陰陽配置(乾坤) - 姓名判断用語
姓名判断における陰陽配置とは、文字画数を陰陽に分け、その並びで吉凶を占うというもの。古くは『乾坤の配置(けんこんのはいち)』とも言い、乾坤とは易における「乾(陽の卦)」と「坤(陰の卦)」であり、陰陽のことである。
占い方は、文字数が奇数であれば「陽(○)」、偶数であれば「陰(●)」とし、陰陽交合が良いとされる。
この陰陽配置占いはおよそ明治時代からあるが、どの書物にも理論的根拠が書かれたものはなく、ただ単に「吉の配置」と「凶の配置」が示されているだけである。概して陰陽配置が良い者は健康・有徳・成功の兆があり、反対に陰陽配置が悪い者は虚弱体質で失敗多く不遇に陥るとされている。
陰陽配置による吉凶はおよそ次のとおり。
吉作用のある陰陽配置
- ●○ ●○
- ○● ○●
- ○○ ●○
- ●● ○●
凶作用のある陰陽配置
- ●● ○○
- ○○ ●●
- ●● ●●
- ○○ ○○
これらの吉凶の別は書物によって多少の違いはあるものの、概して陰陽に偏りが見られる場合は凶となるようである(健康を害し、早死にすると書かれていることが多い)。
ちなみに熊﨑健旺氏は自身の書物において、これをただの恣意的な感覚に基づく何の根拠もない白黒占いだとして一笑に付している。
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