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『紀州のドン・ファン事件公判』須藤被告と死亡した野崎さんの姓名にあらわれた凶暗示とは?

殺人・殺人未遂2024-11-13

『紀州のドン・ファン』と呼ばれた会社経営者・野崎幸助さん(当時77)が自宅で死亡していた事件で、殺人罪に問われている元妻・須藤早貴被告(28)。11月11日、2回目となる被告人質問が和歌山地裁で行われ、同被告が証言台に立った。

 野崎さんと須藤被告は2018年2月に婚姻届を出して夫婦となったが、同年5月24日に野崎さんは死亡。自宅2階の寝室で意識を失っているのを発見したのが須藤被告で、野崎さんの死因は急性覚醒剤中毒だった。

 検察側は今年9月に開かれた初公判での冒頭陳述で、須藤被告が「莫大な遺産を得るために完全犯罪をたくらんだ」と指摘。一方で無罪を主張した須藤被告は、被告人質問初日となった11月8日、「性交渉がうまくいかない野崎さんから覚醒剤購入を求められ、従った」と驚きの主張をしていた。売人との接触を認めつつ、後日野崎さんから「あれ(被告が渡した覚醒剤)はニセモンや」と言われたと主張していた。

引用『《この国のマスコミはどうかしてる》須藤早貴被告「覚醒剤証言の変化」背景にあると主張した“人への不信感”【紀州のドン・ファン事件公判】』(NEWS ポスト・セブン)

解説

2018年に起こった上記の事件、今年の12月に行われる判決に注目が集まっています。今回は事件の中心人物である須藤早貴被告と、死亡した紀州のドンファンこと野崎幸助さんの姓名構造を見ていきます。

野崎幸助さんの凶暗示について

まずは野崎さんの姓名構造からです。

【野崎幸助】の姓名構造

天格・22・木|人格・19・水|地格・15・土|外格・18・金|総格・37・金
三才【木・水・土】

まずは人格19数・陽水についてですが、才知鋭敏にして秀でた行動力と実力あり、また天格・陰木と人格・陽水の関係は成功運最良であり、これまでの野崎さんの成功を裏付けています。

ところが三才は【木・水・土】と人格が地格に剋されていることが分かります。この配置は『外見安穏に見えて内実困苦あり、突如凶事に巻き込まれるなど急変の兆し』で、特に人間関係では目下の人間から足下をすくわれたり、攻撃を受けたりする暗示があります。

通常配偶者は外格に象徴されますが、結婚後数ヶ月での出来事ですので、二人の関係性を人格・外格で判断することは難しいと考えています。また記事を読むと、須藤被告は結婚を『お金のため』と明言しており、配偶者として意識はしていなかったようですので、この点も考慮しています。

そして野崎さんの先天運・大運においては事件当時、目立った凶暗示が見られないことから(姓名と先天運とのバランスもまずまず良い)、今回の事件に関係する凶暗示は、野崎さんの三才構造にあると判断できます。

さらに人格・水、地格・土は女難の相も含んでいますので、女難の相(年下)+急変災禍の暗示と考えることができます。またこの配置の気質は好き嫌いが激しく、特に年下の人間と反目・対立しやすく、恨みを買いやすい点があります。

ちなみに報道では『野﨑』と表記されることがありますが、その場合も三才構造は同じです。

須藤早貴被告の凶暗示について

つづいて須藤早貴被告の姓名構造を見ていきましょう。

【須藤早貴】の姓名構造

天格・33・火|人格・27・金|地格・18・金|外格・24・火|総格・51・木
三才【火・金・金】

須藤被告は一見すると柔らかそうな人柄にも見えますが、金が重なっていますので、内実は剛毅なタイプです。特に火が強い金を剋すと金は強情・性急・短気タイプとなり、『自我心強く内外で対立・不和の暗示ある非難運なり。遭難・孤独の意強く不遇なり』という暗示が出ます。

また人格は自我突出型・刑罰殺傷の暗示ある凶数27であるため、内面には攻撃性や怒気を秘めていることが分かります。

さらに三才は【火・金・金】であり、特に年上の人間と相剋・反目しやすい暗示が出ているのです。ただし陽金は陽火に剋(冲)されていますので、これは野崎さん(天格)に対してはっきりとは言えない、しかし強い不満があることを示しているようです。

それを裏付けるように、須藤被告の証言を読むと、野崎さんに対して不満を抱いていた(見下していたと取れる箇所も)ことが透けて見えますが、それもこの配置なら当然と言えば当然です。

もちろん私は須藤被告が容疑者だと決めつけているわけではありません。ただ姓名構造を読む限りでは、自我心が強く不満を抱きやすい暗示が見られることから、事件に何らかの形で関わっているのではないか?と推測しています。

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