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上島竜兵さん死亡!精神を病む暗示のある三才とは?陰陽の違いや鬱と躁の傾向についても解説

先日お笑い芸人の上島竜平さんが急逝したことが大きな話題となっており、私も非常に驚きました。上島さんは明るく元気のいい芸風・キャラクターで知られるため余計にインパクトが強かったのでしょう。

しかし上島さんの姓名構造を見ると、どうも外見的印象とはかなり本質(気質)が異なるようです。本日はそのあたりを三才を中心に解説したいと思います。

また、精神を病みやすい三才構成についても解説したいと思います。

上島竜兵さんの姓名~芸名と本名の運勢

まずは上島さんの芸名から見ていきましょう。

上島竜兵さんの姓名構造

上島竜兵
天格・13数・陽火
人格・20数・陰水
地格・17数・陽金
外格・10数・陰水
総格・30数・陰水
三才【火・水・金】

最初に言っておきますと、病気などの暗示をみる場合、吉数・凶数の有無ではまず分かりません。旧来の姓名判断では吉数・凶数の欄に病弱等の暗示が色々と書いてありますが、これまで非常に多くの姓名を観察してきた結果、凶数ばかりでも健康な人が沢山いました。このため、今日は数の吉凶については語りません。

まず五行思想では、『精神』を象徴する五行が火であることから、火が弱い場合(他格と相剋したり、生助がないこと)は、精神薄弱となる傾向や、感情の落ち込み・起伏が激しい傾向となります。

ではなぜ精神が火に象徴されるのかというと、身体部位において火は『心(心臓や血流関係)』を象徴し、『心』が精神活動と密接な関係があるためです。そして火がアンバランスになると『心(精神)』に問題が起こるとされ、これは姓名判断でも四柱推命でも同じ見方をします。

つまり、火に問題がある時(火のエネルギーがアンバランスとなる時)、それは『心』に問題が起こるという暗示なのです。そこで上島さんの芸名をうかがうと、やはり三才は【火・水・金】という火が水に剋される配置となっています。さらに、この水は地格にある金の生助を受けているためとても強く、火を掻き消すような勢いがあります。

さらに上島さんの五格構造を見てみましょう。外格にも総格にも水があるのです。多くは陰水ですが、陰水でも多く集まればエネルギー量は当然強くなりますので、火の部位に難があらわれるということが見て取れるのです。

また陰水の性情はクールで陰鬱的なところがありますので、芸風からの印象とは随分異なり、芸名における性質傾向は薄弱的でやや繊細、落ち込みやすい傾向が見られます。もちろんこれは火・水の相剋の影響もあります。ちなみに姓名や先天運において水が強すぎる人も落ち込みやすい傾向が出ます(水が火を剋すため)。

すなわち、上島さんの姓名から分かる病原部位としては、明らかに『火(心)』であり、火が象徴する部位が弱まりやすい、つまり病気をする暗示があるということになります。火の部位ですが、主には心臓・血脈・精神・口・胸部などがあります。

また『心』が弱まっている人は、精神的にも薄弱で脆いタイプとなります。逆に火のバランスが良い人は精神力が強く、タフな性情となるのです。

上島龍平さんの姓名構造

そしてご本名についても見ておきましょう。

上島龍平
天格・13数・陽火
人格・26数・陰土
地格・21数・陽木
外格・8数・陰金
総格・34数・陰火
三才【火・土・木】

姓名だけでは詳しいことは言えませんが、本名には『心(火)』が弱まるという暗示が見られません。人格の土が地格の木に剋されますが、土は天格の火に生じられており、強いです。

つまり四大運・三才の構造としては本名のほうが良く、壮健となる暗示が見られますが、実は上島さんの喜神は金・水ですので、本名は逆に先天運との五行バランスが悪いという少々複雑な事実があります。

ただ今日は姓名・三才のみの解説としたいため、先天運については省かせていただきます(上島さんの先天運詳細につきましては、近日四柱推命旺のほうに上げたいと思います)。

火の力量で分かる鬱タイプと躁タイプ

火の五行が精神状態に関わっているとしても、実際はその状態(火の力量や様相)ということが非常に重要になります。

この時、火の力量に注意をすると、最も忌むのは火が不及(弱すぎる状態)となることで、その場合は落ち込みの激しい鬱屈(鬱的)としたタイプとなるでしょう。火の不及が著しい場合は鬱となることがあります。なぜなら、火が不及となることで『心』の活動が弱まるからです。

逆に火が大過(強すぎる状態)する人は急騰(躁的)タイプとなります。なぜなら、火のエネルギーが大過していることでそのエネルギーが溢れ出すような状態となるためです。これは分かりやすいでしょう。

