腰痛のため米ツアーを欠場していたゴルフの石川遼選手が今月20日、自身のホームページを更新し、現在の様子や体の状態を報告しました。以下は彼のメッセージの一部です。『さて自分自身、離脱してから1ヶ月以上経ちましたが、みなさんに現状報告をします。病院での診断は腰椎椎間板症で、椎間板ヘルニアの一歩手前でした。』さらに石川選手は、『こんなに試合を離れたのは初めてなんですが、今は離脱前よりいかに総合的に強くなって試合に戻るか考え、今できることから取り組んでいます。』などと語り、一歩一歩着実に改善し、メジャー優勝という目標に向かっていきたいと語っています。そんな石川遼選手ですが、彼の姓名を見てみると、やはりそこには病難の暗示が見て取れました。今回は病難を「椎間板ヘルニア」に絞り、石川選手だけでなく、それに悩まされている有名人の姓名と運勢との関係を明らかにしていこうと思います。
まず、石川選手が今回診断された「腰椎椎間板症」や「椎間板ヘルニア」といった病気が、どのような五行に難がある場合に起こりやすいのかを説明していきます。ところで椎間板ヘルニアとは、
『背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が変性し、組織の一部が飛びだすことをいいます(ヘルニア=何かが飛びだすこと)。このとき、飛びだした椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。この症状を※坐骨神経痛といい、椎間板ヘルニアの代表的な症状となっています。(椎間板ヘルニア|発症原因|治療法|保存療法|手術療法より)』のように説明されています。
五行論で「骨」をあらわす五行は水です。したがって
「水」およびその水を生じる
「金」に難がある場合に、「椎間板ヘルニア」を発症しやすいということが言えるのではないかと思います。早速検証してみましょう。(ちなみに脱腸が原因である「鼠径ヘルニア」は「金」および「土」の五行が圧迫されている場合になりやすいと言えます。)
『椎間板ヘルニア1歩手前』、石川遼選手の名前
石川遼(24歳)選手は主運に病弱数である22数をもつため、これだけで既に病難の暗示があるのですが、それに加え三才配置は【金・木・水】となっており成功を強く抑圧される暗示があります。またこれは同時に病難の暗示を示唆しており、石川選手の場合は木と金の五行に難があることが分かります。先ほども述べたように骨は「水」であり、水は金に生じられるため、金の五行に難があると水を生じることができなくなるという理屈です。また同時に五行「木」には筋肉や神経などの意味があるため、圧迫された木の五行も今回の「腰椎椎間板症」に一役買っているかも知れません。とにかくこれは強い逆境と病難の暗示ですから、石川選手は今後数々の苦難に遭遇することになります。
ところで、以前ある人が旧字体で占った場合の石川遼選手の姓名暗示を見、『これは全く当たっていない。こんなに成功・活躍している人の名前がこんなに悪いわけがない』というようなことを語っているのを見たことがありますが、これは正しい解釈ではありません。というのも、20歳前後の成功運を見る場合は天格・人格関係よりも人格・地格関係に目を向けなければならないからです。石川選手の人・地関係は【木・水】の相生であり、しかも前運は19数ですから、時に著しい活躍を成す可能性を秘めます。これはフィギュアスケートの
羽生結弦選手や、スキージャンプの
髙梨沙羅選手にしても同じことです。また社会的成功という面だけでいえば、先天運が強く行運が恵まれていれば、姓名暗示が著しく悪くても成功する人はいます。特に20歳前後では姓名の暗示力はまだ弱いですから、姓名よりも先天運を重く見なければいけません。
『軍師官兵衛』撮影中に椎間板ヘルニア、江口洋介さんの名前
俳優の
江口洋介さん(48歳)はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で信長役をやっている時、椎間板ヘルニアによる腰痛から撮影を3日ほど休んだそうです。その名前は三才【水・火・火】となっており、天格の水が人格の強い火にさらされ水が干上がっている様子が見て取れます。このため、江口さんは「火」や「水」の病を患いやすいということが言えます。特に「火」の五行は心臓・脳など生命活動の中心を担う五行ですから、これが強く圧迫される水と火の沖剋関係は健康を特に害しやすいと言えます。江口さんの場合は外格に11数の木があり、これが吉数であると同時に火を助けているため凶事を吉と化す作用があるといえども、突発的な災難・病難などを憂慮すべき凶配置です。
「椎間板ヘルニア」や「坐骨神経痛」に悩む出川哲朗さんの名前
お笑いタレントの
