【姓名から読み解く病難暗示！】伊集院静さんと松島茂さんの姓名を読む
皆さんこんにちは。いつも当サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。今回は最近病難に遭った著名人の姓名から病難暗示を読んでいきたいと思います。その著名人ですが、一人は先月くも膜下出血で倒れ病院に救急搬送された作家の伊集院静さん。もう一人は今月肺腺ガンで死亡したアナウンサーの松島茂さんの姓名を取り上げたいと思います。早速見ていきましょう。
47歳という若さで病死した松島茂さんの姓名
『箱根駅伝実況中継』などで知られるアナウンサーの松島茂さんは、2020年2月23日、文化放送への在職中に肺腺ガンで死亡しました。文化放送からの書面には『株式会社 文化放送 アナウンサー 松島 茂（まつしま しげる）は、去る2020年2月23日午前7時20分、肺腺がんのため 満47歳にて永眠いたしました』と伝えられました。
早速松島さんの姓名を見てみましょう。
- 松島茂さんの姓名
- 天格・18、人格・21、地格・12、外格・9、総格・29
三才【金・木・木】
松島さんの姓名構造は以上のようになっています。なお文字数についてですが、『茂』は草冠のため通常の8画ではなく、くさかんむり部は『艸（6）』として計算し11数となります。これをもし『茂』を8数として計算しますと、三才【金・金・水】となり病難暗示が正しく読み取れませんので注意が必要です。
性質はとても実直かつ真面目な方だと思います。それは主運に21数・陽木、前運にも11数・陽木を有するためです。なお一文字名の場合、当人の性質は地格ではなく前運の数に象徴されますのでこちらもご注意ください。陽木が重なり、なおかつ外格には9数・陽水があって木を生じるため、陽木の性質傾向が強く出るタイプです。すなわち実直・頑固一徹・剛毅・真面目・静穏といったもので、外見は穏やかなるも内面の芯は太く、責任感が強く信頼感があるでしょう。
ただし天格に陰金があって人格と相剋するため、若干柔弱な傾向がこれに加わります。しかし『陰干は陽干を剋すことはできない』という原則から、木の方が金に力量が勝るため、やはり陽木の性質が強く出るタイプと言えるでしょう。
また木には「神経」の意味もあることから、三才の説明にもあるように精神が疲労しやすいタイプと言えます。この三才の人は概して、非常に真面目で実直である反面、些細なことにも過敏に反応してしまう神経質な傾向を秘めています。そして人には見せませんが悩みやすいタイプです。
松島茂さんの姓名に見る病難暗示
それでは松島さんの病難暗示について解説していきます。まず、姓名から病難暗示を読む方法として以下の3つがあります。
- 四大運の数から読む
- 人格を中心として他格との相剋関係から読む
- 姓名・五格の五行と、先天運との五行バランスから読む
1と2は姓名のみ、3は先天運を絡めて見ていくものです。先天運を洞察し、なおかつ姓名と照らし合わせることによって、かなり詳細に病原となりやすい部位が分かります。しかし病難暗示は生まれた時間（時柱）が分からないと相当精度を欠くため、今回は取り上げません。松島さんの姓名暗示のみから病原となりやすい部位を見ていきます。
まず1の病難暗示を『四大運の数から読む』というのは、四大運の数の吉凶を判断の材料として凶意の深さを知り、またその数がどの格にあるかによって凶事が起こる凡その時期を知るというものです。ただしこの方法だと具体的な病原となる部位は分かりません。松島さんの場合は外格に凶数・9があるため、やや病弱傾向ありとして判断できるものの、これだけでは具体的な知識は得られないのです。
このため深く洞察したい場合は2の『人格を中心として他格との相剋関係から読む』ということが必要となります。松島さんの五格は水と木と金で構成されており、これら三つの五行がキーになります。また三才は【金・木・木】であり、金と木が相剋していることから、木と金の部位に病気を発しやすいことが分かります。さらに木と金、どちらが危ないか？という点についてですが、その場合は木と金の力量を比べ、弱い方が危ないと見ます。
すなわち三才においては木が二格にあるのに対し、金は天格に陰金のみ。また陰金は陽木を剋すことができません（陽木が勝る）。さらに外格の水が人格の木を生じていることから、木は非常に強く、したがってこの金・木の相剋は木の力量が圧倒的に勝っており、つまりは金の部位が病原となりやすいことが分かるのです。なお、松島さんは肺腺癌によって亡くなりましたが、金が象徴する部位として肺・大腸・呼吸器系などがあります。
ちなみに成功運（天格・人格関係）もそのようにして見ることができます。自動鑑定では金・木として一律の単純な判断しかしていませんが、人格の力量が天格に勝る場合は、成功運はそれほど弱くありません。ただしやはり相剋から来る逆境・疲弊・病難などの暗示は同様となります。
