湯川遥菜さん殺害か!?止まぬイスラム国の脅威
前年、シリアで湯川遥菜さんと後藤健二さんの2人の日本人がイスラム過激派組織「イスラム国」に拘束された事件で、その一人湯川さんが殺害されたとされる情報が最近入ってきました。この2人がイスラム国に拘束された経緯や事件の背景、また2人の経歴などについてはここでは省かせていただきます。早速名前から彼らの運勢を読み取ってみたいと思います。
湯川遥菜。はじめに目に入ってくるのが主運の20です。この数を主運に有する者は活動力に乏しく沈滞的で、動いても常に難がつきまとう苦難の人であり、何をしても腰折れ・挫折の傾向があります。また、外格の27は逆境・批難を象徴する悪い数であり、自我の念は人一倍強く鋭いものの、その鋭さゆえに他からの批難を免れない運です。まず、この二つの運勢を見ただけでも湯川さんが苦難の人生を生きてきたことが分かります。
しかし、それでも三才の配置が整っていれば主運の凶も緩和され発展運となりますが、天には土がありこれが主運の水を塞いでいます。これは「運命抑圧の暗示強く、労するも功得難く」の暗示であり、どうしても運が開けてきません。さらにこの土を湯川さんを拘束したイスラム国と見ることもできます。この場合、土は湯川さん本人を象徴する水を剋していますから、今回の事件は運が悪かったと言わざるを得ません。
次に、この記事を書いている2015年1月27日時点では未だ安否不明とされる後藤健二さんを鑑てみましょう。主運に32の多福僥倖運を有し、副運には11の穏健大吉数を有しているため、性格は実直で真面目、かつ恩愛の精神を有し、人当たりの良い人物であることが分かります。ただし、総運に43の凶数があります。これは薄弱運とされ、それほど強い凶相は持ちませんが、意志が弱いため何事に対しても薄弱・散漫になりやすく、それがために失敗や悪運を喚起しやすい数です。後藤さんはおそらく今40歳の後半ですから、この総運の影響が強くなってきた頃です。
そして、最も気になるのが後藤さんの安否であり彼は助かるのかということではないでしょうか。彼の三才を見てください。水・木・火とあり、並びあった五行が互いに応じあっているのが分かるかと思います。ではなぜこの配置が凶なのかというと、天の水が地に降りかかるために火を消し去り、いつしか凶事を招くという暗示があるからなのです。これはサッカー日本代表の本田圭佑選手も同じでした。凶事というのは様々で、事故や災難であれば病難のこともありますが、後藤さんの場合は言うまでもなくこの事件であることが分かります。
ただし、後藤さんの場合は主運の木が天の水と互いに応じあっているため天と人の関係は吉です。この天を先の湯川さんの時のようにイスラム国と見た場合、主運の木は天と仲が良いため、もしかしたら後藤さんは助かるかもしれません。しかし、後藤さんの生年月日が分からずその先天運を知ることができないため、この予想は中途半端であり完全なものではありません。とにかく、後藤さんが無事に日本へ帰ってくることを祈っています。
※追記: 日本時間1日早朝、後藤健二さんとみられる男性が殺害されとされる動画がイスラム国によって公開されました。私は後藤さんが助かるかもしれないと安易な予想を立てましたが、やはりその人の生命に関わる運勢は三才の配置全体で見なければならないということを改めて認識しました。最後に後藤さんの死に深く哀悼の意を表します。