姓名判断の虎の舞は、五格剖象方を基本とし、姓名の根幹である「天・人・地」三才を重視する姓名判断サイトです。

「霊長類最強女子」と言われた吉田沙保里さんの強運に迫る!

 皆様こんにちは。当サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は先日引退を表明した女子レスリングの吉田沙保里さんの運勢に迫ってみたいと思います。いつもは大体運勢が悪い方を取り上げるのですが、今回は運勢が強い方を取り上げてユーザーの皆様の理解を深めたいと考えました。「霊長類最強女子」とも呼ばれた吉田沙保里さんのこれまでの成功の裏には凄まじい努力があったものと思いますが、しかし努力だけで成功できるものではありません。実は彼女の先天運や姓名を調べてみると、そこには驚くべき強運の秘密が見つかりました。早速見ていきましょう。  まずは先天運及び姓名から運勢の強弱をうかがう場合の要点を記します。  1. 姓名そのものの運勢  2. 先天運と大運の動向  3. 姓名と先天運とのバランス  です。この3つが揃うと非常に強い運勢を発揮しますが、吉田沙保里さんもその一人です。ちなみに2の『先天運と大運の動向』は先天的な運勢に関してだけでなく、いつ頃最も運勢が強くなるのか?といった時期を示します。早速ひとつひとつ順番に見ていきましょう。

吉田沙保里さんの姓名

 まずは吉田沙保里さんの姓名からうかがってみましょう。はじめに重要なポイントですが、『沙』という文字はそのままの7数ではなく8数として数えるということです。これはサンズイ(水)を正字の『水』として数えるからです。もしこれをそのまま数えると吉田⑦保里となり、すべて凶数になってしまいます。  これですと主運は12、前運は23、副運は22、総運は34となりますから、概して暗い性情です。あまり人の多い場所を好まない内向的な性格で、人見知りです。また健康運も弱い傾向があります。火は地格と総格にあって強いですが、地格の23は13と違い男性的で鋭く攻撃的な性情となりますので、明るく円満な雰囲気をもつ吉田さんを考えるとどうも当てはまりません。  人格は13・陽火です。これは彼女の本質を示しています。陽火は太陽のような強い火ですから、明るく暖かい性格でよく笑います(火が他格と相剋する場合は暗い性情となることもよくあります)。またおしゃべりが好きで人なつっこいところもあります。このように人格に陽火の数をもつ場合は太陽のような明るさと暖かさをもちますから、周囲から人気を得やすい性質と言えます。  しかしこのような基本性質も、三才や人格と外格の関係によって大きく変わってきます。たとえば三才が【火・火・水】という配置では、人格の火が水に剋されるため、当然火の勢いは弱まります。同時に外格にも水があれば火はひどく弱められるため、性格はむしろ暗くなる傾向があるのです。このような暗示は概して、成長期における環境の悪さを示しており、それが性格を形成します。  吉田さんの三才をうかがうと、【木・火・火】と人格は天格の木に生じられ、地格にも火の助けがありますからこれはとても強い火です。しかも天格の11・陽木は最も火を強めるのに適した木ですから、人格に火を有する場合の理想的な配置と言えます。特に先天運において火が喜神となる場合は、大大大吉名となるのです。吉田さんの先天運については後で解説致します。  ですから吉田さんの性質は太陽もしくは燃えさかる炎の如く熱く漲っています。外格には薄弱的凶数と言われる22がありますが、こちらも陰木ですから火を生じており、火のエネルギーは尽きることがありません。これは吉田さんの運勢の強さを物語っています。また性質におきましても、このように三才が整っている場合は、体力があって精神も確りとして粘り強い傾向があります。吉田さんは206連勝という偉業を成しましたが、これも姓名の暗示力が関わっているのです。  ただし、実は姓名だけが単独で良くても最高の運をもつとまでは言えません。なぜなら様々な人物を調べてみると、姓名が良くてもそれほど成功していなかったり、病弱だったりする場合が稀にあるからですが、これは皆さんもよくご存じでしょう。このことを説明するのが先天運及び大運の動向です。次は吉田さんの先天運にも目を向けてみましょう。

