NHKの女性記者が過労死!その姓名にあらわれた悪運とは
皆さんこんにちは。虎の舞管理人の青山昂史です。この虎の舞ニュースの更新は2017年6月10日ぶりとなりますが、久しぶりに新しい記事を投稿しようと思います。今後の方針としましては、その者の先天運を占う四柱推命、そして後天運をうかがう姓名判断、そのいずれもが単独では子細な運勢判断ができないという私自身の考えから、できる限り姓名判断と四柱推命の二つを駆使して運勢判断を行っていきたいと考えています。しかし、当然のことながら正確な生年月日時が分からない場合や、生まれた日すら分からない場合も多々ありますから、主には姓名判断を軸とした記事になるでしょう。しかしそれでも、暗に先天運という目に見えない運勢(エネルギー)が誰をも支配しているということを、うっすらとでも意識していただければ幸いです。
さて、NHKの記者だった佐戸未和さん(当時31歳)が平成25年7月に過労死した問題で、NHKが4年も経ってからこの事件を公表したことが問題になっています。NHK側はこのことについて、『遺族側代理人から、家族が公表を望んでいないと聞いていた』としましたが、しかし佐戸さんの父親はこれを事実無根としており、NHKのブラックな隠蔽体質が透けて見えるようです。ある識者はこの問題について、『マスコミ業界が時代の変化に対応できずにいることで、そのしわ寄せがすべて取材現場にもたらされているという構造的な問題の「犠牲」になったのである。』という指摘をしていますが、ではその犠牲者はどのような悪運を姓名にもっていたのか、早速見ていきましょう。
佐戸未和さんの基本的な性質
佐戸未和さんの姓名をご覧下さい。まずはじめに注目すべきはその者の性格や特質を物語る人格です。佐戸さんの人格には9数・陽水がありますが、これは佐戸さんがとても活動的かつ頑張り屋であることを教えています。もちろん、本人にとっては特に頑張り屋であるという意識はないのですが、この陽水を特に人格に有する者は留まることを知らない活動的な人物ですから、周りからみると恐らくは頑張り屋に見えるでしょう。中にはガツガツしていると映る場合もありますが、これは陽水の人は非常に頭の働きが鋭く、自分の考えでどんどん仕事を進めていく傾向があるからです。 ですから、この陽水を姓名にもつ人は、そうでない人と比べても働き過ぎ・過労に陥りやすいということが言えるでしょう。特に、NHKの関係者が『記者の仕事は個人事業主のようなもので、休憩も出勤時間も自由にできる』と言ったように、本人の裁量で仕事の判断が多くできる場合は、自らを追い込んでしまうということもあるかもしれません。そしてこの陽水の性質から推測すると、佐戸さんができることは何でもやろうという気概をもって、積極的に仕事に取り組んでいたことが想像できます。 しかし、このような優れた知の働きや行動力という特質をもつ陽水も、他格に活かされなければ本当の意味で自分の力を発揮することは難しいのです。概して人格に陽水を有する者は、上記で記したように非常に活動的かつ主体的ですが、三才配置や人格・外格関係によってその運勢や境遇には天と地ほどの差が出てきます。天と地ほどの差などと言うと、中には『それは言い過ぎだろ』と言いたくなる人もいるかもしれませんが、姓名だけで見ればそれくらいの運勢の開きがあらわれてくる場合があるのです。しかし当然先天運に加え、自らの修養や考え方も運勢を支配するわけですから、総合的に判断をすれば、むしろ名前が悪い人の方が成功している、なんて事例も出てくるわけです。(また、『凶数が傑物を生む』なんていう話もあるくらいです。) ここで少し話が逸れますが、非常に大切な話ですので少しお付き合いください。概して多くの占い師は、目に見えない運勢というものが全てを支配しているかのような物の言い方をすることがありますが、そんなことはないのです。むしろ多くの事例を見ていると、その者の考え方や修養が運勢を開いていくという事例が沢山見られることに気づきます。こんなことを言うと、『じゃあ占いは意味ないんじゃない?』と白けられるかもしれませんが、しかし真に自分の運勢を良くしたいと考えるならば、四柱推命や姓名判断といった占いだけではなく、まずは自分の心や考え方、そしてさらには行動の仕方を変えていくということにも目を向けることで、さらに自分が望む幸福な人生に生きられるということなのです。 このことは、著名な手相家である西谷泰人先生も言っています。多くの手相家が手相は変わらないと言い張る中、彼は沢山の手相を見る中で、その線がわずかに変わっていくという事例を何度か見たそうです。そして、考え方が変われば手相も変わるということを主張しています。以下で紹介する彼の著書では、冒頭の文章に『未来は自分で創ることができます。ですから、より良い未来を創る努力を続けていると、手相はどんどん良い相へと変わっていきます。』と語られており、私もこれに非常に共感するところです。 