姓名判断の虎の舞は、五格剖象方を基本とし、姓名の根幹である「天・人・地」三才を重視する姓名判断サイトです。

神戸三宮暴走の男、数年前にも事故か!?

 5月3日の午前11時頃、神戸市中央区のJR三ノ宮駅北側の交差点で乗用車が暴走し、歩行者の男女5人をはねるという白昼の惨事がありました。そして14歳の少女と母親の44歳の女性の2人が頭を打つなどして重傷、残る3人も軽傷を負ったとのことです。逮捕されたのは63歳の男性・澤井国一容疑者で、過去にも複数回の事故を起こしていたとのこと。さて、この男の姓名を占ってみると、やはりそこには強い波乱運・事故運が見て取れました。今回は澤井容疑者とともに、交通事故などを起こしやすい姓名を紹介していきます。  まずは事件の概要を知っていただくため、産経新聞の記事を以下に引用します。  『神戸市中央区のJR三ノ宮駅北側の交差点で車が暴走した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕された沢井国一容疑者(63)=神戸市中央区=は、同市内の高層マンションに居住している。住人によると、過去に複数回の自動車事故を起こし、その後遺症があったといい、「もう車には乗っていないと思っていた」との声も聞かれた。』  『住人らによると、沢井容疑者は妻と死別し、数年前から息子と2人暮らし。40代の女性は「2日ほど前にあいさつしたら、愛想よく返してくれた。物腰のやわらかな、普通のご近所さんといった印象」と話す。別の女性会社員(65)は「息子さんといつも一緒。男手ひとつで一生懸命育てていた」とし、沢井容疑者から、以前は神戸市中央区の繁華街・元町で大きな会社を経営していたと聞いたことがあるという。』  『一方、複数の住民によると、沢井容疑者は数年前に自動車事故を起こしたことがあるという。女性会社員によると、沢井容疑者は「事故の後遺症で頭の手術をしなくてはならない」と話していたといい、「手術後、声がどもり気味になり、手が震えたり顔が揺れたりと後遺症が出ていたようだ。もう車には乗っていないと思っていたのに」と驚いた様子だった。近年も別の事故を起こして足のリハビリをしていたとの情報もあり、つえをつくなどしてゆっくりと歩く姿が目撃されていた。』

姓名にみる事故運とは?

 名前を見れば、事故を起こしやすいか否かがすぐに分かります。このニュースでも何回か事故運を取りあげていますが、それは主に以下のようなものです。
三才において隣り合う五行に「剋」の関係がある
非常に単純です。たとえば三才【木・金・木】など、隣り合う五行に「剋」の関係があれば事故を起こす可能性が高いと言えます。それは五行同士の「剋」には対立や衝突の意味があるからです。虎の舞の鑑定で三才「凶」と出る場合のほとんどに「剋」の関係があります。「剋」は強い順に、【水→火】、【金→木】、【土→水】、【火→金】、【木→土】です。
姓名中に9・19数をもつ
姓名中に9や19数をもつ人は比較的事故を起こしやすいと言えます。それは9系数の性質がせっかちであるということと、この数のもつ逆境運が事故を引きよせるのです。そのため姓名中に9や19数があり、なおかつ三才に「剋」の関係があれば非常に悪いと言えます。反対に姓名中に9系数があっても、三才が良好であれば一生大きな事故なく終えることもあります。
人格・外格関係に「剋」の関係がある
これもよくありません。「事故運」とまでは言えませんが、その兆候はあります。たとえば人格・11数の木に対して外格・17数の金などです。つまり姓名における事故運とは、人格を中心に見た時に隣り合う格に対立の関係があるということなのです。
 ※ただし「事故」といっても、それは交通事故かもしれませんし、仕事上の事故かもしれません。たとえば私の父親は人格・外格関係に金->木の強い「剋」をもっていますが、注意深いせいもあって未だに大きな交通事故は起こしたことがありません。しかし過去、仕事中に誤って大ハンマーで指をつぶされるという災難に遭いました。この時外格の金は大ハンマー、木は指をあらわしていたということです。  それでは、以上のことを踏まえた上で澤井容疑者の姓名を見てみましょう。

非常に強い「剋」をもつ澤井容疑者の姓名

 沢井国一容疑者の三才は【木・土・木】という配置で、澤井容疑者をあらわす人格の土が両側から圧迫されるように剋されています。土に対する木の剋は一つだけならそれほど強くはないのですが、天格・地格両側から剋されることで非常に強くなります。澤井容疑者の場合、特に天格である21数の木からの剋が強く、これが逆境運として働くため、目的があってもなかなかうまくいかず、不慮の災難や事故・病難などに人生を阻まれる暗示があります。また奥さんと死別しているということですが、この暗示は奥さん側にあらわれていたのでしょう。  それと澤井容疑者の総運には33という数があります。この33数は一般的には吉数と見られているようですが、これは運勢が強烈過ぎて凡人には身につかない数であり、『尊栄無比なる極盛の反面には淪落暗黒の極衰あり』と言うように裏面に強い悪運を蔵しており、そのため普通名付けには避けるべき数です。さらにこの33数には、豪毅果断に過ぎるため「暴走」といった意味があり、この運勢が澤井容疑者の事故を暗に引き起こした可能性があります。ちなみに以前、近所で「レーサー」や「飛ばし屋」などと呼ばれていた90代の暴走老婆が高校生をひき逃げするという事件が起きましたが、この事件の張本人加藤ミトリ容疑者が総運に33数をもっています。さらに加藤容疑者は外格に事故運である9数をもち、なおかつ三才に不良を来しています。

