【43】の運勢
才能に恵まれ頭もよいのだが、意志と気力の弱さから物事を貫徹しがたく、失敗や挫折をくりかえす傾向にある。また表面は幸福のように見えても、実際は苦労が多いため心も不安定になりやすく、意識は散漫になりがちです。そのため焦点が定まらず集中力に欠け、何事も薄弱の趣きあり。また散財運ともいわれ、浪費や色難の兆があるので、普段の生活をよく律することが大切です。
43 - 格別の運勢傾向
以下に主運・前運・副運・総運別の運勢傾向を解説致します。概して主運(人格)、前運(地格)、副運(外格)、総運(総格)となりますが、一文字名の場合は地格と前運の数が異なるため、すべて運勢として表記しております。また総運以外に50以上の数をもつ人はほとんどいませんので、50以降は総運のみを解説しています。
総運が43の場合の運勢傾向
散財・散漫・薄弱といった数意のある凶数です。特に散財運といわれ、その遊び好きで計画性のない性質が衰退を招くという運勢です。また意力・気力ともに弱い傾向があり、何事においても散漫な傾向があるため、挫折や失敗を繰り返す傾向にあります。大体外見は幸福に見えるものの、内実は火の車といったことが多く、晩年は特に衰退運となります。特に後年は怠惰に陥りやすいという暗示がありますから、常に気力を振起して何事も堅実を心がけることによって、波乱を回避して吉運を得るでしょう。事業運としても、散財運という数意から、財政面で困窮しやすいという暗示があります。また、三才や他格構成が悪い場合は大きな波乱運となりますが、良い場合は大きな災いはないでしょう。女性も身を持ち崩しやすい運勢です。
総運は総画とも言われ、後半生に運勢を司ります。大体35歳頃~晩年期の運気をあらわしますので、総運に凶数があると後半生は衰運となる傾向があります。また、総運は総合的な運勢として、その人の達成運や成功運にも強く関わってきます。
主運が43の場合の運勢傾向
明るく活発な性質ですが、何事においても散漫で薄弱なため、外見良くも内面は空しく、また中途挫折や失敗の暗示があります。頭が良くすぐれた才能をもっていても、このような薄弱的性質から失敗を招く暗示がありますから、何事も計画性をもって行なうことが開運の鍵です。三才が良い場合は運気は概ね安定しますが、三才が悪い場合は薄弱・散漫といった面が強くあらわれる傾向があります。
主運は人格とも言われ、その人の性質と中心的な運勢を示す最も重要な部位です。大体20歳以降に強く発現し、一生の運勢を左右します。また、天格や地格との関係で、基礎運や成功運といった境遇運にも影響を及ぼします。
前運が43の場合の運勢傾向
散財運と言われる運ですので、前半生においては困苦欠乏の境遇に陥りやすいと言えるでしょう。薄弱・病弱の傾向もあるため、健康にも不安があります。外見は幸福そうに見えるものの、内面に破れを生じやすい運ですから、前半生は家庭の事情で辛い目にあったり、厳しい環境に置かれる暗示があります。ただし、三才や他格構成が良い場合は順調に発達し、徐々に運勢に恵まれてきます。反対に三才に難がある場合は人生において波乱が多くなる暗示があります。
前運は名前の総格数です。前運が地格と異なるのは、一文字名の場合において、前運が名前の総格数であるのに対し、地格は名前の数+霊数で計算します。大体、0歳~35歳くらいまでに強い影響を与える部位です。
副運が43の場合の運勢傾向
薄弱・散漫の性質傾向があり、人からなかなか信用されない運勢です。何事においても消極的なところがあり、対人関係においても損をしがちですから、協調性をもって積極的に人と関わると良いでしょう。対人関係には恵まれにくい運勢ですが、誠実さを心がけることで吉となります。環境運としても波乱が多いですが、もし人格が木・火・土の場合は相応の吉祥あり。反対に人格が金・水の場合は波乱が多くなり、人間関係でも対立的関係に陥りやすい暗示があります。
福運は外格とも言い、その人の運勢の外的な側面を象徴します。たとえば、環境運・家庭運・対人運などがそれです。ですから外格に凶数があると、仕事や環境の面であまり恵まれなかったり、家庭においては孤独に陥ったりといった暗示があります。
43 - 性質・性格
五行 | 陰陽属性 |
---|---|
火 | 陽(+) |
本質的な性格の説明 | |
その性質は太陽や炎にたとえられます。基本的に明るく寛大な性質をもつため、人から好かれやすく、友人を得やすいという長所をもちます。活動的かつ知力旺盛であり、物事を素早く処理する知力と手腕とを有し、弁舌に長ける人も多いでしょう。しかしその反面、気持ちが燃えあがりやすいため何事も急進的・急激的に行う一面があり、感情を抑えるのが苦手で短気な人が多くいます。また、炎は風にあって動揺し、雨に打たれて弱まるといった性質同様、やや耐久力が不足していることは否めません。これら炎の性質を決定するのが三才配置です。その配置が良ければ性格もバランスの良いものとなりますが、火が多すぎれば短気かつ急進的に過ぎ、逆に火が弱まっている場合は明るさが破れ、一種沈鬱的な性格傾向となります。概して人格に23・33数を有する人は頭領的な素質を多分にもっており、リーダー的な役割を担うことが往々にしてあります。 | |
性格的な長所 | |
明るく寛大な性質は非常に良い点ですから、それを伸ばすことで対人運が自然とあがります。また知力が優れているため、物事に対する理解力・吸収力が高く、勉学に際しては大きな発達力を秘めています。弁舌に長ける人も多く、人前で喋る仕事も向いているでしょう。 | |
性格的な短所 | |
物事に激しやすい短気な面がありますので、感情を抑えるように努めることが必要です。また動作が素早く急進的な点は美点でもありますが、それが過ぎれば物事への対処が雑になってしまいますので、一つ一つの物事を慎重に行うように心掛けると良いでしょう。 |
43の数を姓名にもつ有名人
主運・副運・前運・総運、それぞれに43の数をもつ有名人をランダムに表示しています。