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GACKTさんの姓名位相について~2度の改名と病弱の関係・今後の運勢

久しぶりの投稿となります今回は、昨年9月から体調不良により無期限活動休止後復帰を果たした人気アーティスト、GACKTさんの運勢について解説したいと思います。ガクトさんの幼少期の波乱、大きな成功、そして現在の病難までを姓名から解き明かします。

今回ガクトさんを取り上げた理由は、ガクトさんが過去に2回も本名を改名されていることから、その姓名位相の変化を解説し、ユーザーの皆様の理解を深めるために有用だと考えたためです。彼のこれまでの姓名全てが、過去~現在の運勢に大きな影響を与えています。

もちろん、昨年からガクトさんを苦しめた病気も先天運や姓名位相が大きく関係しており、今回はこれについても詳しく解説していきたいと思います。

母親に刺される?運命抑圧の暗示!最低位相の本名【岡部学】

ガクトさんの幼少期は凄まじい波乱の境遇であったことがその著書や語りなどで紹介されています。せっかくなのでガクトさんの幼少期について詳しく解説したいところではありますが、文章が冗長になってしまい、肝心の姓名判断部分の解説が分かりにくくなってしまうと問題なので、これについては割愛させていただきます。

ガクトさんの幼少期の境遇については、こちら【ガクト(GACKT)の生い立ちが凄まじい!(クロの生活日記)】等外部サイトで詳しく解説されていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

そこでまずは、ガクトさんの出生名を確認してみましょう。本名は【岡部学(おかべ さとる)】というそうです。姓名には、はっきりと境遇波乱の暗示があらわれていました。

岡部学
天格・23数・陽火
人格・31数・陽木
地格・17数・陽金(前運・16)
外格・9数・陽水
総格・39数・陽水
三才【火・木・金】

以上がガクトさんの出生名【岡部学】の姓名構造です。四大運は外格の9以外は全て吉数ですので、それほど悪くないように思われるかもしれませんが、実はこの姓名にはガクトさんの喜神である土・金が全く無力ですので、姓名位相は30点程度の低位相なのです。

ガクトさんの先天運詳細については近日四柱推命旺にアップしますが、ガクトさんの喜神は土・金、忌神は火・木、閑神は水ですので、五格において喜神が全く活きていないことが分かります。唯一地格に喜の金を有するものの、基礎運において陽木・陽金が冲しているため金のエネルギーが大きく減退しています。

またガクトさんの幼少期の大運には忌神の火があらわれており、生命力はこの時大きく減退。その結果、ガクトさんは生まれながらに病弱となり(虚弱体質だったとのこと。また精神疾患だと思われ入院。小さい頃のことは病院での記憶ばかりと言っています)、加えて父親からのスパルタ教育、また母親から刺されるなどの暴力や抑圧を受け、本人自ら『思い出せないくらい地獄』という表現をされています。

幼少期の境遇運については三才の基礎運にもよくあらわれており、それは【火・木・金】というもの。これは人格の木(人は当人)が地格の金(地・当人の境遇)に座し相剋(剋害される)するため、まるで針(金)で刺されるかの如く辛い境遇を味わうという暗示があり、境遇の変化も激しいものとなります。

このようにガクトさんの生い立ち~幼少期は波乱に満ちていたようです。前運は吉数である16ですが、三才の相生・相剋、そして先天運や大運によっては波乱となることを覚えておいてください。

両親が離婚後高位相となる!成功のきっかけとなった強運名【大城学】

その後ガクトさんは、小学六年生の頃に両親の離婚をきっかけに本名を改名(改姓)したとされています。姓が母方の姓である【大城】となり、この時より以下の姓名構造へと変わります。もちろん、位相(運勢)もこの時より変化しているのです。

大城学
天格・13数・陽火
人格・26数・陰土
地格・17数・陽金(前運・16)
外格・4数・陰火
総格・29数・陽水
三才【火・土・金】

ご覧のように、天格は陽火のまま変わらないものの、姓の構造が変化したため、三才が【火・土・金】と理想的な配置(相生)となりました。しかも、人格と地格にある土と金の五行はガクトさんの喜神であり、すなわち生命エネルギーのバランスが良い方向へと変化しています。

これは、両親の離婚によって明らかに運勢が好転していることを示してます。これにより当然生命力が活発化するため、この頃より次第に病弱傾向が払拭され、心身壮健となっていく暗示があります。また、生命位相が向上したことによって精神力や行動力もつき、運にも恵まれるため、活動した分だけその労力が報われ、成功への道を進んでいくことになるのです。

では実際はどうでしょうか。以下ウィキペディアから概要のみ示します。

1973年7月4日、沖縄県に生まれ。3歳の頃ピアノの練習を開始し、11歳で一度中断するも14歳前後に友人の影響で再開する。高校でドラムの演奏を始め、卒業後は水商売やディーラー、スタジオの音響などの仕事の傍らドラムのヘルプを続け、京都でYOUとバンドCains feelを立ち上げ、ボーカルを務める。人からの紹介でMALICE MIZERのManaとKöziに会い、MALICE MIZERへの加入を決め上京、1995年10月から1999年1月にかけて2代目ボーカルとして活動する。

【ウィキペディア・GACKT】より引用

ガクトさんの大運は1992年から辰の喜神運へと入るため、これも手伝って境遇は良い方向へと流れていき、当時大人気だったマリスミゼルのボーカルとして活動し名を上げます。このように、三才と先天運との五行バランスが改善したことは非常に大きく、運気が順風化し、彼の人生を変えたと言っても過言ではないのです。

