改名(通名名乗り)後に運気が向上する人・しない人の特徴~ご依頼者様からのご報告も含め
今回は、改名(通名名乗り)後に運気が向上する人・しない人の特徴について解説致します。まずは、なぜ改名する(通名をもつ)と運気に変化が起こるのか?その点について簡単に解説を致します。
実は姓名自体がエネルギーをもっているからです。このエネルギーは素粒子のように人間の目には見えませんが、五気(五行)によってあらわすことができ、関節的にではありますがそのエネルギー構造を把握することができます(五格の構造)。これは先天的エネルギーも同じで、もって生まれた見えない生命エネルギー(先天運)が四柱八字によってあらわされるのと同様です。
そしてその姓名エネルギーが実際に人間(生命体)に作用し、生命エネルギーの実相に直接的な変化を起こし、実際に気質や運気を変える(影響を与える)ことになるのです。
良名と凶名それぞれの改名(命名)後の変化
以下は、改名後に起こる変化の流れで、内面から始まって外側の世界を実際に変えていく様です。
改名(命名)->姓名のエネルギーの影響を受け、気質(内面)に良い変化が起こる->気質が考え方(思考のクセ)を形成->行動が良い方向へ変わる(素直・ポジティブ)->成果が出始める->環境・境遇が変わる->以前とは異なるステージにいることに気付く。という流れですが、これは良名に改名を行った場合です。
度々報告を受けますが、一時的にある姓名を使用していた時に事故など不運が続けて起こり、後から調べてみたら凄く悪い名前だったということもあります。その場合は、
改名->姓名のエネルギーの影響を受け、気質に悪い(偏った)変化が起こる->気質がひねくれたり、攻撃的になる->行動力が弱まったり、物事に対して投げやりになる、人を批判的に見る等ネガティブ->悪い結果が出始める(忌象)->環境・境遇が悪い方向へ変わる->以前とは下のステージにいることに気付く。という流れになります。ちなみに気質と言っていますが、実際は生命体に直接影響するため、凶名の場合は健康状態も必ず悪くなります。
したがって、その人(先天運に由来)にとって良いエネルギーをもつ姓名であれば健康や好運を得るものの、その人にとって悪いエネルギーをもつ姓名だと逆に病弱や薄運、また災難や波乱の多い人生となってしまうのです。
なお、改名後の運気の変化は急激ではないため、明瞭に意識できるものではありませんが、自分にとっての良名を長く使用することにより、確実に運気の向上(悪化)が見られるようになります。当然私の場合も、改名後上記のような流れを経て、気付けば数年後に大きく自分の境遇が変化することになりました。
私の場合で言うと、大体明らかな境遇の変化が知覚されるまでには3年~5年を要しましたが、ご依頼者様の中には数ヶ月程度という非常に短い間で運気の向上(実際の境遇や対人関係も変わった)が知覚された方もいます。また、数年の間凶名を使用しており、その間非常に大変な目に遭ったという方もいます。
しかし、人によっては改名を行ってしばらく経っても変化が感じられず、どうしたものかと悩んでいる方もいるようです。本日は、実際の事例をもとに、そのような方々の共通点についてもお話したいと思います。
改名後に運気が速やかに向上する人の特徴
まずは、改名(通名名乗り)後に、運気が速やかに向上する人の例からご紹介したいと思います。実際にご報告を受けた例を簡単にご紹介致します。
なお今回は『改名』としていますが、単に通名として使用されている方、また芸名やペンネームとして仕事で使用されている方、そして戸籍から本名を改名された方など様々です。
会社(事業所)を経営するようになった
ある方は、虎の舞の改名サービスにご依頼後、すぐに通名(ビジネスネーム)を使用するようになり、その後2年ほどして会社を経営することになったと嬉しい報告をしてきました。
また改名後には、以前よりもやる気や気力が湧いてくるようになり、運気が向上しているような感覚があったとのことです。もちろん会社を経営するということは、常に困難や壁が付きものですので大変な面もありますが、やる気と希望に満ちあふれており、実際に境遇は大きく変化しているのです。
そしてその方は、やはり新しい姓名をもつにあたって、新名を脳裏に焼き付けるように意識し、使用されているとのことでした。
漫画家として成功し始める
またある方においては、やはり虎の舞の改名サービスにご依頼いただき、新しいペンネームを使用し始めてから、明らかに運気の向上が見られたと報告いただきました。
それまでは下積みで長く苦労されてきたようですが、新しいペンネームを使用後、しばらくすると賞を取ることができ、編集者にも恵まれるようになったと感謝のお言葉をいただいたのです。
この方の場合は、ペンネームということで仕事で毎日のように使用されるせいか、自然と新名の暗示力が浸透していったものと思われます。
改名後半年程度で明らかに運気が向上
最後の方は戸籍から改名をされた方ですが、もう手続きをする前から運気が向上する感覚があったようです。新名を使い始めてから、新しく出会う人々からチャンスをもらったり、物事がスムーズに進むなど、以前とは明らかに異なる感覚を得たようです。
また、精神面においても気力の充実や、健康面の好転などもあり、大変喜んでおられました。
会社の業績が上向き、事業(店舗)を拡大
そして、新たに強運の社名やビジネスネームをもたれた方からは、上記のような報告もいただいています。
