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声優の水谷優子さんが乳がんで亡くなる、乳がんを患いやすい姓名とは

 今月17日、「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃん役などでも知られる声優の水谷優子さんが、乳がんのため51歳という若さで亡くなりました。ウィキペディアによれば、水谷さんは『2年ほど前に乳癌の摘出手術を受けており、「ちびまる子ちゃん」のアフレコも5月22日・29日放送分を収録した4月22日まで参加していたが、5月に入って入院していた」といいます。さて、今回は特に女性に多い病である「乳がん」を患いやすい姓名を紹介していこうと思います。それでは早速鑑ていきましょう。  まずは亡くなった水谷優子さんの姓名を見てみてください。注目すべきはやはり三才配置です。水谷さんの三才は【木・火・水】となっており、難があるのは人格と地格の【火・水】の部分です。これは水谷さん自身をあらわす人格の火が、地格の水に剋されるとても悪い配置です。というのも、剋(沖)の中でもこの水と火のぶつかり合いはもっとも激しいからで、それは時に「激沖」とも呼ばれるほどです。  また、「火」の五行は五臓のうち「心」と言い、心臓や血流・脳の働きなど生命活動の中心を司りますので、この部位が水によって剋されるということは生命に強い危険をもたらします。「心」は君主の官とも言われ、他の五行を統率する最高の存在なのです。対する「水」の五行は人体の部位では泌尿器系を司ります。これは『動物の器官(臓器)のうち、体液(血液)中の老廃物などを尿にして体外に排出することに関与するものの総称』だそうです。ですから「水」の五行が司る具体的な部位には腎臓や膀胱・性器などがあります。とにかく、三才において【火・水】の関係がある場合が最も危険だということです。  つまり水谷さんは姓名中にもつこの水と火の剋が原因で「乳がん」を患い、また亡くなったと考えられるのです。

「乳がん」に冒されやすい三才配置

 大雑把に言ってしまえば、三才において剋の関係がある場合は「乳がん」だけではなく様々な病難の凶相をもちます。なぜなら、三才において【木・金】など剋の関係がある場合は、一方が一方を強く抑え込んでしまうため、たとえば【木・金】の関係であれば「木」の五行が「金」の剋によってその働きを抑えられてしまうからです。五行は木->火->土->金->水のように、相生関係で循環していますから、一つの五行が剋されるだけで他のすべての五行に難が及び、このため様々な病難の兆候があらわれることになるのです。  では具体的に「乳がん」に罹りやすい三才配置は何かと言えば、「母乳」が血液と強く関係していることから、血流を司る「火」の五行と強い関連があると言えます。このことからやはり火が真っ向から剋される【水・火】の剋(沖)をもつ三才配置が最も乳がんを患う可能性が高いと言えるでしょう。また、「土」の五行は「水穀の精微」(食べ物等から摂取した栄養分)を全身に送り出す働きをしており、この「水穀の精微」が結果的に「乳汁」となることから、【木・土】のように土の五行が剋される場合もその気があると言えます。さらに「水」(腎)の五行は中国医学において泌尿器系のみならず、ホルモン系に関係していると言います。「乳がん」の原因の一つに過剰な女性ホルモンの存在が指摘されているようですが、これを踏まえると「水」の五行にも関連があると言えそうです。  いずれにしても「乳がん」を発しやすい五行関係は一つではないということですが、最も懸念すべきということで言えば、三才において【水・火】、【土・水】、【土・木】、【金・火】、【水・水】などの配置がある場合は注意が必要です。では、このことを踏まえた上で、以下「乳がん」を発症した有名人を見ていこうと思います。

