「若すぎる死」黒木奈々さんの病気と姓名との関係
2015年9月19日、フリーアナウンサーの黒木奈々さんが胃癌によって亡くなりました。黒木さんは鹿児島県鹿児島市の出身で、上智大学外国語学部フランス語学科を卒業。その後、2006年に毎日放送へ入社したものの2007年に退社、同年「TBSニュースバード」のオーディションを受け合格し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。そして2014年にはNHKの「国際報道2015」のメインキャスターに抜擢されるなど、今後の活躍が注目されるアナウンサーでしたが、前述したように32歳の若さでこの世を去りました。さて、その名前をよく調べてみると、黒木さんが患った病気との関係が見えてきました。以降、具体的に解説していきます。
黒木奈々(32歳没)。はじめに言っておきますが、名前にある繰り返しをあらわす「々」はこの場合「奈」を現していますので、名前の数は8+8となります。これは前運であり、16数です。前運は前半生の運勢、現代ではおよそ35~40歳くらいまでの運勢を司っていますので、黒木さんが亡くなった時も、総運より前運の影響が強く働いていたと言うことができます。前運はその者の先天的資質をあらわしています。16数は大きな度量と積極性を兼ねそなえる数であり、これは黒木さんのもって生まれた性質を表現しています。
次に主運を鑑てみましょう。主運は大体20歳くらいから顕現してくる運勢であり、その者の人生の中心を司る最も重要な運勢です。しかし黒木さんの主運は12数であり、これは薄弱・病弱・孤独をあらわす不遇の数ですから、良くありません。性格的には大きな理想を抱くものの、薄弱な性質ゆえ諦めやすく、挫折の傾向があります。また本人に諦める気持ちがなくても、不慮の災いや病難に遭い、諦めることを余儀なくされるということもあります。
それから外格の20数ですが、これは副運と言い、およそ30歳過ぎから頭角をあらわしてきます。黒木さんが亡くなった時、彼女は32歳ですから、この20数の影響が出はじめた頃と言うことができます。20数は数々の逆境を予感させる大凶数として知られていますが、12数と同様に病難の意味も含んでいます。ですからこの運が環境運をあらわす外格にあるということは、もちろん自分に不利に働きます。熊﨑氏の著書の中に「人格部に凶数があれば、多く内臓や呼吸器病に罹りやすく、外格部の凶数は、多く外傷や皮膚病に冒されやすい」という記述がありますが、これら両方に凶数があるということは、極めて病気を招来しやすいというわけです。
いずれにしてもこれらは逆境運であり、病難の暗示が濃厚ですが、ではこれら主運と副運が黒木さんの病気を直接的にあらわしているのかというと、それは疑問です。なぜなら健康運は三才の配置を見てみなければ決定的なところは分からないからです。