吉田沙保里さんの先天運

 次は四柱推命を用いて吉田さんの先天的エネルギーをうかがってみましょう。あまり難しい用語は使わず、簡単に解説していきます。
1982年10月5日生まれの女命
時柱日柱月柱年柱
天干辛(金)己(土)壬(水)
地支酉(金)酉(金)戌(土)
 以上が吉田さんの先天運ですが、生まれた時間が分からないため時柱は?としています。しかしこれは分かりやすい命式で、何時に生まれても身強となります。ただ、月令を得ている(生まれた月の本気が日干と同じ五行)ためもしかすると特別格に分類される可能性があるのですが、これも大運をみることではっきりとします。  一応()内に五行を書き入れました。日主は辛金ですが、命式内には金を助ける金や土の干支ばかりあるのが見て取れます。このように日主を生じる五行や日主と同じ五行が多くあって、日主のエネルギーが強いことを身強と言います。身強の判断は難しい場合もあるのですが、月令を得ていて周囲に日主を生じる五行や日主と同じ五行が多くある場合は必ず身強です。反対に日主のエネルギーが弱いことを身弱と言います。  身強か身弱かが分かったら、次は喜神・忌神を取ります。喜神は運勢を良くする五行、忌神は運勢を悪くする五行です。吉田さんのように日主の金が強すぎる場合は、用神は水か火になります。用神とはその命にとって無くてはならない一神のことです。この用神から喜神・忌神を判断します。ただし用神が何かは、時柱が分からない限りは判断できませんので、吉田さんの大運の動向を読みます。  先天的な運勢の善し悪しは、時柱が分からないことには判断が難しいですが、概して身強でも身弱でも、あまり偏り過ぎる場合は良くありません。どちらも不遇な境遇を歩みやすいと言えるのです。つまりこの点では、吉田さんの先天的エネルギーは強すぎるため、日主のエネルギーを抑えて中和する必要があります。そうでなければ発福はし難いでしょう。  そこで重要となるのが大運の視点です。概して先天運(八字)だけでは運勢の動向が分かりませんので、10年毎に変化する大きな運勢の流れ、大運を読みます。吉田さんの大運は以下です。 ・第1運【戊申】(8歳~) ・第2運【丁未】(18歳~) ・第3運【丙午】(28歳~) ・第4運【乙巳】(38歳~) ...  となっています。  注目すべきは18歳からの【丁未】運で、ここから運勢はがらっと変わっています。この大運は火の大運であり、前運は強い金の大運だからです。この大運は2001年からはじまっています。吉田さんの経歴を見ますと、『1998年、1999年の世界カデット選手権で優勝の後、2000年、2001年の世界ジュニア選手権を2連覇する。2002年のジャパンクイーンズカップでは前年の世界王者山本聖子を破り、アジア大会でも優勝。そのままの世界選手権、全日本選手権でも優勝した。2003年も世界選手権、ワールドカップと立て続けに優勝。』(ウィキペディア)とありますが、火が喜神であることがうかがえます。  そして最も成功していたのが2000年代後半~2010年代前半だと考えると、それは火の強い時期でしたので火が喜神であることが明らかです。最も強い火は3運の【丙午】です。恐らく火の運で大成していますので、用神も火です。さらに最も運勢の強い流年は2014年~2015年ですが、200連勝を達成したのが2015年の【乙未】年の木と火が強いでした。  このように喜神や忌神が分からなくても、大運の動向を見ることで即座に分かる事もあります。※吉田さんの場合は非常に分かりやすい例でしたが、判別に惑うものがほとんどです。  よって吉田さんの喜神は火と木。忌神は金と土です。水は閑神ですが、火を剋すため忌神に近いでしょう。また詳しくは解説しませんが、吉田さんの大運を見ると78歳まで強い忌神運が訪れません。これは彼女がとても強い運に恵まれていることを示しています。

吉田沙保里さんの姓名と先天運の兼ね合い

 冒頭で述べた運勢を読む場合の重要な視点を再度記します。最後に3の姓名と先天運とのバランスを見なければいけません。簡単に説明しますと、先天的な忌神が姓名に多くあると強い運勢を発揮しにくいのです。これは『大吉名なのに病難・災難に襲われるのはなぜか? - 先天運から最良の数配置を導きだす方法』でも具体例を交えて説明していますので興味のある方はご覧ください。  1. 姓名そのものの運勢  2. 先天運と大運の動向  3. 姓名と先天運とのバランス  吉田さんの先天的な喜神が分かりましたので、後は簡単です。吉田さんは日主が辛金の身強の人であり、喜神は火と木でした。日主のエネルギーは非常に強いため、強い火のエネルギーをもって中和する必要があります。このため強い運勢を得るためには姓名にも火及び木が必要です。  改めて吉田沙保里という姓名を見ると、総格以外は木と火で構成されていることが分かります。総格は35・陽土ですが忌神ではありません。大大大吉名です。(※姓名に喜神があればあるほど良いという訳ではありません。重要なのはバランスです。これは大運の動向を見て判断しますが、吉田さんの場合は金が大過しているため、強力な火のエネルギーを必要とします。)  本来辛金は、それほどエネルギーが強くない場合は強い丙火などに合うとその熱で溶かされてしまいますが(病弱、薄弱傾向となります)、吉田さんの場合は金が非常に強力なため、強い火の姓名でバランスが取れました。これがもし金が強い姓名でしたら、今のような成功はないでしょう。金が強すぎる場合は剛に過ぎ柔軟性に欠けるため身体的には怪我をしやすいと言えますし、性格も穏和ではなくきつくなり人気を得がたいのです。    このように、姓名の暗示力で運勢を最大限にまで高めたい場合には、先天運のエネルギーバランスも考慮する必要がありますので、お子様の命名の際にも先天運の影響力を考慮することは大変重要なことです。  以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

その他のニュース