結婚運・家庭運に悪影響を及ぼす寡婦運について
姓名判断には女性に特有の凶数、寡婦運と呼ばれる数があります。寡婦運は巷の姓名判断ではほとんど言われないものですので、初めて耳にする方も多いのではないかと思います。概して一般的な姓名判断では男性・女性問わず吉数は吉数、凶数は凶数としていることがほとんどであり、男女を分けて考えることはしません。
しかし、男性と女性では基本的な性質が異なるため、実は性別の違いによって数の吉凶の度合いというものも異なってくるのです。基本的に男性は陽の存在であるため、積極果敢にして剛なる数がその性情を活かすために吉となります。反面、女性は元々が陰の存在であるため、基本的には優しく温和な数がその性情とよく合い、したがって吉となるものです。このため女性にとっては、あまり強すぎる数は元来の性質と相背き、不和・対立・孤独など凶事を招くとされています。
以上のような基本的な考えから、一概に吉数や凶数といっても、男女で多少の差があることが分かるでしょう。そして本来は男女で数の吉凶や運勢傾向を分けて考えるべきであり、「寡婦運数」というのはそのような基本的な洞察から生まれたものなのです。
そして女性の姓名に寡婦運数がある場合は、特に結婚運に悪影響があり、後に離婚・離縁・孤独になるという意味から、「寡婦運」と言われているのです。
寡婦運数の本質~結婚運・家庭運凶となるその理由
それでは、寡婦運数の本質とは一体なんなのかと言うと、それは「寡婦運数は強烈な性質を蔵しており、女性にとっては生来の陰的性質が損なわれるため、凶となる数」のことです。つまり、女性がもつと性質が強に偏りすぎるために凶運となるのが「寡婦運数」なのです。
一般的には以下の数が寡婦運数だと考えられています。
- 21 - 強烈な寡婦運数の一つ。男性としては概ね吉数であるが、権威・剛気・支配的などの意あり、家庭にある女性としては凶となる。
- 23 - 強烈な寡婦運数の一つ。男性としては概ね吉数であるが、勇猛果敢・権威的・剛気などの意あり、家庭にある女性としては凶となる。
- 28 - 男女ともに凶数。傲然・不遜といった性質傾向があり、配偶者と不和・対立となる傾向がある。
- 29 - 準寡婦運数といわれる。知力に長けるが、独断的・権威的傾向強く、家庭においては夫をかえりみない傾向あり。
- 33 - 最も強烈な寡婦運数の一つ。男性としては概ね吉数であるが、権威的・支配的・剛気などの意あり、家庭にある女性としては最も凶となる。
- 39 - 最も強烈な寡婦運数の一つ。男性としては概ね吉数であるが、権威的・支配的・剛気などの意あり、家庭にある女性としては凶となる。
これらのほとんどは、元々リーダー的な素質を備えた頭領運と呼ばれる数であり、男性の姓名中にこれらの数があれば必ずリーダー的素養をもつことになります。しかし、これらの数が女性にある場合は頭領運とは呼ばず寡婦運と呼び、加えてそれらを凶数としてとらえます。
寡婦とは夫と死別・離婚して生き残った未亡人のことを言います。ですから寡婦運は離婚運・家庭破壊運・孤独運などとも言うのです。要するに、寡婦運をもてばその女性は結婚運・家庭運に縁遠くなり、安定的な幸福は到底望まれないとされています。
それでは次は、女性の姓名に寡婦運がある場合の性情について具体的に見ていきましょう。
寡婦運をもつ女性の性質的特徴
先程説明したように、寡婦運数とは「剛なる数」ですから、その性情は大変強くなります。寡婦運をもっている本人は全く気がついていないようなのですが、周囲から見ると角の立った性質傾向となり、それが結婚運や家庭運を下げる要因となっています。
以下にその一般的な特徴を少し挙げてみます。
- 概してサバサバしていて、人に媚びることを好まない。
- 負けず嫌いで、実直な人が多い。見て見ぬ振りや我慢することを好まず、自分の主張をはっきりと通す傾向。