というのも、西谷先生は概して左手が先天運、右手が後天的な運勢や出来事を象徴すると言っておられますが、私の手相は左手と右手が随分と異なっており、右手の方が明らかに良い線が沢山あるのです。左手には障害線という人生に邪魔が入る横線が幾つかありますが、右手には良い運勢をもたらす開運線や太陽線などの縦線が多くあらわれています。自分で努力してきた、なんて言うつもりはありませんが、常に前向きに建設的に生きていこうという意識はもっています。このことが右手の手相にもあらわれたのだ、やはり後天的な考え方や努力といったものが手相に刻まれるという西谷先生の主張は、正しいのだと自分で自分の手相を見て理解したわけです。 ただ、考え方が変わったからといって、名前が変わっていくなんてことはあり得ません。しかし、上記のようなポジティブな考え方で人生と向き合った場合には、たとえ姓名暗示が著しく悪くとも、それをかなり緩和することができるということを知っておいて欲しいわけです。ですから改名を行う場合にも、そのような自分が未来を建設するのだというポジティブな思いでその後を生きるのであれば、これはもう素晴らしい結果を生むでしょうし、逆に消極的な、何の努力をせずとも名前だけ変えれば夢のような人生が手に入るというような安易な考えでは、運勢向上は大して見られないということです。(恐らく皆さんも、先天運や名前が良くても、それほど良いように見えないという人を知っているでしょう。)ですから、総合的には先天運・後天運、そしてさらには自身の考え方や行動の仕方が運勢、つまり事象の結果として厳然とあらわれてくる、ということを改めて強く言っておきたいと思います。 西谷泰人先生の著書『的中手相術―手相書の決定版 入門から応用まで』です。興味のある方はご一読ください。人格と外格の関係が環境運を暗示する
さて本筋に戻りましょう。佐戸未和さんの人格は9数・陽水でしたが、この水が他格とどのように関わっているかを知ることによって、彼女の運勢の良し悪しが分かります。そこでまずは外格に注目します。外格は環境運を司ると言いますが、外格そのものが環境運を司っているという考えはやや誤解があります。正確には、外格そのものと、人格と外格との関係(さらには先天運との兼ね合い)が環境運を物語ると言えます。佐戸さんの外格は15数・陽土で、円満・福徳のある大吉数ですから、外格だけを見れば環境運非常に良好となるのですが、これも三才配置と同様、数の吉凶は隣り合う格との相生・相剋関係によって大きく変わってくるのです。 つまり人格の9数・陽水に対し、外格の15数・陽土は相剋関係ですから、この関係は概して良くありません。具体的には、どのような相剋か?ということが問題になりますが、この陽水-陽土の関係としましては、陽土が陽水を一方的に剋すという関係です。この相剋関係には、相生・相剋・沖といった概念がありますが、厳密には相剋は一方が一方を剋すこと、沖は互いが互いを剋し合うということで分けられます。ただ、便宜上相剋と沖を含めて相剋と言ってしまうことはあります。そして陰陽の属性を見ますと、陽と陽の相剋は最も強いですから、佐戸さんの場合は人格が外格に強く剋されると分かります。 それでは、この外格が人格を剋すケースでは、具体的にどのようなことが起こるのか?ということですが、これは環境運が自身の身の回りに起こる事・あるもの全てを捉えていることから、特に家庭や職場で悲惨な、或いは過酷な環境に遭遇しやすいと言えるでしょう。例えば職場では、移動や転勤が多い・大変な職場への転勤・過酷な労働環境・良い同僚に恵まれない・同僚からの助けが得られない・パワハラを受けるなどなどです。そして外格が人格を強く剋しているわけですから、言い換えれば環境に自分が剋される、つまり労働環境がひどく過労に陥りやすいとなるわけです。 また、注意すべきは他格があらわす人間関係です。外格は同僚をあらわしますから、同僚との人間関係に注目します。産経新聞には以下のような記事がありました。 法要の際にさらに追い打ちをかける場面があった。弔問に訪れたNHKの元同僚に対し、佐戸さんの母親が「未和はわが家のエースでした」と話すと、元同僚は自分の手帳を見せながら「要領が悪く、時間管理ができなくて亡くなる人はエースではない」と返してきたという。
産経ニュース『31歳NHK女性記者はなぜ過労死したのか「要領悪く、時間管理できない」心ない言葉浴びた両親』より
そして佐戸さんの父親はこんなことを話しています。『チームとして問題がある。普通の会社の組織であれば、若い女性社員が連日連夜の残業、土日出勤がずっと続けば、誰かが協力して助け合うはずだ』。つまりこのような環境を、人格・外格関係が暗示していると言えるのです。外格が同僚を象徴し、その外格が人格(佐戸さん)を剋しているという事実は、言い換えれば同僚から批判や攻撃を受ける、または同僚からの助けがないと解釈することができます。