いつも当サイトをご利用いただき誠にありがとうございます。今回はシャ乱Qのフロントマンであり、モーニング娘などのプロデューサーとしても大成功した音楽家、つんくさんの姓名と先天運からその成功運の強さを解説していきたいと思います。またつんくさんと言えば、数年前に喉頭がんを患っていることが発覚し、2015年には声帯を摘出したことも明らかとなりましたが、この病難の因果関係に関しても姓名及び先天運を通して詳細に解説していきます。早速見ていきましょう。
大阪府東大阪市で生まれたつんくさんは1988年にシャ乱Qを結成、1992年には早くもメジャーデビューを果たし大きな成功を収めます。その後1997年頃から女性アルドルグループである『モーニング娘。』のプロデューサー業を開始すると、こちらも大成功し名プロデューサーとしての地位を確立していきます。まずはそんな運勢の強さを、つんくさんの姓名と芸名から探っていきましょう。
強い運勢を誇るつんくさんの本名
つんくさんの本名は
寺田 光男と言うそうです。早速名前を見てみると四大運に吉数があり、三才も【木・木・火】の相生大吉運であるため、努力さえ怠らなければ順調に発展し大きな成功を享受する暗示があります。人格は11・陽木であり、穏和かつ誠実・実直な性質と不屈の精神力を有しており、何事も真面目かつ漸進的に取り組む人です。外見は火の影響で明るく朗らかに見えますが、内面の芯は強く、逆境に遭っても積極的な態度で絶えず前進しようと努力する人です。
このようなつんくさんの性格傾向は、人格の数もそうですが、三才の配置からも知ることができます。これが例えば【金・木・火】のように人格が天格に剋されるような形ですと、性格は木の実直で伸び伸びとした部分が金によって無理に押さえつけられるため、どこか鬱屈としたネガティブさが出てくるのです。その場合、性格は明るく朗らかなものではなく、概して陰気かつ弱気な面が出てくるため、このような性質が成功運を弱くしてしまうでしょう。しかし『寺田光男』という姓名は【木・木・火】と天格・人格が共に木ですから、伸び伸びとした巨木となる暗示があるのです。
また注目すべきは姓名に火が多いことです。この火の強さは、後の先天運との兼ね合いの項で説明するように彼の健康運を害するものではありますが、性質としては明るく朗らかで周りの人に元気や勇気を与えるポジティブな面が多分に出てきます。それは人格の木が地格や外格の火を生じていることからも明らかです。人格の木が(自分)のそのエネルギーを減じて火を燃やす、つまり彼は利他的な人であり、この火を制するものがないためそれはかなり顕著にあらわれるということです。また13や24といった火の数には、知力、勉学、明知、明敏などの意味があるため、彼が非常に頭の良い人であることも分かります。それは決して打算的ではなく、確りと地に足を付けて考えることのできる頭の良さです。
それからつんくさんは仕事によって大きな財を得ましたが、総格の24は大きな財運であり、この数をもちなおかつ三才の配置が良い人は財運の強い人です。概して総格に24や32などの財運をもつ人は、大器晩成型で後年に財を得る傾向がありますが、早くから財を獲得する人も多くいます。これは先天運を見ればその時期が分かりますが、姓名に用神や喜神をもつことによって、それほど運勢の良くない時期でも大きな活躍をすることができます。
強い成功運をもつ『つんく』という芸名
さらに『つんく』という芸名にも注目してみましょう。一続きの芸名の成功運は、姓名の人格との相生関係に象徴されます。この見方は非常に単純です。すなわち人格と芸名の総格数が相生している方が成功運が強く、相剋している場合は成功運は弱いということです。具体的には、人格が生じる五行が最も成功運が強く、人格を剋す五行が最も成功運が弱いとなります。以下、つんくさんの人格である11・陽木から見た成功運の強い五行を順に書いてみます。
【人格が木の場合】
1. 火 (食)
2. 木 (比)
3. 水 (印)
4. 土 (財)
5. 金 (官)
()内は四柱推命における生剋名ですが、つまりは人格が生じる五行(人格が木の場合は火)が最も成功運大となるのです。これは成功というものが自分のエネルギーを放出して得るということからも、生じる五行が最も成功運が強くなるという理屈は理解できるのではないかと思います。また、生じる場合は陰陽が異なる方が生じる(漏れる)エネルギーが大となりますので、つまり人格が陽木の場合は陰火が最も成功運大となります。
つんくさんの場合は、『つんく』(4・陰火)ですので、凶数ではあれ最も成功運が強い芸名と言えます。ちなみにつんくさんは『つんく♂』としてプロデューサー業を行っていますが、最後の『♂』は画数としてはカウントしません。さらにこの芸名の五行が先天的な喜神であれば、なお良いです。
この成功運に関しましては、こちらの
『成功運の強い社名・屋号・芸名などの付け方』という記事でも紹介していますので是非参考にしてみてください。
つくんくさんの先天運から健康運を読む
