今年、女優の藤原紀香さんと歌舞伎役者の片岡愛之助さんが結婚したことは記憶に新しいところです。しかしこの結婚については、少し前から「本当に梨園の妻が務まるの?」や「略奪婚だ!」などの声が上がっており、あまり祝福されていない様子がうかがえます。ところで藤原さんと言えば、2006年にお笑い芸人の陣内智則さんと結婚後すぐに離婚しており、そのようなことも今回の結婚があまり祝福されない原因としてあるようです。今回は藤原さんの以前の結婚時にあらわれた離婚の兆候や、片岡さんとの結婚後の運勢などを見ていきたいと思います。
まずは結婚前の本名である
藤原紀香(44歳)から見ていきます。人格に19数がありますが、これは極めて活動的で頭の回転も速い知謀運であることに加え、この水が天格にある31数の木を生じていますから成功運はとても強いものがあります。また人格の水は地格にある18数の金に支えられて基礎運も安定しており、それは藤原さんが芸能界において安定的な地位にいることを物語っています。そのため藤原さんは今後もしばらくは女優やタレントとして活動し続けるでしょう。
しかし19数は恋愛・結婚において強い難のあらわれる凶数です。藤原さんは恐らく結婚して姓が変わりましたが、芸名として「藤原紀香」を使い続ける以上はその暗示から逃れることはできません。主運に19数をもつ既婚女性の場合、家庭において常に逆境や難事があるため結婚生活から逃げだしたくなることがあるでしょう。また藤原さんの姓名には主運の19数、副運の30数、総運の49数と水がとても旺盛であるため、非常に活動的な性質で家庭にじっとしているタイプではなく、外に出てバリバリ働く(働きたい)タイプと言えます。さらに副運の30数・総運の49数はともに吉凶半数といって吉と出れば大吉、凶と出れば大凶といった波乱運ですが、49数には「家庭不和」といった意味もあり結婚生活は円満にはなり難い暗示があります。まとめると「藤原紀香」はあまり家庭向きな女性ではありません。
また、水が強すぎると気持ちが落ち込みやすく神経症を患いやすくなりますが、藤原さんは陣内さんとの結婚前にマリッジブルーから円形脱毛症になっています。それは水が強い者は人一倍繊細な面があり、神経が疲れやすいからです。しかし藤原さんの場合は三才が相生関係のため、それほど悪くはならないと見ます。
陣内智則さんとの結婚後にあらわれた不運の兆候
藤原さんがお笑い芸人の
陣内智則さん(42歳)と結婚したのは2006年のことで、その三年後に離婚しました。この結婚後の本名は
陣内紀香でしょうか。三才に明らかに悪い兆候が見て取れます。それは【水・火・金】という配置で、人格の火と地格の金の不和はそのまま家庭不和を物語っています。また天格の水と人格の火の対立は深刻なもので、時に命に関わる危難があるという急変運であり、精神的にも辛いことの連続です。しかしこのような姓名暗示も「藤原紀香」と重ねて判断しなければなりません。なぜなら藤原さんは結婚の間もずっと「藤原紀香」として活動していたからです。割合としては、「陣内紀香」が30%、「藤原紀香」が70%といったところでしょうか。つまりこの時も19数の凶暗示が強く働いていたと見ることができます。
また離婚の原因は陣内さんの浮気だと言われていますが、陣内さんの総運には40数という悪運があります。実はこの数はかなり性質の悪い数で、『胆力人に秀でたれども不遜にして徳望に乏しく』とあるように、この数が総運などにある場合はまず間違いなく不遜かつ傲慢な性格の人です。その性質は穏やかさや優しさ、愛情といったものに乏しく、むしろ殺伐とした険悪さを含み、「孤独」「病難」「刑罰殺傷」といった意味もありますから、結婚すれば苦労することは目に見えています。ということは皆さんの中でもし結婚を考えている相手がいるという方がいたら、その相手の姓名をうかがうことで、結婚したらどのような家庭生活になるか、行く末はどんな未来になるかといったことが大体分かるわけです。
片岡愛之助さんとの結婚生活は円満にいくか
藤原紀香さんは周囲から「本当に梨園の妻が務まるのか?」などと言われながら、今年の3月30日に
片岡愛之助さん(44歳)と結婚しました。この結婚は一部で「略奪婚」のように言われましたが、それは片岡さんがタレントの
熊切あさ美さんと最近まで交際していたからです。熊切さんですが、その姓名は三才【金・金・土】の過豪・遭難運であることに加え、総運には強烈な寡婦運である33数があります。これは熊切さんが恋愛運に見放され、結婚願望をもっていてもそれが中々成就しないことをあらわしています。また金・金はとても自我の強い性格で強引・強情なため、男性からは敬遠されやすいと言えます。また熊切さん、藤原さん双方の成功運を比べてみても、藤原さんの方がずば抜けて成功運が強く、これは藤原さんが彼を射止めることを暗示しています。
そして結婚後の姓は
片岡紀香であるはずですが、この名前から藤原さんが結婚後どのような状態・立場に置かれるかが分かります。その姓名は三才【木・金・金】となっており、金と木の対立があって不穏な感じがします。この木と金の対立はもちろん現実世界での対立をあらわしています。また藤原さん自身をあらわす人格の金は鋭い気性をもつ自我の強い性質であると同時に、地格にも荒々しい岩のような性質をもつこれまた自我の非常に強い18数の金があり、これらが重なっているため自我過剰となり、周囲と対立や不和を醸す暗示があらわれています。これは藤原さんが結婚後、周囲との人間関係、特に天格と人格の対立から上位の人達と不和に陥ることを示唆しています。さらに天格と人格の関係【木・金】は過労の暗示ですから、これは梨園の妻として非常にハードな生活を送ることを暗示しているのかもしれません。
また、外格には13数の火があり、これは吉数ですが人格の金を剋しています。この関係は陽と陽の関係ですから強い剋です。皆さん既にご承知と思いますが、外格は一面において配偶者つまり愛之助さんをあらわしていますので、結婚後藤原さんは片岡さんに剋されることになります。これは結婚後、片岡さんの藤原さんに対する態度が冷たくなることをあらわし、また同時に互いの心の距離が離れることを意味していますから、藤原さんが結婚後強い孤独を感じることを教えています。ちなみに「片岡愛之助」にも人格と外格の剋があり、人格(片岡さん)が外格(紀香さん)を剋しています。ここで片岡さんの本名も見てみましょう。
片岡寛之です。三才配置に不吉な暗示が出ていますが、これは置いといて人格・外格関係に目を向けてみます。人格は23数の火で、外格は8数の金、つまりここでも人格が外格を剋しているのです。ということは、かなり高い確率で結婚後の二人の関係は冷えることが予想でき、離婚の可能性は藤原さんがこのような関係や心労の多い日々に絶えられるか否かといったところでしょう。ですので「この関係は円満か?」と聞かれれば、私は「円満ではない」と答えます。しかし、互いの芸名である「藤原紀香」や「片岡愛之助」はともに三才が相生の吉関係であるため、二人の関係はそれほど悪化することはないとも言えます。姓名だけから判断すると離婚の可能性は65%程度でしょうか。悪いことばかり言いましたが、二人の結婚に対しては「おめでとうございます」。