過去に事故を起こした有名人達

 それでは最後に、上記で語った姓名中の「事故運」が本当に当たっているのかどうか、実際に事故を起こした有名人達の名前を見て終わりにしようと思います。
菅原薫(俳優、菅原文太さんの長男)
『2001年10月23日、東京都世田谷区北沢の小田急小田原線の踏切内で上り電車に撥ねられ、病院に搬送されたが頭や胸を強打しており、翌24日の午前1時すぎに死亡した。』火・水の衝突はすべての五行の「剋」の中で最も激しい。また人格の水は外格の土に剋されており、さらに総運にも災難を予感させる大凶数がある。
内埜則之(俳優・声優)
『2006年6月11日朝6時頃、東京都武蔵野市吉祥寺の都道でミニバイクを運転中、道路脇のガードパイプとバス停の支柱に衝突、首を強打し搬送先の病院で急逝。28歳没。』主運には大凶数20があり、この水が天格に剋されているのと同時に、地格の火とも剋の関係にあるため極めて悪い。これは「危険運」と呼ばれ、命を脅かす突発的な災難に遭う可能性がとても高い。
横井軍平(ゲーム・クリエイター)
『独立から1年後の1997年10月4日、石川県能美郡根上町(後の能美市)の北陸自動車道上り線で、知人男性が運転していた車が前の軽トラックに追突する事故を起こし、その追突した軽トラックを動かすため車外にでたところ後続の乗用車にはねられ、同日午後9時、搬送された小松市民病院で外傷性ショックのため、56歳で死去した。』三才において水と火の剋があり、加えて前運と総運に大凶数あり。
岩井宏(シンガーソングライター)
『2000年7月24日、交通事故で死去。』外格・総格に9・19数があり、なおかつ人格と地格に木・金の剋の関係がある。この木・金の対立は火・水の剋に次いで悪い。
平仲信敏(プロボクサー)
『2000年3月23日、沖縄県浦添市を車で走行中に事故を起こし、翌3月24日に脳挫傷により死去。31歳没。』三才【木・土・水】は大凶。これは人格の土が天格の木から剋され、さらに土の下に水があるため陥没する恐れある没落運である。
萩原流行(俳優・タレント)
『2015年4月22日、東京都杉並区の青梅街道の道路上でオートバイを運転中に高井戸警察署の護送車に接触されて転倒し、後ろから来た乗用車に胸をひかれ病院に搬送されたが死亡が確認された。62歳没。』人格に大凶数20があり、これが天格・地格双方から剋されている大凶配置。人生において常に労苦が絶えない。また水が剋される場合はうつ病を患いやすくなる。
橋爪浩一(モデル・俳優)
『岩井俊二監督作「PiCNiC」に出演し、TVドラマ『ショムニ』などに出演したが、滞在先のアメリカ合衆国でバイク事故のため死去。享年26。』人格の土は地格の木に突きあげられるように剋されており、なおかつ天格の水を剋している。また、前半生の運勢をあらわす前運には凶数12がある。
山平和彦(シンガーソングライター)
『2004年10月12日夜、東京都足立区の尾竹橋通りでひき逃げ事故に遭遇し、13日未明に死去。享年52。加害者は2005年1月27日に検挙された。』人格の火は天格・地格にある金を剋しており、とても疲労している。この配置は不慮の災難の他に過労・神経症・肺病などの暗示がある。
若松孝二(映画監督)
『2012年10月12日午後10時15分ごろ、東京都新宿区内藤町の横断歩道のない都道を横断中、左から来たタクシーにはねられて腰などを強く打った。当初の報道では命に別状はないとされていたが、実際には病院搬送時から意識不明の状態が続いており、17日午後11時5分、入院先の病院で死去した。76歳没。』前運に9数あり。また人格の土が天格・地格の水を剋しており多難、没落あり。さらに総運にも大凶数28があり、意気消沈の趣がある。
平子茂(競輪選手)
『2009年4月23日、岡山市南区藤田の国道30号上の横断歩道を歩行中に交通事故に遭い、病院に運ばれたが全身を強打しており、死去した。』主運に凶数14があり、この火が天格の金と剋の関係にある。また後半生の運勢を司る総運には事故・災難運19数がある。
長良じゅん(芸能プロモーター)
『2012年5月2日午後12時30分(現地時間、日本時間では5月3日午前7時30分)、長良は旅行先のアメリカハワイ州のゴルフ場「ワイアラエ・カントリークラブ」にてプレー中にゴルフカートの運転中にハンドル操作を誤って溝に突っ込みカートごと転落、すぐに救出されて救急搬送されるもまもなく死去した。74歳没。』人格には大凶数10があり、これが天格の土に剋されているため不慮の災いを招きやすい。また出生名である神林義忠にも剋の関係がある。
斎藤恭央(桜塚やっくんの本名)
『2013年10月5日、やっくんは山口県美祢市東厚保町の中国自動車道下り線、伊佐パーキングエリア付近で、自らがハンドルを握ってトヨタ・ハイエースを運転していた際に中央分離帯に衝突する単独事故を起こし、車外の路上へ出たところを後続車にはねられた。やっくんはその後病院へ搬送されたものの、同日18時16分には心臓破裂により死亡が確認された。37歳没。』主運の木は天格の金に剋されている。この金と木の対立は、金が「金属」や「岩石」をあらわすことから、何か硬いものとぶつかる悪い暗示がある。さらに外格・総格にも凶数があらわれている。
 ※ただし、先天運において非常に悪い暗示があらわれている場合には、姓名万全でも若くして事故死することがあります。

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