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『松居一代の開運生活』という本を出した松居一代さんのもつ悪運

 先日、タレントの松井一代さんが自身の著書「松居一代の開運生活」の出版会見で、亡くなった川島なお美さんと夫の船越英一郎さんが過去に交際していたという事実を認める発言をする一コマがあり、話題となりました。松居さんはこの会見で、『結婚して3年目に、川島さんと主人である船越が人生のひとときを歩んでいたことを知りました』と語り、その場をひどく驚かせたようです。この発言に対し、周囲では自身の宣伝をするためには他人の不幸をダシに使ってもいいのかというような批判があがっていますが、兎角松居さんは必死のようです。ところで松井一代さんと言えば、過去にマンションの自室の天井が落ちてきたり、ストレスが原因で顔面神経麻痺を患ったり、船越さん側の両親から再婚を全面反対されたりと、波乱の人生を生きてきた人という印象がありますが、そのような悪運は名前に現れているのでしょうか。それでは鑑ていきましょう。  まずはタレントとしての芸名である松居一代から見ていきます。主運が9数であるため、極めて活動的・行動的な人で、一つ所にじっとしているのは苦手なタイプです。また知力においても抜きんでており、頭の回転が速く、加えて直感力鋭く物事をパッパと処理していきます。このような性質ですから、他の人よりも仕事ができる人が多く、このように主運に9数系を有する人のなかにはその世界で大成功を収める人物も出てくるわけです。しかし、この数は姓名判断においては波乱・逆境の大凶運とまで言われており、動けば動くほどに災難に見舞われるという悪運を有しています。  また9数を主運に有する女性は、配偶者や子供との運に恵まれず、子供を得ても最悪は若くして死別するという暗示をもちます。松居さんは1987年にDCブランドの創業者と結婚し、その3年後に長男を産んでいますが、その息子がひどいアトピーを発症し一度は母子心中さえ考えたといいます。またその時のストレスが原因で顔面神経麻痺を患ったとされ、当時の凄まじい苦悩がうかがえます。  その後、松居さんはその結婚相手とドロ沼離婚を経験しています。話によれば、「夫の不倫が原因で長男が2才のときに別居したものの、夫が離婚を受け入れたのは7年後」ということであり、さらには「知らない間に夫のローンの連帯保証人にされ、2億円近い借金を背負わされていた」という具合です。結婚当時の松居さんの姓が分からないので詳しいことは言えませんが、それ以前から松居一代の名で芸能活動をしていたことを考えると、この名前の影響が全く無くなることは考えられませんので、やはり主運9数の影響はあったと考えることができます。  さらに松居さんは主運が9数であることに加え、三才が土・水・土という大凶配置ですから、どうしたって波乱は免れません。これは典型的な批難運であり、周囲から批判を浴びやすいということが言えます。またこれは急変運といわれ、突発的な災厄にも注意が必要です。松居さんは「離婚後に住んでいたマンションの上の階が水漏れを起こし、自室の天井が抜け落ちる」という災難に遭ったことがあるそうですが、これを三才と照らし合わせると少々面白いことが分かります。  この場合の天井は天格で現されます。天格は16の陰土ですから、水を含んだ柔らかい土です。一方前述したとおり松居さんの主運は9数であり、勢いの強い水です。これが天格に対して作用するわけですから、天井を意味する16数の陰土は水を受けて緩んできます。概して人格に土、地格に水がある場合には、崩落という凶暗示がありますが、この場合は天格と人格の関係にこれを当てはめてみたわけです。実際に水漏れを起こして天井が落ちたとありますから、これもあながち間違いではないようです。  それから人格と外格の関係に目を向けてみましょう。人格の9数は陽の水で、外格である13数の陽火を剋しています。そういえば松居さんは船越英一郎さんと再婚後、鬼嫁と噂されることがありましたが、このような配偶者との関係性も名前から端的に読み取ることができます。つまり松居さん自身をあらわす9数が、夫である船越さんをあらわす13数を剋しているので、これは夫に対して厳しく接することをあらわしています。特に9数は陽であり、13数も陽ですから、この剋は最も強く、時に非常に厳しい態度を示すことがあるでしょう。松居さんは、船越さんが浮気をしたら包丁という話もしていますが、このような話からも船越さんへの妻としての態度が分かるかと思います。  ただし、松居さんの再婚後の本名は船越一代となっており、「松居一代」よりも些か福運を有していることが見て取れますから、船越さんとの再婚後に運勢が上がっていることが分かります。また人格の13数が外格の16数を生じているため、夫に尽くす面もあることが分かります。また船越さん自身の人格も外格を生じているため、この名前で見る限りの夫婦仲は、決して悪くありません。しかし、総運には準寡婦運である29数があるため、夫を尻に敷いていることは間違いなさそうです。29数を総運にもつ女性は、大体において非常にやり手で、家で大人しく家事をするよりも外でバリバリ働くタイプが多いでしょう。そのためか、できない夫に不満を抱いたり、家庭に風波を巻き起こしたりと、離婚や家庭不和を引き起こしやすいということが言えます。  最後に総運ですが、松居一代さんの総格は22数ですから晩年運は芳しくありません。特にタレントとしてこの名前を使用している以上、芸能活動において凶運を招きやすいということが言えます。22数には「時に虚栄、豪奢を装うものあるも、内実に永久性なし」という意味が含まれ、自分を外に対して過大に見せたがる傾向があるようですが、今回の出版会見での一幕もそれに近いものがあると言えるでしょう。また22数は薄弱・不如意・無気力という暗示を秘めていますから、松居さんの内面には一種の空虚さがあることがうかがえます。さらにこれは松居さんが手掛けている仕事にも通じると思います。  今回は松居一代さんのもつ悪運についてでしたが、松居さん自身がこの名前で芸能活動を続ける以上、悪運から逃れることはできません。松居さんは今度出版される『松居一代の開運生活 』の紹介の一節で、『「運が悪い」「ついてない」と嘆くより、邪気を払って幸運をつかみましょう!』と言っていますが、自身の悪運を払うためには、まずは自身の名前を払わなければならないのです。

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