そしてこれは実際、先天運においてははっきりとあらわれ、その命造を見るとその人がどういう精神の持ち主かということが大体分かってしまいます。概してですが、夏生まれの人は火が大過しやすく、冬生まれの人は火が不及となりやすいため、この点に注意をすると面白いです。

私は冬生まれの火不及のタイプであるため、元々は気分が沈みやすいところがありましたが、姓名に強い木と火を用いたことで今では全くそのような傾向はなくなってしまい、自分でも驚いているところです。

ちなみに冬生まれである上島さんは先天運において火が不及であるため、鬱的傾向があらわれています。とても明るい明石家さんまさんは夏生まれの人で、躁的な傾向があるかもしれません(実際は水と火のバランスが良い人です)。そして躁鬱病と言われる岡田斗司夫さんの姓名は火と水が対立しているのです。

精神を病みやすい三才配置

最も精神を病みやすい三才を以下に紹介したいと思います。ポイントは火が強く剋されているという点です。相剋のみではなく、上島さんのように水が強い構造の場合、最も『心』を病みやすくなります。

なお運勢・気質には先天運の影響もあるため、全てそのまま当てはまるわけではなく、あくまでも姓名三才のみの暗示としてお考えください。

火・水・金
まずはこちらの三才配置です。上島さんの芸名と同じものですが、こちらはやはり五格全体において水が強くなり、相対的に火が大変弱くなることから、精神薄弱となり、時にうつ病などを患うことになります。
火・水・水 | 水・水・火
これらの三才も二格に水があることから、火を大きく弱めてしまいます。ただしこの三才は外格・総格が木・火となるため、【火・水・金】よりは火が弱まりません。
水・火・水
人格の火が水に囲まれる配置です。非常に火のエネルギーが弱まり、精神的にも薄弱となります。
金・水・火
上島さんの三才【火・水・金】と逆の配置です。三才は逆さでも五行の力量バランスは変わりません。当然火に問題があらわれます。
水・水・水
火を剋していませんが、先天的に火が弱い場合は水強火弱となって同じような働きとなり、歳運によっては著しい病弱の暗示が出ます。

以上、最も火が弱まる三才配置を挙げました。これらの三才では、特に先天的に水のエネルギーが強い人の場合、注意が必要です。特に冬生まれの水強の人は、人生のどこかで必ず病難暗示が出ることになります。

精神を病みやすい三才配置~重要な陰陽の違い

これまで三才配置について述べてきましたが、陰陽の違いも重要なため解説しておきます。同じ火でも陽火(ようか)と陰火(いんか)の違いがあり、これによって病弱の度合いも少し異なってきます。

火の特性として、特に弱い火である陰火は水に剋されることを嫌います。陰火はろうそくや松明の炎にたとえられ、強い水に剋されると掻き消されてしまうためです。

ただし太陽に象徴される陽火であっても、上島さんのように強い水に遭うと良くないことは事実が証明しています。以下では、特に悪い五行の組み合わせについて見ていきます。

なお陽火は3系数、陰火は4系数であらわされます。

水(陽)・火(陰)・水(陽)
陰火は陽水に剋されると負けてしまいますが、二格にあることで完全に掻き消されてしまいます。すなわち【心】に異常が出る暗示です。
火(陰)・水(陽)・金(陽)
上島さんの三才ですが、天格が陰火である場合さらに良くない暗示となります。先天運とのバランスにもよりますが、当然寿命も早まります。
水(陽)・水(陽)・火(陰)
こちらも同じですが、火が大変弱まります。

精神力が強い三才配置

最後に精神的にタフな三才配置についても見ておきましょう。こちらも当然先天運とのバランスによってかなり異なるものの、三才だけでも気質に大きな影響を与えます。

五行では『火』が心臓や精神を、『木』が神経系や脳を象徴しますので、特に木・火の五行のバランスが良い場合は精神的に強い人となります。精神的に強いというのは、どんなことがあっても感情の起伏が少なく安定している(バランスが良い)ということです。

火・木・木、木・木・火
木が火を生じることで木・火どちらも活きます。これは反生(はんしょう)という効果であり、火によって木が生じられる・活きるということになり、精神的にもタフなタイプとなります。
木・火・火、火・火・木
こちらは人格に火をもちます。人格が火の場合は、木の場合よりも気質が性急・短気な傾向とはなるものの、非常にさっぱりとした性情ですぐに元の状態に戻るタイプです。
木・木・木
木が強い人は神経がずぶとい豪胆なタイプとなりますが、少し怒りっぽいです。また、先天運に火がない場合は火を入れるほうが好ましいでしょう。

なお、精神状態は火が不及となっている場合特に強い凶暗示がありますが、火が大過することも良くありません。このため、先天的に火が大過している人は、三才【火・火・木】などでは火が大過してしまい、むしろ精神的には上がりやすい(高揚・興奮・緊張)タイプとなってしまいます。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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