「乳がん」を発症した有名人の姓名

小林アナ (ピン芸人)
『2013年7月4日、乳がんに罹患していたこと及び癌切除と乳房再建の手術をしたことを自らのブログで公表した。』主運に大凶数10をもち、三才には【水・火】の剋を含んでいる。今後も油断できない最も危険な配置である。
北斗晶 (元女子プロレスラー)
『2015年9月23日、乳がんで入院中であり、右胸全摘手術をすることを明らかにした。9月24日に右乳房全摘出手術を受け、29日にわきのリンパまで転移したがんを取り除いた手術で、わきの神経も取ったことも告白した。』三才【水・土・火】は、「火」の五行に難がある配置。【水・火】が隣り合ってはいないが、天格の水が地格の火を消す悪い暗示をもつ。また、本名の佐々木久子は概ね良く、体力が極めて強い。
生稲晃子 (女優)
『2011年4月28日、43歳の誕生日に乳がんが発見される。』その後再発し、右胸の全摘手術を受けた。三才は上記の北斗さんと同様【水・土・火】であり、「火」の五行に難があらわれる。またさらに悪いことに、本名の佐山晃子にも【水・火】の剋があらわれている。
山田邦子 (タレント・女優)
『2007年4月、「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学 スペシャル」(ABCテレビ)にゲスト出演。同番組内での乳癌自己検診の際、胸に違和感を覚え、その後正式に乳癌が左右の胸にあることが発覚する。』芸名は三才大吉だが、本名の後藤邦子の三才は【水・木・火】で「火」の五行に難が出る暗示。しかし、芸名の三才が良いため危難には至らず。
佐野洋子 (絵本作家)
『2010年11月5日午前9時54分、乳がんのため東京都内の病院で死去した。72歳没。』姓名には【水・火】などの強い凶暗示はないが、主・副運に凶数あると共に三才配置も悪い。
島倉千代子 (演歌歌手)
『1993年、55歳、初期の乳癌であることが判明。芸能人で会見を開き、自ら癌であることを発表したのは島倉が初めてだった。』四大運すべて吉数だが、三才には最も悪い【水・火】の剋がある。島倉さんは後に肝臓癌を発症し、75歳で亡くなった。
平松愛理 (シンガー・ソングライター)
『2001年、子宮内膜症が悪化し、子宮を摘出。その半年後の2002年には乳癌が見つかり、音楽活動の休止を余儀なくされる。』本名の平松絵里に大凶悪の暗示があるが、芸名は三才完全なため大事には至らず。
倍賞千恵子 (女優)
『2001年には、自身の胸のしこりから乳癌が発覚する。紫綬褒章を受章した2005年頃よりピンクリボン活動に参加し、シンポジウムなどにも参加している。』とあり、大事には至らなかった模様。三才【土・金・金】は境遇面で凶だが健康運はそれほど悪くない。また、人格・金の人は生命力が強い。
音無美紀子 (女優)
『38歳の時に乳がんを患い、全摘した。その後、うつ病にも悩まされる。生きる意欲を無くして死にたいと思ったことも何度かあったが、失意のどん底にいる時支えてくれたのは家族、そして健康の大切さを知ったという。』三才大吉なるも四大運すべて凶数である。しかし三才が良いので大事には至らず、その後復活する。ちなみに本名の村井美紀子も三才大吉、基本的に体が強い。
麻木久仁子 (タレント)
『2012年乳癌が発見され、左右両乳房の患部摘出手術を受けた。またこの事実を公表した際、2010年暮れに軽い脳梗塞を発症していたことも告白している。』三才【土・金・水】は相生関係だが、急変難のある配置。ただし、主・副運ともに吉数で総運にも吉数あるため危難とはならず。また人格が金の人は基本的に生命力が強い。
田中好子 (歌手・女優)
『2010年(平成22年)10月に十二指腸潰瘍を患い、その治療のため絶食をしたことで体力・免疫力が低下、乳がんが再発。2011年(平成23年)2月には、がん細胞組織が急激に増殖するラッシュ状態となり、肺や肝臓にもがんが転移した。』主運と前運は共に凶数で、三才は【水・水・水】とすべて水。これは病難の暗示濃厚の凶配置である。
川村カオリ (歌手)
『7月28日午前11時01分、乳癌のため都内の病院にて永眠。38歳没。』主運には病難を引きよせる9数に加え、三才には【水・水】の悪い暗示がある。しかし最も悪いのは本名の川村かおりで、四大運すべて凶数に加え三才は【水・水・水】と運勢最悪の暗示あり。
清水奈緒 (清水健アナウンサーの妻)
『妻は、結婚から約1年9ヶ月後の同月11日に、29歳の若さで逝去。逝去の直前まで妻を献身的に看護してきた清水は、通夜や告別式で、0歳3か月(当時)の長男を抱きながら喪主を務め上げた。』四大運すべて凶数。加えてその三才は【土・木・火】の凶配置であり、土の五行が剋されている。また主運の12数も病弱・病難の暗示をもつ。
飯塚初美 (ダンカンの妻)
『タレント、ダンカン(55)の妻で22日に乳がんで死去した飯塚初美(いいづか・はつみ=享年47)さんの葬儀・告別式が28日、東京・中野区の成願寺で営まれた。』姓名中三運に凶数があらわれていることに加え、三才は【土・水・土】と「水」が双方から剋される極めて悪い暗示をもつ。
 いかがでしたでしょうか。やはり三才が吉及びそれほど悪く無い場合は、乳がんが見つかっても危難とはならず、その後復帰している人が多いのに比べ、三才に強い凶暗示があらわれている場合は、病に負けて没してしまう人が多いことがお分かり頂けたかと思います。ところで、自身の名前は使えば使うほどその運勢を発揮します。ですから皆さんも姓名中に剋の悪い関係があるという場合には、ご自身で良い通名を考えてみてはいかがでしょうか。それがたとえ本名と対比して20%程度のもの(使用率・自分の名前だという意識の度合い)だったとしても、やはり20%程度の運勢は発揮するわけです。

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