- 権威的な面が少なからずあり、時に支配的となる傾向あり。家庭では口うるさいタイプも多い。
- 性質的にはS的傾向があり、他人にしたがうことを好まない。特に夫にしたがうことを好まず、多くは夫を尻に敷き、かかあ天下となる。
- 言いなりになることを好まず、何でも自分で考えて率先して行動していく気概あり。このため社会的にも家庭的にも支配力のある男性とぶつかる傾向あり。
- 家庭にこもることを好まず、自分で仕事をもつ傾向にある。独立心が強いため、事業家・経営者にも寡婦運数をもつ女性が多い。
- 上記の性質から、サゲマン的な傾向をもつ人も多く、夫の運勢を弱めてしまうことが多い。
なお以上の性情は、表向きにはあらわれないことがありますので、よくよく観察してみることが必要です。外では温和で優しいと思われているような人でも、もし姓名に寡婦運がある場合は、実際の性情は強く、家庭でも強いということがよくあります。
またこれらの特徴は、その人の五格の数や三才、あるいは先天的性質傾向などによって、随分と変わってくる可能性があることはご注意ください。つまり、すべての人に上記の性質傾向がそのまま当てはまるというわけではないということです。
たとえば強烈な寡婦運数33があっても、三才が【土・土・土】などの場合はかなり温和となり、寡婦運数の悪影響はそれほど目立たないものとなります。逆に寡婦運数があり、なおかつ三才が【金・金・土】など金が重なる場合は、極めて強い性情となり、既婚女性であれば離婚の可能性は大となります。また寡婦運数を二格に有する場合は、当然性情が強くなりますし、凶暗示も倍加します。
寡婦運数がある部位による差異
それから姓名中のどの部位に寡婦運があるかということも重要です。最も強く作用するのは主運で、その次に総運、副運・前運とつづきます。以下に部位別の暗示を簡単にご説明致します。
- 主運にある寡婦運 - 主運にある場合は一生を通じて最も強く作用します。性質的にも最も寡婦運数の影響が強くあらわれるため、夫と不和対立を起こしやすいと言えます。
- 副運にある寡婦運 - 副運は外格であり、環境運や家庭運を象徴するものです。このため副運に寡婦運がある場合は家庭運はとても不安定となります。外格は家族や周囲の状態をあらわす部位ですので、夫や子供の不運・波乱があらわれやすいと見ます。
- 前運にある寡婦運 - 地格は名前部ですから、未婚女性で前運に寡婦運があれば結婚後も変わらず寡婦運をもちつづけます。主運ほどではないものの、前運に寡婦運をもつ場合は当人の性情に強く影響するため、やはり不和対立の暗示があらわれます。
- 総運にある寡婦運 - 総運は後年運ですので、総格に寡婦運数がある場合は、はじめ良くても結婚後次第に不和が露呈してくる暗示があります。また夫に先立たれ、後孤独になるという暗示もあります(※後に詳しく解説)。
それでは次は、姓名に寡婦運がある場合にあらわれる具体的な事象について見ていきましょう。
寡婦運をもつとあらわれる事象
女性の多くが結婚後に姓が変わることから、寡婦運の影響には主に未婚女性と既婚女性の二通りがあります。以下、未婚女性と既婚女性の二つのパターンについて記述致します。
未婚女性の場合~結婚運が弱い
- 陽的かつ剛健な性情となるため、モテ度が低い。
- 性情が強く、男性とぶつかる傾向があるため、恋愛が成就しづらい
- 上記のために婚期が遅くなる傾向あり
- 男性的な気概あり頼もしいが、仕事では男性とぶつかりやすい
- 積極果敢な気質とキレのある頭脳を有しており、社会的な成功運は強い
未婚女性においては特に恋愛・結婚運に影を落とす寡婦運ですが、私のところに命名相談にくる未婚女性の方の中にも、恋愛が上手くいかない・結婚できないと悩んでいる方は寡婦運をもっている割合が高いです。
既婚女性の場合~家庭運の波乱
- 夫への不満。夫との喧嘩・対立など争い事
- 不和・別居・離婚
- 家庭における波乱多い。家族離散・離縁
