかし自我が強く柔軟さに欠け、自分の考えだけを押し通す傾向があり、時に周囲との対立から失敗を招く恐れがある。ゆえに雅量をもつことが成功の鍵となる。
外格26
14
5
5
9
3
天格19
人格10
地格17

総格36
水水金
小吉
基礎強固にして財運・名誉運あるも主運に凶数ある場合は相応の災いあり。多くは社会的には成功しても家庭運悪いなど吉凶半々。才知ある者は大功を得るも多くは荒漠に陥る。
副運26
数奇な運命を暗示する英雄的波乱数
英雄運とされ、親分肌で情に厚く自己犠牲の精神をもち、時に己の危険も顧みず義侠心を発揮する者多し。しかし運勢の起伏はげしく波瀾万丈の象あり、その災いは事故・災難・病難など死の危険を孕み、概して平穏は望めないでしょう。またこの数があると幼い頃から悲運に苛まれる事が多く、幼少にて親との生死別や孤独に泣く者も多い。波乱運だけに稀に偉人や豪傑をうみます。
総運36
流転決壊の凶兆を示す波乱数
侠心と情に厚い親分肌で目的あれば己を顧みず猛進する気概あり。しかし英雄運といわれ運勢の変動が激しく、主運や総運にこの数をもつ場合は一生を通じて波乱に揉まれそうです。ゆえに一事は好調でもすぐに暗雲が垂れ込め、逆境の嵐により全てが水の泡と帰してしまうことも。災難・離散・孤独などの暗示にくわえ、健康にも要注意。常に慎重さと謙虚さを心掛けることが必要です。
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画数の計算方法について

当サイトでは略字は正字に戻して計算するという方法を取っているため、文字によっては画数が文字そのものの画数ではない場合があります。例えば『藤』(艸+下部で21)『祐』(示+右で10)『弥』(彌の意で17)等です。なぜ文字そのものの画数ではなく、わざわざ正字の画数を計算するのかという事につきましては、姓名判断(熊﨑式より)では文字そのものに定まった数があると考え、それは表面の画数ではなく正字体としての本義を重要とするからです。つまり『りっしんべん』であれば、『心』がこの文字の本義であるということですから、表向きの形としては3画ですが、実際は『心』の意で4画として取ります。このように文字数は、それぞれの文字が出来た時点に戻って解釈をします。しかし、これは文字の原初である甲骨文まで遡れというわけではなく、現在の印刷標準字体(現在広く使用されている字体)が定められた際に定まった数という解釈です。ちなみに正字・略字などの区別は、基本的に康熙字典に則っていますが、例外的なものも多く存在します。