天地占い - 姓名判断用語
姓名判断においてまだ三才が確立していなかった時代において、姓の最初の文字を『天』、名の最初の文字を『地』とし、これを「天地の関係」として吉凶を占う手法である。
たとえば「青(8)山(3)昂(8)史(5)」であれば、天・8に対し、地・8ということになり、この二つの関係をもとに吉凶を判断する。なお「天地占い」においては、通常五行への変換は行わない。
天地占いの吉凶判断について
天地占いについては、主に以下の吉凶種別がある。天地の順・逆に基づいて運勢判断を行うため、『天地の順逆』と言われることもある。
天の数が地の数よりも大きい場合(順)
天の数が地の数よりも大きい場合を「順」とし、概ね吉とされる。
地の数が天の数よりも大きい場合(逆)
地の数が天の数よりも大きい場合を「逆」とし、逆境・障害・困苦があるとされる。なぜ地の数が天よりも大きいと凶なのかは不明だが、おそらく『天に逆らう(その結果凶事が起こる)』の意だと思われる。
天の数と地の数が同じ場合(衝突)
天の数と地の数が同じ場合は最も凶とされ、衝突的運命であり、概して大打撃・大災難・大病・一家凋落などの暗示があるとされる。なお、なぜ同数だと衝突の暗示になるかの説明はないが、かなり古くから同数凶の考えはあったようで、これが現在の同格同数理論にまで発展している。
ちなみに五行理論では同数は比和関係であり、幇助(援助や助けの意)という良い意味がある。また私は本名・通名ともにこの天地同数だが、今だかつて大きな災難や病難というものは一度も経験したことがない。
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