- 夫の病弱と早世(ただし夫の姓名によっては逆となる)
- 孤立・孤独。総格に寡婦運数がある場合は晩年孤独となる
以上が寡婦運をもつ既婚女性の一般的な事象ですが、これも四大運や三才の様相によって波乱の度合いは大きく変わります。周囲の寡婦運をもつ婦人を観察していると、最も多く見られるのが「強い妻と弱い夫の組み合わせ」ですが、これは上記で説明したように寡婦運をもつ女性は夫の下風に立つことを好まないため、自然夫と対立する傾向にあり、それが強まると夫への批判や不満となり、結果として夫の運気を弱めてしまうということがよく起こります。
実は私の母親も総格に強烈な寡婦運数をもっているのですが、父親に対しては昔から辛辣かつネガティブな発言が多く、父親の運気や性情を大いに圧迫してきました。もちろん父親にも悪い部分はあるのですが、悪い部分を責めることによってさらに悪くしてしまい、父親の精神状態や能力を圧迫してしまうというもっと悪い事態に陥っていくのです。
また既婚女性が寡婦運を有する場合は、家庭自体が波乱となることも多いです。これは家庭の肝である夫婦関係が不安定となりやすいのですから、半ば当然だとも言えるでしょう。このため夫だけではなく、子供との縁も薄い傾向があります。
しかし言葉だけの解説だけでは、嘘でしょ?と思われるかもしれません。このため、次に実際に寡婦運を有する女性有名人を挙げて解説をしていきたいと思います。
強烈な寡婦運を有し、結婚運に恵まれない女性有名人の例
概して姓名中に寡婦運数を有する場合は、恋愛運に縁遠く、結婚運には恵まれない傾向があります。それは以下の女性達の姓名と事象を観察すれば一目瞭然です。
- 高島礼子(女優)
- 2016年6月、夫の高知東生容疑者が覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕される。高島さんの姓名には強烈な寡婦運21数が前運にあり、主運には準寡婦運である28数をもつ。また、さらに悪いことに結婚後の本名である大崎礼子にも21・29と寡婦運が二つもあり、宿命的とも言える寡婦傾向あり、家庭的には極めて不遇と言わざるを得ない。
- 藤田憲子(女優・タレント)
- 『1970年(昭和45年)10月、当時屈指の人気幕内力士だった貴ノ花と結婚し、芸能界を引退。二児をもうけたが、2001年(平成13年)、不倫疑惑が報道される中で別居、後に離婚。芸能界に復帰した。』結婚後の姓名は花田憲子。主運に強烈な寡婦運21数があらわれており、勝ち気で権威的なため夫と対立の様相あり、次第に不和・離縁の凶相を生じる。また、総運の34数は家庭破滅の凶兆で、一家離散となる最悪の暗示を秘める。その凶数が物語るように、花田家は散り散りになった。
- 宇多田ヒカル(歌手)
- 2002年に写真家で映画監督の紀里谷和明さんと結婚するも、2007年に離婚。後、2014年にイタリア人の一般男性と再婚するも、また離婚。芸名・本名ともに強烈な寡婦運23数をもつため、家庭運・結婚運には恵まれず。また人格は自我の強い7数であり、夫と対立不和の暗示強。離婚の暗示が強い。
- 石野真子(女優・歌手)
- 1982年に歌手の長渕剛さんと結婚するも、翌年離婚。『しかし結婚後の二人は、様々な見解の相違を表面化させていく。長渕剛からの度重なる家庭内暴力や長渕の母との確執などが原因で、週刊誌でも大きく取り沙汰されるようになり、結局二人の結婚生活は僅か2年持たずにピリオドが打たれた。』石野さんの姓名には主運に強烈な寡婦運21数、総運に準寡婦運29数があり結婚運は極めて悪い。
- 二谷友里恵(元女優・実業家)
- 1980年代に歌手の郷ひろみさんと結婚するも、1998年に離婚。その名前には前運・副運に強烈な寡婦数21・23があり結婚・家庭運には恵まれにくい暗示あり。
- 手塚理美(女優)