恐らく皆さんも特に気になるのが、『姓名が良いのにどうして喉頭がんを患ったの?』という点だと思います。体の弱い部分は、先天運もしくは先天運と姓名との兼ね合いの部分に必ず出てきますので、まずはつんくさんの命式を見てみましょう。生まれた時間が分かりませんので喜神は推測にはなりますが、彼の経歴や病歴と照らし合わせることで、かなり高い確率で喜神が分かるものと思います。
上記がつんくさんのもって生まれたエネルギーの配置です。できれば上記の四柱推命ページへのリンクをご覧下さい。日主は壬水です。ざっと命式を眺めますと、水を助ける壬や申が三つもありますので、水が強すぎるのではないか?と思う方もいるかもしれませんが、注目すべきは生まれが10月29日の土旺の時期だということです。このため五行の力量表でも分かりますが、最も力を得ているのは水を剋す土です。ただ、申が二支ありますので、気の流れとしては土->金->水という流れになっており、身強の可能性もあります。
四柱推命ページには新たに『日主の強弱判断』プログラムも付け加えました。これは単純なものではありますが、旺相死囚休の法則に則って日主の強弱判断をしておりますので、日主の大体の力量が分かるようになっています。ただし、合・沖を判断に入れておりませんので、命式によっては多少の誤差が出ることはご容赦下さい。
つんくさんが生まれた可能性のある全ての時間について調べてみると、概して夕方~夜中までの生まれであれば身強(ただし平ら以上に強くはならない)、3時~15時までの生まれであれば身弱になることが分かります。このため彼の経歴と照らし合わせて喜神・忌神を推測する必要があります。
まず、つんくさんがシャ乱Qとしてメジャーデビューを果たした1992年の大運と流年運を見てみましょう。この時の大運は【乙丑】、そして流年運は【壬申】でした。大運の丑は本気土ですが、水の地支であり特に前期は水が活発となるため水が旺盛な時期です。加えて流年運【壬申】は金・水のエネルギーですから、金もしくは水が喜神であるという推測ができます。この場合つんくさんは身弱という判断になります。つんくさんの日柱は【壬申】と金である印が日主を直に生じているため、土は忌神ではなく閑神となります。
さらにつんくさんが喉頭ガンを患ったことを発表した2014年3月6日のエネルギーを見てみましょう。
となっていますが、火が極めて強くなっているのが見て取れます。ちなみに左端は時柱ではなく、つんくさんのこの時の大運です。つまりこのことから、つんくさんの忌神が火であるという説が有力となりました。もし火が忌神である場合は、つんくさんの用神と喜神・忌神は以下の様になります。
・用神:壬
・喜神:水・金
・忌神:火・木
・閑神:土
・調候用神:火
のようになります。土は水を剋す五行ですが、土->金->水というエネルギーの流れの元になるため、中間的な存在である閑神という位置づけです。またこの場合、特に湿土(丑・辰)は吉、燥土(未・戌)は凶となります。
さて、このように喜神・忌神を定義すると、先天運と病気との因果関係も明らかにすることができます。喉頭ガンは呼吸器系に関わる病気ですので、五行では金に象徴されます。そして金はつんくさんの喜神であり、最忌神であると疑われる火はこの金を剋します。つまり上記の推測が正しいのであれば、強すぎる火が彼の喉を病気にし声を失わせたということになります。
先天的に足りないエネルギーを姓名で補う
先天的に足りないエネルギーとは、つんくさんの場合は金や水です。ここで改めてつんくさんの本名
寺田 光男を見てみましょう。ご存じのように全てが木と火で占められています。このため強烈な火のエネルギーは彼の金や水のエネルギーをさらに弱めることになります。したがって大運や流年運などで特に火が強くなる時期には、金が象徴する呼吸器系や肺・大腸などに病難が発生する可能性が高くなるのです。
つまりは、反対に喜神と思われる金や水のエネルギーを姓名に多く取り入れることによって、病気を未然に防ぐ効果があるのです。つんくさんの場合で言えば、日主がそれほど強くなく、なおかつ大運において強い火の時期がやってくることが分かるため、姓名においては金や水のエネルギーを適度に入れることで健康運をかなり高めることができます。もし苗字の制約によって金や水が入れられない場合には、金を生じる土を入れてやることによって、少しでも火のエネルギーを弱めることができるのです。
総合しますと、つんくさんの姓名はそれ自体が非常に運勢が強いため、波に乗れば大きな成功が期待できる反面、先天運との兼ね合いが悪いため大運などで忌神運に入ると大きく体調を崩す暗示がありました。彼の場合は大運が寅の時期にそれが起こっており、寅は申と沖を起こす地支ですから金のエネルギーを一気に弱め、これに流年運の【甲午】が来て大打撃を与えたということです。
このように姓名自体も非常に大事なものではありますが、先天運との兼ね合いも見落とせない部分ですから、名付けを行う場合は当サイトの四柱推命も見ていただき、できるだけエネルギーの偏りが出ないよう配慮することも重要だと考えます。ただ、中には特別格のように最も強いものを喜神とする例外もありますので、もし不安がある場合は当サイトの命名サービスをご用命ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。