ただし、デビュー前・デビュー後にも離婚問題など色々と波乱はあったようで、これも姓名によくあらわれています。

【大城学】は三才相生し基礎運・成功運がともに良好となり順風な運気を得ましたが、人格26数ですので孤独を好み人を遠ざける傾向あり、また環境運やメンバーとの関係を示す外格には陰鬱数4があり、人縁が薄い暗示があらわれています(4は離縁運とも言われます)。実際ガクトさんは『失踪』が報じられた後、MALICE MIZERを脱退し、ソロ活動に専念しています。

また、芸名【GACKT(12・陰木)】も凶数です。12数は高い洞察力を有し芸術肌となるものの対人運は弱く、独りのほうが力を発揮しやすい傾向です。

姓名位相の高い【大城学】に改名したこと、そしてその後喜神運に入ったことによって運勢は大きく好転し、99年からソロデビューを果たすと『これまでに、CDシングル48枚とアルバム19枚をリリースし、男性ソロアーティストの『オリコンシングルランキングTOP10獲得作品数』において日本で首位の記録を持つ。』などの成功を得る事になったのです。

実際、ガクトさんはその後忌神運期【乙卯(2002年~2012年)】に入っても活躍を続けており、これは姓名位相が高いおかげなのです(出生名のままであれば、当然これまでの成功はなく、病弱多難のままでした)。また、ガクトさんはとてもストイックな性格として知られてますが、これについても当然姓名が影響しています。

運気暗転?再び病弱・多難の暗示ある姓名【大城ガクト】に改名

ガクトさんが仮想通貨『SPINDLE』の広告塔になった時、自分の本名が【大城ガクト】であることを初めて公表しました。つまり、ガクトさんは【大城学】から【大城ガクト】に改名していたのです。しかし、改名した時期については調べたもののよく分かっておらず、おそらくは2010年代に入ってからだと私は考えています(彼の運気の変化から)。

それでは現在のガクトさんの本名見てみましょう。

大城ガクト
天格・13数・陽火
人格・14数・陰火
地格・8数・陰金
外格・7数・陽金
総格・21数・陽木
三才【火・火・金】

三才はその者の境遇運・環境運を大きく左右します。このため、三才が整っていれば(相生)環境運や境遇運は安定し、概ね順風な運勢を得ることができるものの、新名では再び三才が相剋となってしまったため、境遇波乱の暗示が再来しています。

姓名位相は、【大城ガクト】が大体65~70点程度と高位相だったのに対し、【大城ガクト】は40点程度(出生名よりやや良い程度)となり、再び低下しました。出生名より良い理由は、喜神の金が二格にあり、先天運とのバランスが若干良いからです。

しかし、とても気になるのは忌神の火が天格と人格に重なり、地格と相剋にある二つの金と相剋してしまっている点です。これは剋となっていることから明らかに病弱・病難の暗示であり、大運や流年の時期によって(ガクトさんの場合は火や木の運)は大きな病難や波乱が起こる暗示があるのです。

ガクトさんの具体的な忌神運については四柱推命旺のほうで詳述しますが、実際にガクトさんは2021年9月~病気により活動を「無期限休止」すると発表し、ファンを心配させました。そしてその症状については、やはり姓名位相・先天運位相ともよく合致しているのです。

2021年8月に体調不良を訴え、同年9月から無期限で活動を休止していたGACKT。医療施設側の発表によると、「9月より海外で治療をしておられましたが、その海外の医療機関を通しまして、当施設に相談があり、昨年末より日本国内での治療を引き継いでおります」。

医療施設はGACKTの病状について、「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下、免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症、上記に伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下」と発表。

【GACKTの病状…九州の再生医療施設が発表「全身皮膚炎、脱毛症、声帯機能の低下」活動再開に目処も(神戸新聞NEXT)】より引用

まず、先天運においてガクトさんは火強・火最忌神であるため、火(大過)と金(不及)が病原になる可能性が高いのですが、以上の報告では、『免疫異常(日干自体の生命力低下)、呼吸機能(金)、声帯(金)、皮膚(金)、脱毛(水)、肝機能(木)』とあり、明らかに金が弱っていることが示されており、これはガクトさんの先天運および姓名の様相としっかり合致しているのです。

つまり、姓名において火が強まり、なおかつ火が直接金を剋す構造となったことで、これが実際の病難(体の状態)としてあらわれたと理解すべきなのです。これが『姓名は生命なり』たる所以です。

また病弱暗示だけではなく、このように姓名位相が低下すると決まって境遇が波乱的様相を帯びるのですが、2017年にガクトさんが参加していた「SPINDLE」が大幅に暴落し、そのために多大な損を被った人から批判を受けているという事態にもなっているのです。

ちなみに『批判』は官(ガクトさんの場合は火)が大過することで起こりますが、これも先天運・大運・姓名の様相と完全に合致しており、もし姓名が【大城学】であれば理論的には起こり得ない事象なのです。なぜなら、【火・土・金】では官の火が土を生じるため、例えば『SPINDLE』でのガクトさんの対応がしっかりとしたものになり、神対応などと言われ、それによって世間から褒められるなどの良い事象へと転換するからです。これが位相の面白いところです。

したがって、ガクトさんが【大城ガクト】でいく以上は、今後も波乱や病難、そして世間からの批判を免れないかもしれません。しかし、大運がちょうど2022年からガクトさんの喜神である【癸丑(土・水旺運)】へと切り替わったため、今後しばらくは安定する暗示があります(四柱推命旺の方で詳しく解説致します)。

以上、姓名は姓名のみではなく、先天運と絡めて読むことで真に理解を得ることができるものですので、可能であれば先天運についても合わせて見ることをおすすめ致します。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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