- 『1990年(平成2年)、俳優の真田広之と結婚。1992年(平成24年)には長男、1996年(平成8年)には次男と二人の男児をもうけたが、真田と女優の葉月里緒菜との不倫が報じられた1997年(平成9年)に離婚。その後再婚はせずにシングルマザーとして暮らしている。』前運には強烈な寡婦運21数があるが、これは名前の部分であるため結婚後も寡婦運が抜けない。また、寡婦運をもつと夫の気持ちが離れるため、夫が浮気や不倫などに走るケースが多い。
- 大橋未歩(アナウンサー)
- 2016年に城石憲之さんと離婚し、再婚したことを発表。主運に強烈な寡婦運である21数があるため、離婚の誘導あり。ちなみに結婚後姓が変わっても、テレビなどでこの名前を使い続ける場合は寡婦運の影響が抜けない。
- 沢尻エリカ(女優)
- 副運に21数があり、総運にも準寡婦運29数があるため寡婦となる暗示あり。沢尻さんは高城剛さんと2008年に結婚を発表し、2013年に離婚成立。今後も恋愛・結婚において数々の波乱あり。
- 永作博美(女優)
- 前運に強烈な寡婦運である21数があり、さらに総運にも強烈な寡婦運33数があるため、非常に強烈な寡婦の相があらわれる。永作さんは2009年に結婚しているが、今後家庭的に数々の不運があることが予想される。ちなみに前運に寡婦運があるということは、結婚後姓が変わっても寡婦運をもちつづけるということである。
- 野村沙知代(野村克也の妻)
- 前運に強烈な寡婦数21、加えて総運にも強烈な寡婦数39をあわせもち、極めて権威的な運をもつ。野村さんの場合、夫の克也さんの運勢が弱いため、典型的なかかあ天下となる。家庭的に数々の波乱あり、あわせて強烈な孤独の暗示をもつ。このため夫に先立たれ、後孤独となる暗示あり。
- 吉田美和(歌手)
- 強烈な寡婦運はないものの、総運に準寡婦運である28数があり離婚の誘導あり。しかし吉田さんの場合はそれよりも、主運・副運ともに別れを誘発する14数があるためこれが離縁を誘発する。一生を通じて多くの悲しい出来事・別れあり。
- 雨宮塔子(アナウンサー)
- 1999年に青木定治さんと結婚し、2015年に離婚。離婚は40歳以降だが、総運には強烈な寡婦運33数があらわれている。これは同時に強烈な孤独運となるため、雨宮さんの晩年の運勢は寂しいものとなる暗示。
- 中山美穂(歌手・女優)
- 2002年に辻仁成さんと結婚、2014年に離婚。副運に21数、また総運にも33数があるため極めて強烈な寡婦運となる。結婚から離婚までには12年間あるが、強い寡婦運であるため早くから心が離れていたことが分かる。また今後も恋愛・結婚運には恵まれず、一生を通じて孤独の暗示が強い。
などなどですが、これはほんの一例です。外見はそれほど不運には見えなくても、姓名中に寡婦運がある場合は本人にしか分からない不運と波乱そして孤独感が必ずあります。まずは身の回りにいる女性から観察してみると、外見と内実は異なることが分かって面白いでしょう。
夫の姓名や運勢によって変わる寡婦運の凶暗示
寡婦運数を女性がもてば、家庭的に幾つもの波乱が起こると解説してきました。しかし、寡婦運をもった女性が一概に同じ境遇に陥るわけではありません。これにはその女性の姓名構成、また先天運による違いがあるのは当然ですが、夫の姓名や運勢によっても暗示が大きく変わるのです。
以下に二つの単純なパターンを示し、解説してみたいと思います。
- 寡婦運をもつ女性と、大吉名をもつ男性の組み合わせ
概して女性よりも男性の姓名のほうが良く、なおかつ性情が強い場合においては、かかあ天下とはならず、男性が家庭での支配権を握ることになります。この場合、妻は夫に対して暗に不満をもつことになりますので、その不満が潜在的な悪影響を及ぼすことになります。このタイプは離婚となるケースも多いですが、結婚生活を続ける場合はストレスが多く、それによる病難の暗示があります。 - 寡婦運をもつ女性と、薄弱的姓名をもつ男性の組み合わせ