出川哲朗さん(52歳)は『2006年頃から椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などを患い、2007年頃になると歩行時には杖を使わなければならないほど悪化した。』とあり、2008年に手術をして完治したように見えたものの、2009年には椎間板ヘルニアの再発が確認されています。その三才は【金・火・木】となっており、人格の火に天格の金が剋されているのが分かります。この火は地格の21数・陽木に生じられる強い火ですから、金はとても弱っています。また同時に出川さん自身をあらわす人格の火も、金を剋すために相当疲労して弱っていますから、多くは過労・神経症などに見舞われることになります。特に病難を起こしやすい部位としては、肺や心臓・脳などに注意を要します。
数々の病難に悩まされ続ける和田アキ子さんの名前
歌手・タレントの
和田アキ子さんの姓名は、前述した出川さんよりも一段凶暗示が強いです。最も重要である三才は【火・金・金】であり、和田さん自身をあらわす人格の金が天格の火に強く剋されています。「強く」と言ったのは、天格・人格ともに陽(+)だからです。また外格にも14数の火があることから、金はとても疲労しており、これにより数々の病難を発する恐れがあります。実際に和田さんは椎間板ヘルニアをはじめとして、子宮がんや声帯ポリープ、最近では免疫が自分の体の一部を敵と思って攻撃してしまう恐い病気、シェーグレン症候群を患っているという話もあります。ちなみに子宮がんは水や金の五行に難がある場合に起きやすく、声帯ポリープは金や土の五行に難がある場合に起きやすいとされますが、後者は歌手という職業も原因となっていることは言うまでもありません。
「椎間板ヘルニア」と「坐骨神経痛」を発症した鈴木拓さんの名前
お笑いタレントの
鈴木拓さん(40歳)は、2008年に「椎間板ヘルニア」と「坐骨神経痛」を発症し、入院しました。その三才は【金・火・水】であり、これまでで最も病難の暗示が強い配置です。まず天格・人格関係である金・火が剋の関係であることに加え、人格・地格関係である火・水も剋の関係ですから、金・火・水三つの五行が互いに攻撃し合っている形で、これら三つの五行すべてに難があると言えます。それでも外格に木があれば少しは助けになるのですが、これは弱い火でしかも凶数ですから、病難の暗示を強めます。また総運の26数も晩年病難運です。この三才で最も弱っている五行は「火」で、次いで「金」「水」です。すなわち鈴木さんは「火」が司る心臓や脳、血流などに関わる病気に最も注意しなければなりません。ただし、鈴木さんのように三才すべてに難がある場合は、五行の気が明らかに滞りますので、あらゆる病気に罹りやすい暗示があります。
椎間板ヘルニアを患い、最後は肺がんで亡くなった峰岸徹さんの名前
俳優の
峰岸徹さん(享年65)は、2008年に椎間板ヘルニアの手術準備の時に肺がんが判明し、惜しくも65歳という若さで亡くなりました。以下はウィキペディアの記述です。
『2008年4月、元々悩みの種であった椎間板ヘルニアから来る腰痛の症状が悪化した事を理由として6月に出演が決まっていた舞台公演からの降板を発表していた。実際には3月に腰痛の手術準備で検査入院した際に肺癌であることが判明、それが腰にまで転移しておりすでに切除手術が出来ない状態との告知を医師から受け入院、5月から6月に抗がん剤投与、放射線治療などの闘病をしていた事が真の降板理由であった事が7月に公表された。』
その三才は【金・火・土】となっており、外格の木に生じられた強い火が天格の金を剋しているのが見て取れます。また金の五行があらわす臓器は「肺」であり、これに難があれば当然肺がんや肺炎などを患う可能性が高くなります。
三才に難あれば常に健康を害する暗示がある
というのも、五行は木->火->土->金->水->木->火...というように循環を繰りかえしていますが、たとえば火が剋されてひどく弱まっている場合は当然土が弱まる、土が弱まれば金が弱まる、金が弱まれば水が弱まるといったように、互いに密接に関連していますので、どれか一つの五行に難があるだけで全身の気の流れがスムーズにいかなくなり、結果健康を害しやすくなるのです。ですから三才に難がある場合は特に健康に問題が出やすく、一つ良くなってもまた一つというように、次から次へと病を発する暗示があります。またこれといった病気がなくても、年中なんとなく体調が優れないといったことも起きやすいでしょう。そしてこれは体だけではなく、心も同じです。三才に難があれば心身共に不調を来しやすくなるのです。
ちなみに私の父・義父ともに椎間板ヘルニアや座骨神経痛をやっているのですが、二人とも姓名において
「金」の五行に難があります。※ただし、運勢から子細に健康問題をうかがう場合は、姓名だけでなく必ず先天運もあわせて見なければいけません。