※なお先天運との関係において、強い木が病原となる場合もあります。この場合は、先天的に木が忌神であり、木の力量が強すぎるために起こるものです。ただしこの場合も、木・金相剋することから、やはり金の部位にも注意を要します。
くも膜下出血で緊急搬送された伊集院静さんの姓名
次は伊集院静さんの姓名を見ていきます。こちらペンネーム（本名・西山忠来）ですが、作家として広く浸透しているため、恐らくは当人においても最も認識度が高く、ゆえにこちらの姓名暗示が本名よりも強いものと考えています。
早速伊集院さんの姓名を見てみましょう。
- 伊集院静さんの姓名
- 天格・33、人格・31、地格・17、外格・19、総格・49
三才【火・木・金】
以上が伊集院さんの姓名構造です。まずは文字数についてですが、『院』は「阜」＋「完」で15数、『静』は略体であり正字『靜（16数）』のため16数で取ることを確認してください。そのままの画数で取りますと、姓名暗示を全く取り間違えることになってしまいます。
伊集院さんの場合は人格の陽木が天格の陽火を生じるため、とても成功運が強い人です。主運は松島さんと同じ陽木であるため、静穏・実直・頑固・剛毅といった性質をもつものの、松島さんと比較すると木の性質が弱いため、それほど陽木の剛なる性質が前面に出ません。五格には木・火・水・金と四種の五行を有するため、性質的なバランスが良いでしょう。
また外格と総格に智謀・知力を象徴する9系数を二つも有することから、非常に頭が切れる人であることが分かります。9系数を多くもつ人はとても鋭敏かつ繊細な感覚を有し、アイディアも豊富であるため、芸術・技術方面においては吉と出ることがあります。ただし気質としては9系数は鋭く、水の象意であるやや冷たい面をもつため、火のような人気運とはなりません。
伊集院さんは人格の木が地格の金と相剋するため、松島さんと同様精神に不安定なところがあり、内面には神経質かつ好き嫌いの激しい面があることが分かります。なお伊集院さんの場合は地格が陽金のため、相剋が強く、したがって神経質な面も強くあらわれます。この三才の人は概して、外見は剛毅に見えても、内面は傷つきやすく小心の傾向があります。
伊集院静さんの姓名に見る病難暗示
それでは伊集院静さんの姓名から病難暗示を読んでいきましょう。四大運の数を見ると外格に凶数19、総格に凶数49あり、いずれも病弱・病難の暗示があるため健康を損なう可能性が高いと見ます。特に49数は『災難・病難・損失などの恐れ』ある数のため、伊集院さんは後半生において徐々に健康を損ない、重い病を発する可能性が高いと言えるでしょう。
しかし数単体からは病原となる部位が分かりませんので、さらに人格を中心とした相剋関係に目を向けます。五格を構成する五行は木・火・金・水の4つですから、これらの五行がキーとなります。また三才においては、木・金が相剋しているため、松島さんと同様木と金の部位が病原となりやすいことが分かります。
二つの相剋する五行のどちらが危ないか？を知る場合は双方の力量を測るわけですが、伊集院さんの場合は人格・31数・陽木に対して地格は17数・陽金です。松島さんとは異なり、地格が陽金のため、人格の陽木より金の力量が勝ります。ただし外格には木を生じる水がありますから、それを考慮すると五分。しかし天格には陽火があり、これが木のエネルギーを奪うため、総合すると木の力量が金に劣っていることが分かります。
したがって伊集院さんの場合は、「木」の部位が病原となりやすいことが分かります。木が象徴する部位は肝臓・神経・目・胆嚢・膵臓・頭部（脳）などですが、伊集院さんはクモ膜下出血（脳）で倒れました。
この力量の算出はなれないと少々難しいかもしれませんが、五行の基本性質と陰陽理論を知ればすぐに分かるものです。今後は姉妹サイトの四柱推命旺において、干の力量の算出方法などを詳しく解説していく予定ですので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
さて『伊集院静』はペンネームですが、今回姓名の病難暗示を読んだように、たとえ通名やペンネームであれ、その姓名が当人の意識を占めるようになれば、その姓名の暗示力が性質や運勢を支配するようになるということが分かっていただけたかと思います。このため病弱であったり、運勢が悪いと感じている方は、通名やビジネスネームをもたれると良いでしょう。
なお当サイトの【命名・改名サービス】におきましては、ご依頼者様の先天運を詳しく調べた上で、可能な限り心身ともに壮健となり、また運勢も最上となる姓名をご提示しています。ですのでもし体調や健康運などが不安な方は一度ご相談ください。病弱のためにご依頼いただく方全ての先天運および姓名に、そのような傾向・暗示があらわれています。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。