亡き妻に注意された場所…悲しみぶり返した 被災の住職
自然災害2017-03-11: 朝日新聞
岩手県陸前高田市の本稱寺(ほんしょうじ)。仮設のプレハブ本堂で、住職の佐々木隆道さん(53)は父の広道さん(当時76)、母の隆子さん(同75)、妻の宜子さん(同43)の遺影に手を合わせた。
「6年経ちました。子どもたちは元気にやってるよ」
檀家(だんか)の約130人が震災の犠牲になった。津波にのまれた隆道さんは畳につかまって助かったが、寺も自宅も流された。避難した貸家で、高校生だった長女(23)と長男(21)と川の字になって寝た。3人で手をつないで寝ると、長女は毎晩のように声を殺して泣いた。
このまま気持ちを抑え込むと長女の心が壊れてしまう。深夜、ドライブに誘い、寺の跡地が見える所に車を止めて、一緒に声を上げて泣いた。1週間ほど続けると、長女は少し元気を取り戻した。「お父さんだけでも生きていてくれてよかった」と口にした。
解説
佐々木隆道さんは主運に大吉運21を有するも、副運には波乱運30、加えて三才は【金・木・火】と逆境多難の暗示があることに加え、総運の51数は後年に不慮の災難に襲われる暗示がある。また、外格は配偶者を象徴するが、ここに凶数がある場合は配偶者に病難・災難などの暗示あり。そして隆道さんの妻の宜子さんには主運と総運の凶数と三才の逆境運。父親の広道さんには主運・副運・総運の凶数。母親の隆子さんには前運と主運の凶数と三才の逆境運などがそれぞれあり、これらはみな大きな波乱に襲われる暗示を蔵す。