概して家庭においては女性が主導権を握ります。性質がどことなく頼りなく、弱い夫に対して辛辣となる傾向があるため、夫の運気を益々弱めてしまう暗示があり、それによって夫が病難を発する傾向もあります。私の両親もこのタイプですが、この場合夫の社会的成功運が弱いため、金銭的に恵まれない傾向があるようです。
以上は非常に極端な二つの例ですが、要は男性・女性のパワーバランスによって、その境遇に大きな違いがあらわれてきます。概して女性の側は、1では金銭的には恵まれる傾向あるも精神的に労多く、2では精神的にはある程度自由でも金銭的に恵まれない傾向となるでしょう。※もちろん精神的・金銭的どちらも不遇という場合もよくあります。
また、最も対立を生じやすいのは、女性と男性ともに寡婦運を有する場合(男性の場合は頭領運と言う)です。たとえば夫婦がともに21数を総格に有する場合においては、どちらも性情が強いことが分かりますが、やはり男性は生来が陽の気質のため、男性が支配的となります。しかし女性も負けてはいませんので、双方真っ向の対立となることが多く、離婚の可能性が高い組み合わせと言えるでしょう。ただし夫婦の相性や、人格・外格関係によってはそれほど凶とならない場合もあります。
自分の名前に寡婦運数がある場合は?
特に既婚女性において名前に寡婦運があるという場合は、現在は不満や不運が全く感じられなくても、必ず次第にその暗示があらわれてきて不和や離婚などの不運があります。脅かすようですが、これは本当のことです。ですから、たとえば結婚して名前に寡婦運があらわれた場合はすぐに対処しなければなりません。対処法はただ一つ、通名を付すということです。何も難しいことはありません。
戸籍上の本名を即座に変えることは現在の法律では難しいですから、通名を付すだけで良いのです。名前の影響というものは、「私の名前はこれだ!」と思っているものが最も強く作用します。ですから、本名よりも芸名などの方が強く影響することはよくあることです。ということで結婚後の姓名に寡婦運があらわれた場合は、速やかに通名を付して運勢を良い方向へ向かわせることが大切です。
しかし当然、通名を付してもそれを本当の自分の名前のように使わなければ思ったような効果はありません。知人に出す手紙やネット上で表示される名前など、使えるところではすべて通名を使い、本名は隠すように心掛けることが必要です。そうすれば、次第にその名前の効果があらわれてきて運勢は間違いなく好転するでしょう。
寡婦運数を有する女性は社会的な成功運が強い?
ただし、寡婦運数が吉として働く場合もあります。それは、その女性が「リーダーとして社会で働く時」です。前述しましたが、寡婦運数は元々が頭領運であるため、たとえば会社の重役を担うような場合は寡婦運数があったほうが頼もしくて良いのです。
概して寡婦運数は一般的に社会的な成功運が強い数だと言われています。もちろん三才の構成などによって大きく変わりますが、数がもつ意に「権威」「決断力」「行動力」「支配力」「率先力」「統率力」といった側面があるため、自然頭角をあらわす傾向にあるのです。また寡婦運数をもつ女性は頭も切れる傾向にあります。
また、成功した歌手や女優さんなどにも寡婦運数をもつ人が多いのは、寡婦運数がもつ強い性情のおかげと言えるでしょう。代表的な人としては女優の沢尻エリカさんがいますが、彼女は外格に21数、総格に29数という二つの寡婦運数を有しており、なおかつ人格金であるため、性情が極めて強く積極果敢、かつ野心的です。つまりこのような性情の強さが原動力となり、物怖じせずに成功を掴みに行く度胸と頭の切れがあるというわけです。ただし、寡婦運数をもつ女性は性質に角が出るため、人気運がマイナスとなることは言うまでもありません。
とはいえ一般的には寡婦運数は凶となる傾向大ですから、もし結婚は一切考えずに社会的な成功のみを求めるという場合でなければ、あえて用いることはおすすめ致しません。