上記の方々に共通することですが、それはやはり姓名のもたらす良い影響力を信じ、使用し続けたという点にあるのでしょう。もちろん主体的に意識するという点は絶対必要なものではなく、無意識であっても新名が自分の本名の如く意識されるようになればいいわけです。
原則的には、『姓名の暗示・影響力は姓名からもたらされるため、新名が強く意識され、自信の脳裏に浸透しなければ効果はない』ということになりますので、この点がしっかりと行われたということになります。
改名後に運気が向上しない人の特徴
そして今度は逆のパターンをご紹介したいと思います。稀にご報告をいただくのですが、改名後も大きな変化が感じられないというのです。これは初めから何か大きな変化を期待しているせいもあるとは思うのですが(通常、すぐに劇的な変化はあらわれない)、そのような方々に見られる共通点がありますので、以下に記します。
悪い事象が起こったため、名前をコロコロ変えている
ご報告を受けた方の中には、鑑定・選名後も色々な姓名を試しているという方がいます。しばらくある姓名を使用したが、悪い兆候が出たのでやめて元に戻したとか、そんな具合です。しかし姓名の暗示力は、通常は冒頭でも述べたようにある程度の期間を経てゆっくりと変化していくため、コロコロと姓名を変えていたのでは運気も向上するはずがありません。
また、どのような強運の人であっても、悪い兆候くらいは誰にも出るものです。むしろ強運の人というのは、悪いことや逆境に出会った時の対処の仕方によって、その後の境遇を良くしていくタイプなのです。
ちなみに悪い兆候とは、彼氏(彼女)に振られた、健康状態が悪化した、家族と喧嘩になった等ですが、このようなことは運気が好転する前によく見られる現象でもありますので、正々堂々と向き合い、境遇を好転させるきっかけとするのが良い考え方です。
それから、姓名だけが運勢を決定づけるわけではなく、大運や流年運も大きく影響します。このことから、ちょうど改名した後に忌神運期に入った場合は、当然体調を崩しやすかったり、悪い事象が起こりやすくなることも意識しなければいけません。
運勢の悪い本名を使い続けている
名前の暗示力とは怖いもので、その人にとって著しい凶名である場合は、様々な凶暗示がつきまといます。これは脅かすわけでもなんでもなく、当サイトで紹介している例を見ても明らかです。その発現は幼少時より見られ、特に自分の名前を意識して使うようになる小学校以後から次第に強まることになります。
※ただし姓名の暗示影響力は、武田光玄氏の研究では、生後命名を行った直後からあらわれることが報告されています(この場合は、先天運と姓名の五行バランスによって)。
しかしそのようなことを知っているにも関わらず、運気が思うように好転しないという方は変わらずに本名を名乗り続けていたりするのですが、それでは思うように運気の転換も起こりません。相談者の中には、通名をもった後も、普通にメールに本名を書いてきたりするのですが、そのようにちょっとしたことでも姓名の暗示力はあらわれるのです(というよりも、本名の影響力が抜けない)。
このため、当サイトでは新名の影響力を最大限にしたい場合は、極力本名(凶名)を隠すようにし、目に触れないようにすることが重要だと説明してきました。もちろん、公的な書類など本名を使わなければならない場面もあるため極力です。ちなみに私の場合はメールや手紙を本名で送るなどということは家族・親戚相手でも一切ありません。
その点においては、やはり戸籍から改名をしてしまい、強制的に意識に浸透させるほうが断然有利ということは言えるのです。
※ただし本名を避けることが必要なケースは、本名の位相(運勢)が非常に低く、改名によって運気をしっかりと向上させたい場合です。ビジネスネームやペンネームなど、仕事面の成功運や財運を狙う場合は少し別です。
姓名が良いものかどうかが信じられず、より良い姓名を探し続けている
また、私の提案した姓名が本当に良いものかどうかが信じられず、自分自身で模索し続けている方もいます。このような方は、当然運気や境遇の変化はほとんどなく、迷いの最中にいるようです。ご自身で考えた姓名を報告していただくこともありますが、姓名の構成を大きく変えていたり、私から見ると運気を損なっている例もよくあります。
もちろん、世の中には様々な種類の姓名判断があること、そして四柱推命など奥が深く理解しがたい部分も多く存在するため、簡単にはそれが良いものかどうか信じられないのも理解はできます。しかし、やはり信じることから全ては始まるため、このように迷っているうちは運気も境遇も好転はしないことになります。
名前が気に入らず、なかなか決まらない人(またが使用する機会がないという人)
最後は、名前がなかなか決まらないタイプです。鑑定後、1年ほど経過した後に『あの後しばらくは姓名を使用しておりましたが、やはりどうもしっくりこず、なかなか使用できておりません』のような人がいます。この場合も当然ですが、運勢という点では現状維持となります。こういう人は名前の完成度や理想にこだわるあまり、運気好転の機会を逃しているとも言えるでしょう。
それから、『通名を使用する機会がなく、使用できていません』のような人もいますが、使用する機会を作らなくても、まずは新名を毎日意識してみることが重要です。たとえば、いつも見えるところに新名を書いた紙を貼っておく、というのも良いことです。また、本名を使う場面で、代わりに通名を使えないか?と考えることも大切です。そのようにすると、自然と使用する機会は出てくるものと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。皆様の参考になれば幸いです。