バイオリニストの女性が車にはねられ死亡！本名・活動名の位相と先天運とのバランスについて解説

交通事故2025-03-18

きのう夜、千葉県印西市の国道で道路に倒れていた28歳のバイオリニストの女性が車にひかれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

きのう午後10時ごろ、印西市草深の国道464号で、「路上に倒れていた人をひきました」と車を運転していた自営業の女性（42）から110番通報がありました。

警察によりますと、近くに住む遠藤有沙さん（28）が女性が運転する乗用車にひかれ、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

現場は歩道のない2車線の国道で、遠藤さんは左側の車線に倒れていたということです。

遠藤さんは池田有沙さんの名前でバイオリニストとして活動していました。

警察は、事故と遠藤さんが亡くなった因果関係も含め詳しい状況を調べています。

引用：テレ朝ニュース

解説

『道路に倒れていた28歳のバイオリニストの女性が車にひかれ、搬送先の病院で死亡』するという衝撃的なニュースが入ってきました。そもそもなぜ人気の無い道路に倒れていたのか？という疑問がありますが、まずは遠藤さんの姓名構造を確認してみましょう。

活動名は中吉、本名は凶構造

記事にもあるように、死亡した遠藤さんは、【池田有沙】という名前でバイオリニストとして活動していました。下記のページに、生年月日とともに受賞歴等が掲載されています。

Musician Clippy【Arisa Ikeda】

【池田有沙】の姓名構造

天格・12・木｜人格・11・木｜地格・14・火｜外格・15・土｜総格・26・土
三才【木・木・火】

上記は遠藤さんの活動名です。四大運は人格に11数・陽木を有し、三才が【木・木・火】と相生するため、意志が強く努力家であり漸進的な性情です。また、成功運・基礎運ともに恵まれた構成であるため、順調な発達・成功運を得ることになり、それが数々のコンクールでの受賞歴といったこれまでの結果に繋がっていると言えるでしょう。

ただし地格に家族縁の薄い14数、総格に孤独・波乱的凶数である26を有する点はマイナスであり、その暗示は彼女の心に影を落とした可能性があります。凶数が忌神である場合は特に、その凶意が出やすいと言えるでしょう。

また先天運とのバランスでは、木と火は遠藤さんの喜神であるため、この三才配置自体は素晴らしいと思います。しかしながら、より精密に先天運を観察すると、先天運において忌神が大過し、なおかつ大運にも忌神が巡っていた遠藤さんにとっては、最良とは言えない構成なのです。この点については、後ほど解説致します。

【遠藤有沙】の姓名構造

天格・38・金｜人格・27・金｜地格・14・火｜外格・25・土｜総格・52・木
三才【金・金・火】

上記は本名の構成で、ちょうど活動名と天格・人格が金に入れ替わった配置となっています。人格には刑罰殺傷等事件に関わる（巻き込まれる）ことの多い不穏な大凶数27があることに加え、三才の暗示は【基礎不安にして災難・病難の凶兆あり、努力型だが次第に悪運巡り地位や健康を損なう恐れあり】というものですので、事件性も疑われます。

しかしそれ以外にも大きな問題があります。

遠藤さんの現在の忌神が水・金・土であるということです。つまり本名には忌神が三つあり、喜神よりも優勢となっているのですが、現在忌神が大過している遠藤さんにとってこの姓名構造は『凶事を免れない』とさえ言えるものです。また現在大運で旺じている金（印）は、大過すると精神的に苦境に陥り神経を病む等の暗示があり、自殺を予感させる干（五行）でもあります。

なお、たまに勘違いされている方がいるのですが、ただ姓名に喜神が沢山入っていれば良いというわけではなく、先天運と姓名との五行バランスには様々な段階があります。日干の強弱や忌神の度合いによって、喜神がすべての格に必要なのか？それとも二格程度に入っていればよく後は五行バランスを重視すべきなのか？といったように、各々の先天運によって大きく分けても3段階程度の違いが生じます。

これに大運の動向を加えることにより、さらにその段階というものが複雑に細分化されます。つまり何が言いたいのかというと、先天運の喜神・忌神を知っているだけでは、良い命名はできない（可能性が高い）ということです。

上記について遠藤さんの先天運を考察した結果、現在は極端に忌神のエネルギーが強まっていました。つまりこのようなケースの場合、先天運と姓名とのバランスを取るためには、姓名の方で喜神を極力強める、ということが必要となるのです。反対に、忌神であってもそれほどエネルギーが強くない場合は、五行バランスを重視して選名を行う方が良いこともあります。

遠藤さんの最良名（活動名）とは？

【池田有沙】の姓名構造

天格・12・木｜人格・11・木｜地格・14・火｜外格・15・土｜総格・26・土
三才【木・木・火】

上記の活動名を元に最良構成を考えてみましょう。木・火が喜神だというと【木・木・火】という三才で間違いないというように思うかもしれませんが、上記の構成だと外格と総格に忌神の土が入ってしまいます。三才【木・木・火】構成には、私の名前のように五格すべてに木・火が入るパターンもありますが、これは天格（姓）との兼ね合いで決まります。

したがって現在忌神が極めて強く、極力木・火のエネルギーを必要とし、なおかつ忌神は排除すべき場合においては、上記構成は最良とは言えないのです。姓名は一格で5程度のエネルギーをもちますので、忌神の土が+10程度のエネルギーをもつことになり、これが当然の如く先天運とのバランスを崩してしまうのです。

そして土は池田さんにとってどのような意味をもつでしょうか？これは先天的に忌神の官殺ですので、攻撃を受けるとか災難を招くとか病難を招来する等の暗示があります。

そこで池田姓の場合はどのような構成が良いのかというと、【木・木・木】とすべきです。理由は第一に遠藤さんの用神が木であること、第二に池田姓で【木・木・木】とすることにより、五格すべてに喜神が入るからです。下記構造をご覧ください。

【池田[6][5]】の姓名構造

天格・12・木｜人格・11・木｜地格・11・木｜外格・12・木｜総格・23・火
三才【木・木・木】

上記のようにすることで、喜神である木・火のエネルギーの総量が大きくなり（25）、先天運とのバランスが取れます。もっとも、本名の構造が悪く活動名の吉祥を相殺してしまう暗示があるため、本名においても通名をもつことがベストにはなります。ただし上記の構成では、特に仕事（バイオリニスト）で力をさらに発揮でき、成功運もより高まることになります。

遠藤さんの先天運について詳しくは、四柱推命旺にて近日中に解説を致しますので、そちらをご参照ください。